柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

ふるまち良寛てまり庵

2011年12月03日 | 良寛さまのことなど

 この日(12月1日)、私は中央区白山公園の駐車場に車を止めて、上古町を下(しも)に向かって歩きました。

 数日前に、この「上古町」に「良寛さんのことを気軽に話し合えるスペース」が誕生したことが広報誌に載っていました。

 白山神社の鳥居をくぐり歩いて行くと、ほどなく「ふるまち良寛手まり庵」を発見できました。
とても素敵な佇まいだったので、思わず「すいと」気兼ねなく入ってしまいました。
「良寛さま」に関する書籍がどっさり、展示棚には「良寛さまの書」などがありました。
「心月輪」の一幅もありました。




 さっそく、お茶と茶菓をいただくことができました。何人かの係の方がボランティアとしておいででした。
続いて、5,6人ほどの年配の女性達も、この庵に入ってきました。



 良寛さまのことなどを話題にしながら、お茶をいただきました。
手まりをついてみせていただいたり、そして、「良寛さまの紙芝居」が始まりました。



 じつは、この紙芝居を、とてもわかりやすく読み進めてくださっていたのは、前新潟市長の「長谷川」さんでした。
現在は「全国良寛会会長」もされている方です。
その柔和な表情や語り口から、良寛さまを深く敬慕なさっているのだなあ、と思いました。





 すこぶる居心地がよくて、ついつい長居をしてしまいました。
帰りにはお土産に「心月輪(しんがちりん)」が印刷されているクリーヤファイルをいただきました。

 じつは、我が家の茶道具の「茶托」には、この「心月輪」と彫刻されたセットが、それこそ私の物心ついた頃には
すでにありました。
この文言の書かれた事情や深い意味を知ったのは、最近のことでした。

 いつか、また訪れてみたいものです。新潟に出かける楽しみが、また増えました。

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