柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

Valeryさんとの再会

2006年02月07日 | アマチュア無線
 昨晩のこと、9時半を過ぎた頃いつものようにローバンドのワッチ。
 
 Top Band 1.9MHzで九州の局と通信。
Calsatを立ち上げて「VO-52衛星の軌道と時間」を確認。まもなく通信可能な時間が来るようだ。
Rig(通信機)のスイッチを入れて衛星モードにして待機する。
私の方から衛星へは435.260MHz、予定では衛星から145.884MHzあたりに私の電波が帰ってくるはずである。

 幸い自分の電波はすぐに確認できた。さあ、変化する衛星からの電波を捉えながらのCQ(どなたか応答願います)を出す。この操作がたまらないのである。
今宵は衛星の軌道がよくてダウンリンクがとても強かった。
しかし、おわってみれば2局との交信で終わった。

 お風呂前にもうちょっとというわけで、3.5MHzを聞く。
「CQ CQ de UA0ZC」というシグナルが聞こえてきていた。
どうも聞いたことのあるコールサインである。呼びかけてみた。
すぐに応答がありQSB(電波の強弱)の中ではあったが、お互いに599のレポート交換であった。

 通信を終わり「Hamlog(通信日記)」にデータを入れてびっくり!
僕もぼけたものである。
昨年の「粟島移動」で10MHzの私の電波に応答してくれたあの「Valeryさん」だったのだ。しかも、このたびのビューロー経由で送られてきたカードのなかにValeryさんのものがあったと、ほんの数日前のこのBLOGに書いたばかりではなかったか!
 このたびは、カムチャツカからの3.5MHzの電波に私が応答するかたちであった。「なつかしかった、うれしかった、カードいただきましたよ」などの一言をなぜ添えることが出来なかったのだろうと、ものすごく残念に思った。

 いつか、みたび彼のシグナルを捕まえることが出来るであろうか。