柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

良寛さまを思う

2008年11月02日 | 良寛さまのことなど
 今日は、長いこと「良寛さま」の原風景などを撮ってこられたプロの写真家「羽賀康夫」さんの講演会に行ってきました。
会場は周りの木々が色づき始めた新潟県立図書館ホールでした。

 羽賀さんは「瓢湖の白鳥」「日本海の夕日」「越後路の四季」などを撮り続けてきた過程で「良寛」にたどり着いたそうです。

 講演会は良寛会の「高橋郁子」さんの司会、羽賀さんの(スライド)写真解説という形で進みました。
写真の一枚一枚へのこだわり、苦労の作品であることがよくわかりました。
その結果がNHK出版「良寛街道」となって出版されたのでした。

 「良寛」を育み、修行を終わった良寛を越後に引き戻した「望郷の念」は、
越後の自然、風土、人情によるのではないか、ごく自然なこと、とされました。
 私も、生意気のようですが、まったく同感でした。

 言葉の端はしにプロならではの妥協の無い厳しい目、すばらしい感性のきらめきを感じさせられました。
ただ、お年のせいだと思いますが、さすがに銀塩派ですから、デジカメへの評価は厳しいものでした。
         
         先日、隆泉寺を訪れたときの撮影です。逆光での雰囲気を狙いました。

            
            昨日の帰り道の夕日です。新潟平野、すごい形相の雲と弥彦山、角田山のシルエットなどを大切にしてみました。

                
              リンゴのお土産をいただきました。
「OZE、陽光、4-23、ふじ、千秋」。みなリンゴの名前です。おわかりですか。

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3 コメント

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逆光もいいですね (maruyama /ex JA0DNQ)
2008-11-03 16:47:29
良寛さんのシルエット良いですね。それからりんごの種類の多いこと、自宅から1分のところにりんご畑があります。東京りんごです。また、埼玉西武球場が近いのですが、みかん狩り園もあります。りんごの南限、みかんの北限みたいですね。まだ、秩父にも蜜柑園は有りますが。

さて、今月後半に都心まで出て講習会が有るので東京都美術館へ行こうか葛飾柴又の寅さんにでも会いに行ってこようか等と考えています。

東京都美術館は早くも50万人突破とか長く並ぶなら寅さんかとも、フェルメールの実物を一同に見ることが出来れば並ぶのもいいか等と思いを馳せています。
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夕日 (信濃池田送信所)
2008-11-03 18:05:48
 さすが新潟、2枚目の水平線に沈む夕日は格別ですね。長野県では絶対に撮れない一葉です。
 そう言えば3つめのリンゴを見て土曜日にBS-Jで放映した「写真家たちの日本紀行」でリンゴが出てきて、ああやって撮るのかと、思い出しました。
 ところで6日に美術館拝観の予定です、今から楽しみですよ。

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りんごと夕日 (JA0AAQ/羽入)
2008-11-03 21:24:16
 良寛さまの托鉢像は、お邪魔するときはいつも逆光なのです。逆光を自分なりに生かしたつもりですが、どうでしょうか。
 丸山さんとこは、近くですべてそろうようで、素敵な環境ですね。うらやましい。
りんごは、いろいろと味見ができてうれしいです。

 矢口さん、僕の作品は秋葉区の「新津美術館」です。ちょっとお目にかけるのも恥ずかしいのですが。それと、中央区の「新潟市美術館」でも写真展があります。お友達の作品も展示されています。
ちょうどその日は、午後から私たちの写真教室の日で、そちらに出席しています。その後は早めの残念会(入賞皆無)兼忘年会です。
ごめんなさい。
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