先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

海辺にぽつり エトピリカ保護 絶滅危惧の海鳥

2014-07-22 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社ニュース 2014年7月18日 13時54分
 【豊頃】豊頃町の豊北海岸で、国のレッドデータブックで絶滅危惧1A類の希少な海鳥「エトピリカ」が、波打ち際にじっとしているのを浦幌野鳥倶楽部の久保清司さん(浦幌町内在住)が16日発見し、保護した。
 久保さんによると、エトピリカは歩行や飛ぶことができず「けがはないようだったが、衰弱していた」という。
 連絡を受けて現地を訪れたNPO法人日本野鳥の会十勝支部の千嶋淳副支部長によると、保護したエトピリカには、成鳥にみられる顔の白い部分がなく、2~3歳の若鳥という。「この海岸には過去に3体のエトピリカが死んで打ち上がった。(生体は)厚内沖でも観察されるが、海岸で見ることはほとんどない」としている。
 エトピリカはこの日、釧路市内の猛禽(もうきん)類医学研究所(齊藤慶輔代表)に引き渡された。エトピリカの名称はアイヌ語で「くちばし・美しい」の意味。だいだい色の大きなくちばしが特徴。国内では根室市のユルリ島、モユルリ島が唯一の繁殖地で、30羽ほどしか生息していない。
http://www.tokachi.co.jp/news/201407/20140718-0018832.php

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アイヌ文化発信で事業

2014-07-22 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2014年07月18日
 釧路地方総合開発促進期成会(会長・蝦名大也釧路市長)は17日、地元の国と道の出先機関に対し、2015年度分の開発予算などに関する要望を行った。釧路総合振興局に対する要請に対し土栄正人局長は、道東道の阿寒インターチェンジ(IC)延伸のPRと合わせ、アイヌ文化の発信事業に取り組む意向を示した。具体的な内容は今後協議するが、同振興局では「地域活性化の一助となるよう検討したい」としている。同期成会はアイヌ文化の活用や保存・継承に向けた施策の展開を新規要望として掲げている。   
http://www.news-kushiro.jp/news/20140718/201407181.html

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甲子園に出場した台湾の高校野球部の実話「KANO」日本公開決定!特報も入手

2014-07-18 | 先住民族関連
エイガドットコム 2014年7月18日 07:00
[映画.com ニュース] 日本統治下の1931年、台湾代表として夏の甲子園に出場し、準優勝した嘉義農林学校(通称:嘉農=かのう)野球部の実話を描く台湾映画「KANO」が、「KANO 1931海の向こうの甲子園」の邦題で2015年1月24日から日本公開されることが決定。球児たちのひたむきな姿を伝える特報映像も公開された。
1929年に誕生した、日本人、台湾人(台湾で生まれ育った漢人)、台湾原住民(台湾の先住民族)で構成される嘉義農林学校野球部が新任監督の近藤兵太郎を迎え、甲子園進出を目指すことになる。近藤の鬼のような特訓を受け、連敗続きだった野球部員は、次第に勝利への強い思いがわき上がり、甲子園出場の夢を抱くようになっていく。そして31年、台湾予選大会で連勝を続け、常勝校の台北商業も打ち負かした同校は、台湾代表チームとして日本へ遠征。その一球たりとも諦めないプレイは観衆の心をつかみ、日本中の注目を集めることとなる。
「海角七号 君想う、国境の南」や「セデック・バレ」2部作など、日本統治下の台湾を舞台にした作品で大ヒットを生み出してきたウェイ・ダーション監督がプロデューサーを務め、「セデック・バレ」に出演していた俳優マー・ジーシアンがメガホンをとり、映画監督デビューを飾った。
野球部監督・近藤兵太郎役で永瀬正敏が主演し、台湾の農業発展に大きな貢献をした水利技術者・八田與一役で大沢たかお、近藤兵太郎の妻役で坂井真紀ら、日本人キャストが主要キャストとして名を連ねているほか、音楽を「永遠の0」「るろうに剣心」などで知られる佐藤直紀が担当。主題歌「風になって~勇者的浪漫~」は、「海角七号」にも出演して台湾で人気を博した中孝介と、台湾の人気歌手ファン・イーチェン、スミン、ルオ・メイリンがコラボレーションした。
台湾では今年2月に公開。興行収入は60日間で3億台湾ドル(10億円)を超える大ヒットを記録。5月までロングランされ一度劇場公開を終えたが、9月からアンコール公開されることも決まっている。
(映画.com速報)
http://eiga.com/news/20140718/2/


