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柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

上野公園

2010年04月06日 | 旅行など
 今日のお話は、4月1日(木)のことです。旅の2日目です。

 「ホテル・メトロポリタン丸の内」のチェックアウトは12時です。
ゆっくりと時間をかけて、バイキングでの朝食をいただき、ホテルライフを楽しみました。
外に出てみると、丸の内界隈は「リクルート姿の若者たち」がやけに目に付きました。
今日から新年度ですものね。まさにスタートの日です。若者よ!頼むぜ!そんな気持ちになりました。
お昼近くになってから、今日の撮影予定地「上野公園、不忍池、旧岩崎邸(三菱)」に出かけました。

 庶民の花見どころ「上野公園」は、私の写真をご覧になればわかるように、とにかく「はちゃめちゃ」の世界でした。
  
          
               

 午後になって、「不忍池と旧岩崎邸」を訪れてみました。このレポートは明日を予定しています。
夕方、帰り道で再び「上野公園」を通りました。さらにどっと人が増えていました。
夜桜見物と花より団子(宴会)の人出のようです。大変なことになりそうです。
早々に引き上げることにしました。

 「上野東照宮と五重塔」を入れての写真を撮ることができました。ようやく気に入った写真となった気がします。
    

              
              桜色の表現は、難しいですね。

千鳥ヶ淵 (2)

2010年04月04日 | 旅行など
 昨日の記事に引き続き、3月31日(水)のことを紹介しています。

 私たちは「田安門」から「北の丸公園」に入りました。
どうして日本人は桜の花が咲くと異常になるのでしょうか。いやいや、すれ違う外国人もやたらと多いのに驚きです。
もっとも、異常になっているのは、私たち二人もですよね。身も心も確かに異常でした。
   

 遠くから見ても、近くで見ても「美しい!」の一言ですね。
特に、見上げて撮ることの多い桜花をここでは見下ろして撮ることになります。
このことがまた新鮮でした。
 
       

               
     

 老いも若きも、かっこいいところを見せようと、ボートを漕ぎ出していますが、その進み方はままならずのようでした。


 少し早めに
東京駅に至近距離の「ホテル・メトロポリタン丸の内」に戻りました。
 このたびの旅行は、今宵の「日大カザルスホール(お茶の水)」で行われるラストコンサートを聴きに行くことがメインなのでした。
このことについては、次回に予定しようと思います。よろしくです。

千鳥ヶ淵 (1)

2010年04月03日 | 旅行など
 先月31日(水)、「とき314」は新潟平野を疾走し、雪原の魚沼を駆け抜け、ノンストップで「東京駅」に滑り込みました。

 私たち二人は、メトロ東西線で「九段下」へ。
地上に出てみればそこは「千鳥ヶ淵」、一気に桜、さくら、菜の花、はな、人、ひと、もうカメラも調子が狂ってしまいそうでした。
  
      
          
      
   

 実を言うと、今日は文字通り「花曇り」でした。もうちょっと光がほしかったと思いました。
一足先に家内は「北の丸公園」に入りウォーキングをしていました。

 次回は午後からの「千鳥ヶ淵」の様子を紹介する予定です。

奥会津へ 6

2009年11月05日 | 旅行など
 私たち「シニア写真クラブ」の撮影ポイントの最後となりました。

 白樺林と紅葉のコラボレーションでした。
ここでは、なんと言っても「主役は白樺」のもつ気品でしょう。モミジもここでは脇役となっていました。
          

         
               
          
      


 この後、私たちは「からむしの里」で、遅い昼食となりました。
新ソバの「十割そば」定食は、久々に味わう「おいしさ」でした。

 駐車場で待機していた「新潟交通」のバスに乗り換えて、一路「只見川」に沿って新津へと向かいました。

奥会津へ 5

2009年11月05日 | 旅行など
 無我の境地です。構図、そんなものはどうでもよかった。
とにかく、目の前のこの「いろどり」を記録しておきたい、そんな風でした。

 「矢の原湿原」の第2弾です。

              
         
                   
           
