先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

白老町商工会女性部が道庁訪問、高橋知事にネックストラップ贈る

2017-08-25 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2017/8/24配信
2020年4月24日にアイヌ民族に関する国立施設「民族共生象徴空間」がオープンする白老町の商工会女性部の熊谷あき子部長らは23日、道庁を訪れ、高橋はるみ知事に同女性部が取り組む「おもてなし交流事業」を報告したほか、制作を進めるアイヌ文様刺しゅうのネックストラップを贈った。
 熊谷部長のほか、ネックストラップを共同で制作するアイヌ文様刺しゅうサークル「フッチコラチ」の岡田育子代表と小美浪フミさんらが訪問し、知事と懇談した。
 熊谷部長は、全国商工会女性部の「おもてなしプラン」事業を活用し、14年度からアイヌ文化や特産品など白老町の魅力を発信する「おもてなし交流事業」を展開していることを報告。昨年度まで3年間で全国の女性部員たちを計27件、391人受け入れたことを説明した。岡田代表も「民族共生象徴空間のオープンは、アイヌ文化を発信するチャンスだと思って頑張っています」と語った。
 知事は象徴空間の愛称を検討していることも示し、「女性の皆さんたちが盛り上げてくれることを大変うれしく思います」と話した。
 この後、熊谷部長が高橋知事にプレートなどを付ける手作りのネックストラップを贈呈した。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/12019/

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帝京大大学院1年・大塚誠也さん /栃木

2017-08-25 | 先住民族関連
毎日新聞2017年8月24日 地方版
ゲームで言語伝える 大塚誠也さん(22)
 使用人口が極めて少なく、将来消えてしまうことが懸念される「消滅危機言語」。その保存をゲームを楽しみながら行うアイデアが、全国コンテストで優秀賞に選ばれた。考案したのは、帝京大大学院1年の大塚誠也さん(22)=宇都宮市。ゲームを使って楽しみながら社会問題を解決するアイデアを競うコンテストで高評価された「夢のゲーム」だ。アイデアに込められた思いなどを聞いた。【野口麗子】
 --なぜゲームを研究対象としたのですか。
 ◆元々は電気回路に興味があって大学に入学しましたが、3年生の頃に筋肉の電気を使った実験をした際に生体情報を使うのも面白いなと思いました。それがゲームに興味を持つようになったきっかけです。当時、ゲーム中の生体情報を調べる研究をしていた小川充洋先生(帝京大理工学部情報電子工学科講師)に声をかけていただき、4年生の時に実験を手伝い、本格的にゲームサイエンスの研究をしようと思いました。
 --優秀賞を受賞したアイデアは、どのようにして思いつきましたか。
 ◆私は海外旅行によく行きます。たまに現地の言語、例えばタイ語などが聞こえてくることもありますが、どの国に行っても基本的に使うのは英語だと思いました。そこで、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が定義しているアイヌ語や琉球語などの消滅危機言語を後世に残せるゲームを作れないかと考えました。
 --ゲームの内容を教えてください。
 ◆オンラインで行う大規模なロールプレーイングゲームです。主人公は冒険しながら物語を進める中で、武器屋などに行きます。その際に、例えば店主が使うアイヌ語を理解しないと強い武器を手に入れられないとか、他の消滅危機言語を理解しないと冒険のヒントを得られないなどと考えました。やり取りした文章や会話をデジタルアーカイブなどで保存できれば詳細に後世へ残すこともできます。外国の先住民など消滅危機言語を話す人を雇うことで、賃金を払うこともできると考えました。
(全文1241文字)
https://mainichi.jp/articles/20170824/ddl/k09/040/050000c

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【シネマモード】花柄のワンピースと小さなうそ『サーミの血』