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台湾東部沖でM5.1の地震 蘭嶼で震度5

2014-07-18 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾 2014/07/17 17:24
(台東 17日 中央社)17日午後2時11分頃、台湾東部沖を震源とする地震があった。震源の深さは16.6キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.1。この地震による被害は確認されていない。
最大震度は台東県の離島、蘭嶼(しょ)の震度5。屏東県の恒春と南湾では震度3を観測した。(震度は台湾基準)
蘭嶼郷役所の職員は、建物の2階以上ではとても激しい揺れを感じたと語っているが、台湾原住民(先住民)の伝統的家屋を含め、各集落に被害はないという。また、現地の消防隊は、午後3時までの時点で災害に関する通報は受けていないと話している。
(蔡和穎、盧太城/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201407170011.aspx

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母国の音楽文化の多様性を表現した野心作

2014-07-18 | 先住民族関連
Mikiki-intoxicate 2014 June
DANILO PEREZ 『Panama 500』
interview & text:上村敏晃
 ウェイン・ショーター・グループのピアニスト、ダニーロ・ペレスはパナマの出身だ。地球の十字路ともいわれ、太平洋と大西洋を結ぶ交通の要衝であるパナマ。彼の新作は、そんな母国の500年の歴史を俯瞰し、その展開はまるで映画音楽のように構成されていて、濃密なパナマ音楽物語として完成している。
「ヨーロッパ人がパナマにやって来て太平洋を発見した、とされてから500周年のタイミングで作品を作ろうと考えていた矢先に、母国のコンサートでルーベン・ブラデスと共演したんだ。彼が書いた第2のパナマ国歌とも言われる曲《パトリア》を一緒に演奏したんだけど、そのステージが素晴らしくてね。とても大きなエモーションを体験して、その時の気持ちを音楽にしたい、母国の物語として語りたいと思ったんだ」
 ブラデスはパナマの国民的スターだ。世界的なサルサのトップ・シンガーとして知られ、ペレスの処女作に参加している。そのブラデスとの邂逅の後、ペレスの中に新作のコンセプトがくっきりと浮かび上がった。
「パナマは500年前に発見されたのではない。古の時代から先住民が暮らしていたんだ。500年前に起きたこと。それは発見ではなくて再発見だ。先住民の文化は今でもパナマに息づいている。その文化も取り入れて音楽を創造したいと考えたんだ」
新作には先住民の教えが"語り"として挿入された。
「“語り”は世界の人たちに聞いてほしいね。この教えをアルバムに入れないと、パナマという国の物語が言っていることの大切さが伝わらないと思ったんだ」
 新作にはジョン・パティトゥッチ(b)、ブライアン・ブレイド(ds)、ベン・ストリート(b)、アダム・クルース(ds)が参加した他、3人のパーカッション奏者、バイオリン、チェロの奏者も参加している。新作の変化に富むリズムに興趣が湧くが、パナマのリズムも用いられ、その主軸として用いられたのがタンボリートだ。
「アフリカや中近東の文化も入り込み、パナマの文化は多様性に富んでいてワイルドだ。パナマのリズムはまさに多様性から生まれたものだよ。タンボリートはアフリカのリズムの影響を受けていて、先住民のリズム、ヨーロッパから入ったリズムなどが混じり合って生まれたものだ。ルンバのリズムにも似ているね」
 参加奏者はどの曲でも五感を研ぎ澄ませた演奏。特筆されるべきはその音楽の彩りだろう。秀逸な編曲が施され、ピアノ・トリオとパーカッション、弦楽器が響き合い、混じり合う極彩色の演奏はパナマの文化の豊かさを表わしたものだ。そうかと思えば、自由な発想で即興するピアノ・トリオ演奏も収められていて、壮大な物語性と音楽作品としての起伏に富んだ内容だ。
http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/2272