           
 撮っても撮っても撮りきれません、ふと我にかえりました。
次なるポイント「白樺林」が待っていることになっていました。

奥会津へ 4

2009年11月05日 | 旅行など
 「玉川渓谷」から「矢の原湿原」へとバスは移動。

 到着すると「ヤッホー!」と声を出したいような風景と日差しです。
先生以下11名のメンバーは、思い思いのポイントに三脚を立てました。

      
           

 どちらを向いても「錦、錦」、ただシャッターを押すだけ。

      
            

 からだの中まで、色に染まったような気がしました。

奥会津へ 3

2009年11月04日 | 旅行など
 さて、今日(29日)の朝、宿の「さゆり荘」から見下ろす「南郷」の町は、朝霧のなかでした。
今日は、間違いなく快晴になることが予想できました。

 宿のバスで撮影スポットめざします。
まずは、新鳥居峠を越えて、目指すは「玉川渓谷」です。
さいわい、たっぷりの秋の日差しとなってきていました。
写真は「光を写す」もの、心も浮き浮きしてきました。

 この流れも、只見川を経て阿賀川、そして阿賀野川へと流れていくことになります。
      

            

 まだまだ撮っていたい思いを残しながら、次のスポット「矢の原湿原」に向かいました。

奥会津へ 2

2009年11月02日 | 旅行など
 南会津南郷の「さゆり荘」で、宿の小型バスに乗り換えた。
これから、初日午後の撮影会に出発であるが、すでに午後2時過ぎであった。
「シニア写真クラブ」の先輩が、週末を利用されて実地調査で撮影ポイントを決めておいていただいた。

 「伊南川」上流、桧枝岐村方面にバスは進んだ。
まずは、お勧めスポットで撮影。
午後の部は、川の流れと紅葉がテーマとなったようである。
  



 ここは有名なスポット「屏風岩」。すでに日は傾きかけてきていた。
急がないと、次のスポットに陽射しがなくなるとの心配があった。
   

  引き返しての途中、スポット「花木の宿」では、案の定、山肌には日が当たらない状態となってしまっていた。
      

 どうも、彩り(いろどり)のない写りとなってしまう。
先生から、ホワイトバランス(WB)「曇天」にしてみてください、とアドバイスをいただく。
ホワイトバランスはいつも「オート」でカメラ任せでした。
              

 どうも、うまくないではないか。考えてみると、これは「晴天だけど日陰」なのだからと「晴天日陰」にセットして撮ってみる。
これでは、いよいよまずい!


 自宅に戻って、ソフト(CAPTURE NX2)で「色温度」を4,600Kで、やや記憶色に近いかな、と言う画像です。
           

 いやはや、とんだ、いや、まさに研修の撮影旅行となったようです。
実は、夜の懇親会の後、先輩たちのお部屋におじゃまさせていただきました。
そこで、「先輩方の写真(道)にかけるそれぞれの思い」をお聞きすることができました。
今回の旅での一番の成果であったようにも思っています。

 次回は2日目の奥会津の予定です。

奥会津へ 1

2009年10月31日 | 旅行など
 「秋葉区シニア写真クラブ」の面々12名は、28日(水)、29日(木)と一泊二日の「奥会津への撮影旅行」に出かけました。

 新潟交通の小型バスは、新津から栃尾経由、252号線に出て「六十里越」から「田子倉ダム」を目指しました。

 残念なことに、快晴予報だったのに、なぜかとても水蒸気の多い曇り状態でした(実は午後からは晴天になったのですが)。

 撮っても撮っても、どうも冴えない写真ばかりとなりました。
まずは、待ちかねて「バスの中から」の一枚です。


    

       

      
            

 峠を越えて「田子倉ダム」湖畔で昼食となりました。
さいわい、このときには大変よいお天気となっていました。

 只見町を通り、南会津町の今宵の宿「さゆり荘」到着。
ここで、さゆり荘のバスに乗り換えて、午後からの撮影に桧枝岐方向に出かけたのでありました。

紅葉あちらこちら1

2009年10月20日 | 旅行など
 ちょうど一週間前でした。
前日のうちに山形県「湯殿山」参拝を済ませて、米沢の近くの「小野川温泉」に一泊しました。兄貴夫婦と私どもでした。
 翌日、13日(火)は快晴で絶好の紅葉を愛でるドライブ日和となりました。