2017-08-24 | 先住民族関連
cinemacafe.net2017.8.23 Wed 21:00

最近、和服を着る若者が増えているそうです。街でも、お祭りや花火大会のときに限らず、和装の男女を見かけるようになりました。いつもよりおしとやかな所作が美しく、いいものです。日常的に和服を着ない者にとっては、コスプレ的な喜びも感じられるのかもしれません。
民族衣装を着ていて、褒められるというのは幸せなものです。差別を受けた歴史を持つ人々にとっては、褒められることはおろかそれを着ることで、ひと目で差別の対象となってしまうのですから。映画『サーミの血』に登場するサーミ人とは、トナカイの遊牧をして暮らす先住民族。ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアにまたがるラップランド地方に住む少数民族ですが、いまは定住している人も多いといいます。1930年代、スウェーデンでは彼らは人として当然持つべき権利、払われるべき敬意を無視され、分離政策により差別されていました。本作は、当時のスウェーデンを舞台に、クリスティーナ、サーミ名“エレ・マリャ”の切ない成長を追った物語です。
カラフルな織り柄が施されたネックラインが印象的なノースリーブに、襟に赤や緑、白などのラインが入ったVネックのフエルト製アウターを着て、その上から色とりどりの糸を使った腰紐を巻いています。この“コルト”が、サーミ人たちの民族衣装。とても素敵なのですが、これを着ていることでヒロインたちは周囲から冷たい目で見られてしまいます。だから出自を偽るときには、花柄のワンピースに身を包んだりして周囲に溶け込もうとするのです。そうして紛れ込んだ夏祭りで出会った少年に恋をするのですが、そのときに名前を聞かれ、思わず「クリスティーナ」と名乗ってしまいます。その様子が何とも切ない。きっとサーミ人としてのアイデンティティに背を向け、自分の未来を自分で決めるためスウェーデン人になることを選ぶ第一歩となったのは、このワンピースと、それを着てついた小さなうそ。やがてヒロインは、人として当たり前の権利を手にするために大胆な行動にでるのです。
冒頭、歳を重ねた主人公が、初めてコルトを着て「似合う?」と目を輝かせる孫娘を、苦々しい表情で見つめます。それは、自分が捨てたサーミ人としての人生を象徴するものだから。サーミとして生きることを捨てたとき以来、言語、歌、食とともに触れて来なかったものなのです。
装いは自己表現だといいますが、もしかすると、自分が意識しているよりもっと深いところで、ルーツと繋がっているものなのかもしれません。気づかないうちに気持ちが原点回帰していたりして。日本の若者たちが和装に惹かれている理由は、ルーツが呼んでいるからなのかもしれませんね。《text:June Makiguchi》
http://www.cinemacafe.net/article/2017/08/23/52013.html


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基地派生の問題報告 シンポ 環境、人権で議論

2017-08-24 | ウチナー・沖縄
琉球新報2017年8月24日 05:00
 【サンフランシスコ=座波幸代本紙特派員】辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議の第2次訪米団(団長・伊波洋一参院議員)は22日、サンフランシスコ州立大でシンポジウムを開いた。名護市辺野古への新基地建設計画や東村高江でのヘリパッド建設問題をはじめ、環境問題や米兵による性犯罪、人権など、米軍基地から派生するさまざまな問題を発信。暮らしや民主主義を守るために、国際的な運動と連携していくことを確認した。

米軍基地を巡る問題を学び、沖縄の人々の暮らしや人権、環境を守ろうと議論を深める参加者ら=22日、米サンフランシスコ州立大学
 「地域と国際的な闘いをつなげるために」と題したシンポには、研究者や草の根運動を続ける関係者ら約40人が参加。
 訪米団の環境、政治、労働団体、若者、人権の5チームのメンバーは、辺野古・高江での新基地建設計画中止に向けた抗議運動や県民の反対を無視する日米両政府の対応、基地が及ぼす経済への影響などを発信。分科会でも議論を深めた。
 琉球大3年の小禄隆司さんは琉球・沖縄の歴史や先住民族の権利を訴える国連の動きを紹介し、「ネイティブ・アメリカンがその土地を大事に思うように、海を埋め立てることは私たちのアイデンティティーを脅かす」と語った。
 宜野湾高教諭の宮城千恵さんは、オスプレイなど米軍機の騒音や昨年起きた米軍属女性暴行殺人事件などを挙げながら戦争や暴力につながる基地の撤去を訴え、「私たちは戦争を止めたい。『命どぅ宝』。命こそ大事な宝物、という思いを広げたい」と語った。
 統一連の穴井輝明氏は、基地返還後に経済発展を遂げた那覇新都心の事例を紹介。桜井国俊沖縄大名誉教授は辺野古の埋め立て計画の影響や世界自然遺産登録に向けたやんばるの豊かな森について紹介した。
 同大のレイチェル・ブリヘンスキー准教授(都市問題)は「軍事主義は巨大だが一部の地域に限らず、グローバルな問題。沖縄の皆さんの行動に勇気づけられている」と述べた。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-561000.html