 まずは「天元台高原」へロープウェイで上がりました。


 次に白布峠を超えて福島県へ。
西吾妻スカイラインは紅葉真っ盛り、あちこちの駐車場ではアマチュアカメラマンが、ずらーと並んでしきりにシャッターを切っていました。
       
            

 あちこちでショット、ショット、そして「桧原湖」でお昼をいただきました。
今度は「ゴールドライン」を通り、いよいよ帰り道となりました。

      
    少し雲も出てきたりしましたが、素敵な秋の日差しでした。

室堂へ4

2009年10月06日 | 旅行など
 いよいよ「立山」とのお別れの日、三日目の早朝、「雷鳥」との遭遇とそれを撮影できたことは、言葉にならないくらいの感激でした。

      


 この日、雨模様の室堂を予定より早く下りることにしました。

 まず、立山高原バスで「美女平」へ。
美女平のバスターミナル2階で映画「剣岳・点の記録」の「撮影日誌風のビデオ」を見ることができました。
映画「剣岳」は、私はすでに見ていました。
そのビデオでは映画の内容もさることながら、撮影そのものが大自然との格闘であったことで深い感銘を受けました。

 さらに立山ケーブルカーで、立山駅へ。
さっそく近くの「立山カルデラ砂防博物館」に入りました。
立山・雄山の南側にある「立山カルデラ」の山崩れと砂防工事の歴史、それに山岳ガイドのルーツ「立山ガイド」を紹介するビデオや映画を見ることができた。

 室堂への旅の最後に、「人と自然とのかかわり」について深く考えさせられることとなりました。

 ここで、ひとまず「室堂へ」を終わりたいと思います。有難うございました。

室堂へ3

2009年10月05日 | 旅行など
二日目はやはり雨模様、しかし思い切って「室堂平」散策へと出かけた。

 さっそく色とりどり雨具姿のパーティーに遭遇。大手旅行会社の山岳ツアーであった。
「雄山」に登山予定であったが、「一ノ越」まで行って登頂を断念、室堂平に引き返したのだそうだ。


 雄大なカールと草紅葉、それに、ふるいながら密やかに咲く花に心洗われる思いであった。
         
              

散策から宿に戻るが「みくりが池」に映る「雄山」は、いまだ雲の中。

午後からは、それでも曇り空となり雨は上がった。「地獄谷」に向かって下りてみた。


 下りていくに従い、鼻を突く強烈な硫化物の匂い、カメラなど金属部分への影響が心配になってきた。
     
           
 蒸気が途切れた方向に、あれは間違いなく剣岳」だ。身震いがきた。
 

    とにかく長居は無用である。急いで引き返した。奥大日岳が「どーん」と現れた。
        

 この後、あの「立山・雄山」がついにその姿を見せてくれたのであった。
このことはすでにご紹介したとおりである。

 いよいよ明日は、立山ともおさらばである。

室堂へ2

2009年10月03日 | 旅行など
 室堂への初日、バスは呻りをあげて高度を稼ぎます。
高さ20mに迫る雪の壁で有名な「立山雪の大谷」から「ホテル立山とバスターミナル」をのぞむショットです。
残念ながら、この日「立山・雄山」は雲の中でした。雨粒に濡れた紅葉の美しさが慰めでした。
     
           

 私たちの二日目は、午前中小降りながら雨の中、完全装備に身を固めて「室堂平」一帯を散策しながら撮影でした。
午後からは、曇り空となりました。私は「ポンチョ」を身にまといました。
みんなで、恐る恐る「地獄谷」に下りました。
この辺でのショットは別に紹介できることでしょう。

 夕方、宿舎である「みくりが池温泉ロッヂ」にもどり、どっかりと腰をすえて「みくりが池」で「立山権現さま」の現れるのを今か今かと待ち構えました。
 
       
 しかし、どっこいそう簡単にベールはあがりません。ずいぶん気をもみましたが、一度部屋に戻り休んでいました。

 一足先に、温泉に入っていた先輩が、大急ぎで戻ってきました。
「現れた!現れた!」と叫んでいました。
部屋の窓を開け放ち、三脚の準備もできないままに「手持ちの300mmズーム」で夢中になって撮りました。