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北方先住民族が太るのはナゼ

2017-08-24 | 先住民族関連
ロシアNOW2017年8月23日 イーゴリ・ロジン
北方先住民族は伝統食とは違う高カロリー食を食べることで、太っている。

ネネツ人の女性、ヤマル半島=  Getty Images
 体重過多、軽いぽっちゃりでさえ、北方先住民族の過去の歴史では見られなかったこと。だが体重増加が加速しており、医師は近年、懸念を示すようになっている。ヤマル半島に暮らす先住民の初の肥満の臨床症例は、2017年に記録された。
 研究者の考えによれば、遊牧生活をやめて都市風の村落に暮らすようになった先住民の食事が変わっていることが、この状況と関連しているという。「遊牧民のように動かなくなった。チュム(トナカイの皮を縫ってつくる円すい型移動式住居)に暮らす人(特に男性)は、道なき道を毎日数十キロ歩く。一日に砂糖入りの茶を7杯飲み、練乳を一缶平らげるが(その資金がある場合)、アスリートのような体つきをしていて、肥満の兆候はまったくない。エネルギーの消費量がとても多い」と、「北極研究センター」医療調査部門のアンドレイ・ポポフ部門長は、ニュースサイト「レンタ・ル」に話している。
 遊牧民の生活様式と食事が肥満を防いでいたという。「ツンドラに暮らす人の食事の半分は生の肉と魚。トナカイを処理し、必ずトナカイの血を飲み、血を冷凍保存する。そして総合ビタミン剤として毎日飲む」とポポフ部門長。
心臓とアルコール
 肥満以外にも、過去にはまったく見られなかった心臓血管疾患、内分泌疾患の患者が増えていると、ポポフ部門長。
 さらに、家庭用化学品の使用や寿命の自然延長により、ガンの発症率も増加しているという。
 一部が酒をひどく飲むようになっているのは、社会問題や失業が原因である。北方先住民族は酒に弱く、アルコール耐性が低いことから、研究者らは「北部に度数の高いアルコールを納入するのは制限した方がいい」と言っている。
 このようなアドバイスを北方先住民族が聞き入れるかはわからない。だが、伝統的な漁猟に携わっている限り、生活様式が脅かされることはないと、研究者は話す。
ロシア連邦消費者権利擁護・福祉分野監督庁(消費者監督庁)の報告
 「2015年のデータによれば、18歳以上の大人で初めて肥満と診断された者の多い地区は、上からネネツ自治管区(該当年齢の人口10万人あたり1031.96人)、アルタイ地方(該当年齢の人口10万人あたり975.90人)、ペンザ州(該当年齢の人口10万人あたり678.08人)」
https://jp.rbth.com/science/2017/08/23/826308

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ロシア、北方領土を特区指定=共同経済活動に影響も

2017-08-24 | アイヌ民族関連
ニコニコニュース2017/8/23(水)14:10 時事通信社
 【モスクワ時事】ロシアのメドベージェフ首相は23日、北方領土をロシアの経済特区「先行発展地域」に指定する決定に署名した。日ロ両政府が協議を進める北方領土での共同経済活動について、日本政府は双方の法的立場を害さない「特別な制度」下での実現を目指している。ロシアの一方的な特区指定は、日本の立場と相いれない恐れがある。
 日ロ両政府は17日、北方領土での共同経済活動について調整する外務次官級協議をモスクワで開催。早期に実施する事業について、9月上旬にロシア極東ウラジオストクで開かれる首脳会談で合意を目指すことで一致したが、特区指定が合意の行方に影響を与えるのは確実だ。ロシアが首脳会談前に特区設置を発表したのは、ロシアの主権下で開発を進める姿勢を強調する狙いがあると言えそうだ。 
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2935978

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<災を忘れず>死者199人 世界最大級の山岳遭難 遺品が語る冬山の惨劇