 あれが「一ノ越山荘」、そして「雄山3,005mと山頂小屋と立山神社」です。
すでに、薄暗い夕方、厳しい条件でした。でも、奇跡にも思われました。
やがて早い日暮れと雲の中へと消え去ったのでした。
   
           
                

 この晩、みんなで飲む日本酒「立山」は、これまた格別なものでした。
とても眠れなかったのですが、9時には布団に入り、明日に備えました。
「雲海や日の出」を撮るためでした。

室堂へ1

2009年10月01日 | 旅行など
 かねてより計画されていた、私たち「PHOTOグループf」による「室堂への撮影旅行」がありました。
先月28日(月)から30日(水)の2泊3日の旅でした。5人のメンバーが参加しました。

 あれだけ晴天続きだったのに、地元・黒部の晴れ男「平野さん」による「立山権現へのご祈祷」も効なく、3日間太陽は顔を見せませんでした。

 しかし、私たちを迎えた雨や霧の「室堂」は、厳しくもやさしく瞬時に変化する、
そのお天気模様と大自然の姿を存分に見せてくれ、私たちを魅了したのでありました。

 「美女平」を出発したバスは、どんどん高度を上げていきます。
樹林帯を抜けて眺望が開けると、雨雲と霧の中に山並みが現れました。
そしてまさにベストな時期となっていた「草紅葉」、弥陀ヶ原です。バスの中からのショットです。「大日岳と奥大日岳」が見えました。
  

          

 室堂バスターミナルから雲上の世界を歩きます。
やがて、「みくりが池」とその左上に我らが宿り「みくりが池温泉ロッヂ」が見えてきました。右手、立山・雄山は雲の中でした。



 さて、話は一気に飛ぶのですが、
いよいよ今日はお帰りという、その朝、「朝日か雲海」が撮れるかもしれないというので、暗いうちから起き出してカメラを構えてスタンバイしていました。

 乳白色の霧の中、せめてこの雰囲気を撮ろう、ということで「ライブビュー」「露出マニュアル設定」「レリーズ使用」などの実習をしながら撮影をしました。
画面の左手には「雲海」が、そしてその奥に「奥大日岳」が現れる予定でした。
テーブルの先の窓の明かりは「雲上の温泉」日本一高所にある温泉です。


 しばらくして、先輩が「雷鳥」がいるよ、と声をかけてくれました。
ロッヂのすぐ脇のハイマツの中です。

 なんと、撮れたではありませんか!
5,6人のカメラマンが迫る中、雷鳥は逃げようとしません。
しかし、かなり首を激しく振っては何かを啄ばんでいて、そのピントはとても難しいものでした。
そのとき、私は「立山権現さま」が雷鳥の姿となって、ここにおいでになったのだと思いました。今でもそのことは確信をもっているのです。
        
       最後にして、このご利益、ありがたや!ありがたや!いやもう感激のきわみでしたよ。


 今回は、まずこのへんにしておきますね。
次回からは「室堂への旅」をあちらから、こちらからと気分の赴くままに載せてみようと思っています。
どうぞ、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

小江戸・川越

2009年09月18日 | 旅行など
 せっかく到着した「川越」の町でしたが、すでに夕方は曇り空。
それでも、下見はたっぷりできました。

 草臥れた私たちは、細い小路の奥に、とても落ち着いておしゃれな和風の「甘味処」を発見しました。「抹茶ぜんざい」で元気回復でした。


 ここは一番街の通り、大変な車、観光バスと観光客で写真どころではありませんでした。
さすがに、TVドラマ「つばさ」の宣伝効果は抜群ですね。

 私たちは、翌火曜日、早めにやってきて、ようやく撮れた写真なのです。


 煤けた蔵造の家々、まことに重厚です。なんと一階が「陶器店や刃物店」だったりでした。

 ありました。見つけましたよ、あの「時の鐘」。川越のシンボルです。

       
                
 両側にお菓子やさん、でも「甘玉堂」さんではありません。
こことは別に、「菓子屋横丁」もありました。

 人力車が何台か待機していましたが、なかなか利用してくれる人がないようでした。
「写真は上手に撮れよ!」と元気な声をいただきました。
       

 川越は、とてもとても魅力的な町でした。
たかが一泊で、見たり語ったりできるものではありませんでした。