2017-08-24 | アイヌ民族関連
河北新報2017年08月23日水曜日
 地震や風水害などの天災、戦争や市街地の火事といった人災。生死を左右しかねない惨事の発生は人々に大きな衝撃を与えるが、その爪痕や傷痕が歳月の中で癒えるにつれ、風化は進む。「大切な記憶を継承する」。熱い願いが込められた東北各地の施設や地域を紹介する。
◎東北の施設・地域巡り(5)八甲田山雪中行軍遭難資料館(青森市)
 青森市の南に広がる八甲田山麓。1902年1月23日、旧日本陸軍青森歩兵第5連隊の雪中訓練中、惨劇は起きた。死者199人に上る世界最大級の山岳遭難の発生。「八甲田山雪中行軍遭難資料館」は、当時のルートだった県道沿いに立ち、教訓を語り継ぐ。
 展示室にはミニシアターがあり、77年公開の映画「八甲田山」の映像を交え、行軍の計画概要や気象状況、遭難の要因を解説する。遭難現場を模したジオラマは、行軍がたどった経路や、散り散りになった兵士の遺体発見場所を示す。
 奇跡的に助かった生存者の証言が展示パネルで紹介されている。「将校兵士は指が凍り、ズボンのボタンを外すことができず、そのまま便をなした」。倉石一太尉が語った言葉が過酷な状況をうかがわせる。
 当時、犠牲者や遺品を捜索するため、雪山に慣れているアイヌ民族の7人が北海道から派遣された。あまり知られていない史実を伝えるコーナーもある。
 展示室にある資料は犠牲者の軍服やかばん、日誌などの展示品を含め、1300点超。全てデータベース化され、公開されていない資料は専用の端末で見ることができる。
 年間約1万2000人が見学に訪れる。資料館の奥瀬俊文さん(59)は「県外から来る人が約8割。あまりの惨状に涙する人もいる」と話す。
 遭難から115年。当時は日本とロシアの関係が緊迫しており、ロシア軍の八戸上陸を想定した訓練だった。冬山を行軍するには、装備や食料が不十分だったと言われる。
 奥瀬さんは「これだけ大きな山岳遭難を忘れてはいけない。冬山の厳しさや自然の脅威を多くの人に理解してほしい」と訴える。
[メモ]入館料は一般260円、高校生・大学生130円、中学生以下と70歳以上は無料。開館時間は4~10月が午前9時~午後6時、それ以外は午前9時~午後4時半。敷地内に第5連隊の210人が眠る幸畑陸軍墓地がある。多行松が周囲を囲み、市の史跡天然記念物に指定されている。連絡先は017(728)7063。            
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170823_23002.html

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石井国交相 都心アクセス道路の説明受ける(動画)

2017-08-24 | アイヌ民族関連
北海道放送 HBC 8/23(水) 12:23配信
国土交通省の石井啓一大臣が道内を訪れ、札幌中心部を南北に通る創成川通などを視察し、都心アクセス道路について説明を受けました。
石井大臣は23日午前9時すぎから札幌駅前の地下歩行空間や創成川通を視察し、札幌の交通環境について秋元市長から説明を受けました。また、北海道開発局の担当者が都心部と札樽道の札幌北インターチェンジを結ぶ4キロメートルの区間を高架橋や地下道にして、新千歳空港や小樽港などへスムーズに行き来できるよう検討していることを石井大臣に説明しました。石井大臣はこのあと胆振の白老町を訪れ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにあわせてオープンする「民族共生象徴空間」の建設予定地やアイヌ民族博物館などを視察する予定です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00000003-hbcv-hok

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絶景オーロラとサーミ文化を訪ねる旅!映画『サーミの血』公開記念特別ツアーが決定!

2017-08-23 | 先住民族関連
CINEMA TOPICS ONLINE 2017年8月22日

昨年2016年東京国際映画祭で審査員特別賞と主演女優賞をダブル受賞し、世界の映画祭でも絶賛の声が相次ぐ映画『サーミの血』が、2017年9月16日(土)より、新宿武蔵野館、アップリンク渋谷ほかにて全国順次公開いたします。
本作は、北欧スウェーデンの美しい自然を舞台に描かれるサーミ人の少女の成長物語であり、差別に抗い生き抜く姿に心打たれる感動作です。
サーミ人とは、ラップランド地方、いわゆるノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北部とロシアのコラ半島でトナカイを飼い暮らし、フィンランド語に近い独自の言語を持つ先住民族です。本作で舞台となる1930年代、スウェーデンのサーミ人は分離政策の対象になり、他の人種より劣った民族として差別されました。
この度、北欧旅行のエキスパート、フィンツアーが『サーミの血』公開記念といたしまして、サーミの歴史や文化に触れる特別ツアーを企画&実施することが決定。
サーミ人の歴史や文化に触れながら、夜は連夜オーロラチャンス。ラップランドの雄大な自然でサーミ文化とオーロラを満喫するスペシャルなツアーです。
<映画『サーミの血』公開記念~『オーロラとサーミ文化を訪ねて』6日間>ツアー概要
出発日:2018年1月16日(火)
ツアー代金:288,000円~
出発地:成田・関空・名古屋
内容:サーミの首都と呼ばれるノルウェー・カラショクや、オーロラリゾートとして名高いフィンランド・サーリセルカに2泊。異なる地域のサーミの文化や歴史、極北の冬の美しさを体験するツアーです。
・ラップランドの先住民族サーミの文化を感じるツアーです。
・ノルウェーとフィンランド、異なる地域のサーミ文化に触れることができます。
・美しい極北の冬景色を満喫。代表的な自然現象であるオーロラ観測のチャンスは4夜!
・「サーミの首都」ノルウェーのカラショクに2泊!サーミパーラメントやサプミ訪問。
・北欧北極圏を代表するオーロラリゾート「サーリセルカ」に2泊。
ツアー詳細:https://www.nordic.co.jp/tour/fp0127/
旅行企画・実施:北欧旅行フィンツアー
(東京都港区芝5-13-18 いちご三田ビル9F 03-3456-3933)
家族、故郷を捨ててでも
少女が願ったのは自由に生きること
北欧スウェーデン、知られざる迫害の歴史─
幻想的で美しい自然の大地ラップランドに、サーミの歌が響く
1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っていたエレは、彼を頼って街に出た──。
映画『サーミの血』 2017年9月16日(土)より、新宿武蔵野館、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
http://www.uplink.co.jp/sami/
facebook https://www.facebook.com/SamiBlood.JP/
http://www3.cinematopics.com/archives/79764

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アイヌ民族の遺骨故郷へ 北大、協会に返還

2017-08-22 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2017年8月21日09時28分
■浦幌で再埋葬
 北海道大学が1930年代に研究目的で浦幌町内の墓から掘り出し、保管してきたアイヌ民族の遺骨64体が19日、故郷にかえされた。子孫らの手によって、町営浦幌墓園に再び埋葬された。
 浦幌アイヌ協会が北大に遺骨の返還を求めた訴訟で、3月に和解が成立。76体のうち64体が返還されることになった。残る十余体は子孫らの引き取りがなかった場合、協会に引き渡される。
 遺骨を載せた車が午後2時すぎに墓園に到着。64体と人数不明の遺骨の計82箱が、アイヌ民族衣装を着た若者らの手で下ろされ、木箱に浴衣や着物がかけられた後、土で覆われた。「クワ」と呼ばれる墓標代わりの白木が立てられ、祈りが捧げられた…
全文:538文字
http://www.asahi.com/articles/CMTW1708210100005.html

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台湾の研究者がアイヌ文化体験(動画)

2017-08-22 | アイヌ民族関連
NHK 08月21日 19時23分
台湾で先住民族について研究している団体のメンバーが21日、日高の浦河町を訪れ、アイヌ文化の一つの木の皮を材料に紡いだひもを使った工芸品づくりを体験しました。
浦河町を訪れたのは台湾の先住民族や大学教授らでつくる「台湾原住民族学院促進会」のメンバー30人で、日高地方のアイヌ文化などを体験するため4泊5日の日程で来日しました。
21日は町内の公民館で、アイヌ文化の伝承活動をしている浦河アイヌ文化保存会の人たちから工芸品づくりを学びました。
使うのはオヒョウの木の皮の繊維を紡いだひもで、色の異なる2本を交互によりあわせて30センチほどの長さにして、飾りとなるビーズを2つつけて腕飾りを完成させていました。
参加した台湾の63歳の女性は「台湾の先住民族にも同じような糸の紡ぎかたがあります。それほど難しくはなかったです」と話していました。
一行は今月24日まで日高地方に滞在する予定です。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170821/3098281.html

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アイヌ民族伝統の「チプサンケ」(動画)

2017-08-22 | アイヌ民族関連
NHK08月21日 08時24分
木でできた舟で川を下り水の安全を祈願するアイヌ民族の伝統的な儀式「チプサンケ」が20日、日高の平取町で行われました。
毎年8月に平取町で行われる「チプサンケ」は、アイヌの人たちが人や物資の運搬に使用した「チプ」と呼ばれる木でできた舟で町内を流れる沙流川を下り、水の安全を祈願する伝統的な儀式です。
20日は5隻の手漕ぎの舟が川辺に用意され、はじめに「カムイノミ」と呼ばれるお祈りを行って、安全を祈願しました。
このあと、1隻ごとに2人の漕ぎ手とヘルメットと救命胴衣を着用した観光客が乗り、およそ1キロの川下りを楽しんでいました。
札幌市の女性は、「アイヌ民族のことを知りたくて来ました。ゆっくりと川を下れたので楽しかったです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170821/5920031.html


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マリモ恋伝説、和人の創作だった アイヌ民族の話聞き着想

2017-08-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞08/22 05:00
 【阿寒湖温泉】阿寒湖を訪れる観光客らに、アイヌ民族の伝説として紹介されてきた「恋マリモ伝説」が、大阪市の元出版社社長(故人)による創作だったことが、遺族が釧路市教委へ寄せた資料から明らかになった。作者はアイヌ民族に聞いた話から着想を得たとのメモを残していた。阿寒観光協会まちづくり推進機構は「出典を明らかにした上で、今後も語り継いでいければ」としている。
 恋マリモ伝説は、恋仲となったアイヌ民族の若い男女が身分違いから結ばれず阿寒湖に身を投げ、魂が姿を変えてマリモになった物語。昭和初期に阿寒湖観光の宣伝で使われ始め、今もイベントなどで取り上げられている。1924年(大正13年)発行の「アイヌの伝説と其(その)情話」に収録されており、アイヌ民族の伝説と考えられてきた。
 ただ、アイヌ民族や研究者の間では和人の創作との見方もあった。釧路市教委マリモ研究室の若菜勇室長は十数年前、22年に朝日新聞社から発行された公募小説集「山の伝説と情話」にも同じ物語が収められ、作者が「永田耕作」だと突き止めた。それ以上の詳細は分からなかったという。
 今年7月、永田さんの次男夏雄さん(88)=大津市在住=から市教委に、永田さんの創作を裏付ける資料の寄贈の申し出があった。永田さんの手書きのメモには、釧路に住んでいた時に親しくなったアイヌ民族から聞いた話を基に「所も、話の筋も変えて作文をした」と記されている。
 永田さんは愛知県出身で、11歳の時に道内の親戚の養子となった。24年に大阪で出版社を創業し、84年に83歳で亡くなった。夏雄さんは40年ほど前に父親から創作だと聞いていたといい、「作品に対するアイヌ民族の気持ちが長年気になっていた」と語る。
 若菜室長は「マリモを有名にした物語の功績は大きい」と評価する。阿寒湖畔で民芸店を営む阿寒アイヌ工芸協同組合長の西田正男さん(71)は「内容が面白く、阿寒湖観光を盛り上げている。アイヌ民族の伝説ではないと明確にすれば、今後も紹介してもいいのでは」と話す。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/127057

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アイヌ遺骨、浦幌で再埋葬

2017-08-22 | アイヌ民族関連
読売新聞 2017年08月20日
 北海道大が研究目的で掘り出した遺骨63体と副装品などが19日、浦幌アイヌ協会(浦幌町)に83年ぶりに返還され、町営浦幌墓園で再埋葬された。墓地から研究目的で持ち去られた遺骨の返還訴訟での和解成立を受けたもので、昨年7月の浦河町に続いて2例目。
同協会によると、返還されたのは1934年に北大医学部教授らが、浦幌町のアイヌ墓地から持ち去ったもの。身元のわかる遺骨のほか、人数不明の遺骨と小刀なども含まれている。北大の笠原正典副学長が返還の目録を同協会の差間正樹会長に手渡した。
 再埋葬では、遺骨の入った大小の木箱を並べてアイヌの着物をかぶせ、土に埋められた。墓には墓標を立てて供養が行われた。差間会長は「ホッとした気持ちでいっぱいです」と話した。
 返還された遺骨を供養する祭事「イチャルパ」と神へ祈りをささげる「カムイノミ」は20日午前10時から、町浜厚内生活館で公開される。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170821-OYTNT50253.html

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道新 アイヌ語小文字発音講座 5 小文字の「ム」(動画)

2017-08-22 | アイヌ民族関連
北海道新聞(2017/08/09)
アイヌ文化を伝える北海道新聞の記事に時々登場している、片仮名の小書き文字。小文字表記されるアイヌ語独自の発音の仕方を、音声と動画で分かりやすく伝えるため、北海道新聞のニュースサイト「どうしん電子版」で「道新アイヌ語小文字発音講座」を公開しています。
https://www.hokkaido-np.co.jp/movies/detail/5536238651001

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