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猪熊、川島、四宮金一/三者三様の作品展 27日まで

2014-07-18 | 先住民族関連
四国新聞-2014/07/17 09:37
猪熊弦一郎、川島猛、四宮金一。3人の共通点は、高松市出身の洋画家であり、時期は違えど米ニューヨークに渡って大きな影響を受けたこと。塩江美術館(同市塩江町)で開催中のコレクション展「いろとかたちの時空間」では、現代美術の最前線に触れて感化された三者三様の創作の姿が見て取れる。
 猪熊(1902~93年)は55年、パリへ遊学に向かう途中で立ち寄ったニューヨークを気に入り、そのまま20年間滞在した。それまでの具象画から一変し、円や四角などの集まりで大都市を表現した作品や、米先住民族の人形カチナドールがモチーフの連作が並ぶ。
 川島は30年生まれ。63年にニューヨークに移り住み、格子状に仕切った正方形の中に、増殖する生命体を思わせる形態を置くスタイルで注目を集めた。今展ではニューヨーク滞在初期の17点をまとめて展示。半世紀たっても、そのエネルギーは色あせない。
 黄色を基調に変形キャンバスで空間を表現している四宮は、40歳目前の77年から1年間、ニューヨークに留学。このとき目にした街並みをヒントに、平面に立体的な世界を描く現在の作風が生まれた。今回はアクリル画の大作と版画を紹介している。
 展示数は3人合わせて約30点。会期は27日まで(22日休館)。入場料は一般300円ほか。問い合わせは同館、電話087(893)1800。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/culture/20140717000125

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知床沖、シャチが豪快ジャンプ マッコウクジラも

2014-07-17 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2014年7月16日15時32分
神村正史
 世界自然遺産・知床の海、北海道羅臼町沖の根室海峡で、シャチが豪快なジャンプを見せている。勢いよく海面から頭を出し、空中で半回転。横になって着水し、水しぶきを高々と上げる。アイヌの人々がレプンカムイ(沖の神)と呼んだ「海の王者」だ。
 クルーズ船を運航する知床ネイチャークルーズの長谷川正人船長によると、シャチとの遭遇は6月中旬に本格化。7月ごろまで出合える可能性がある。船のすぐそばで、背びれを突き出し、潮を噴きながら泳ぐこともあり、観光客らが歓声を上げている。最近は、マッコウクジラもしばしば見られるという。(神村正史)
http://www.asahi.com/articles/ASG6Q45D0G6QIIPE00X.html

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夏の野外イベントに最適 「Tepee」スタートパック…米先住民の住居ヒントに開発

2014-07-17 | 先住民族関連
J-CASTニュース-2014/7/16 11:28
アウトドア用品、アウトドアウエアを幅広く扱うロゴスコーポレーション(大阪市)は2014年7月、昨年、持ち運びに便利なことなどから好評なTepee(ティーピー)型テントに新製品を加える一方、ラインアップの製品それぞれと、専用マットなどをセットにした「スタートパック」を発売した。
素材は軽量「超々ジュラルミン」 ポール1本で簡単組み立て
Tepeeは、アメリカ先住民族が布などを使って住居に用いた円錐形のテント小屋のこと。LOGOSのTepee型テントは、軽量ながら高い強度を持つアルミニウム合金である「超々ジュラルミン」が素材で、アメリカ先住民のTepeeと同じくポール1本で簡単に組み立てることができる。
軽量で持ち運びが容易なため、野外イベントなどでのニーズが高く、昨年は「LOGOS the Tepee 300」(2~3人用)が爆発的ヒットになったという。
今夏は、同製品に加え、「LOGOS ナバホTepee 400」(3~4人用)と「LOGOS ナバホTepee 300」(2~3人用)の、アメリカ先住民族の一つ、ナバホの伝統柄をベースしたデザインの2種を増やし、計3種類のラインアップをそろえた。
そしてこれら3種それぞれに、すぐ使えるよう、地面からの冷気や湿気を軽減する専用のインナーマットとグランドシートなどがセットになった「スタートパック」を用意。パックにはほかに、飾りに使え目じるしにもなる「フラッグ」が付属する。
価格は「Tepee 300セット」が2万3800円(税別)、「Tepee ナバホ400セット」は3万9800円(同)、「Tepee ナバホ300セット」は2万7800円(同)。<モノウォッチ>
http://www.j-cast.com/mono/2014/07/16210541.html

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「生き方は多様で、選べる」 伝統楽器「ディジュリドゥ」奏者 三上賢治さん

2014-07-17 | 先住民族関連
大阪日日新聞-2014年7月16日
アボリジニ文化に学ぶ
 オーストラリア先住民族、アボリジニの伝統楽器「ディジュリドゥ」の奏者、三上賢治さん(49)。専門店「アバロン・スパイラル」(大正区三軒家東1丁目)を開き、アボリジニ文化を通じて生き方の多様性を伝えている。
■人生の転機
 世界最古の木管楽器といわれるディジュリドゥは、シロアリが中心部を食い尽くして空洞になったユーカリから作られる。成人や狩りの儀式で使われ、男性のみが演奏する。重低音が特長だ。
 1993年、イギリス。カメラマンとして取材で訪れた世界最大級の野外音楽フェスティバル「グラストンベリーフェスティバル」で、当時流行しつつあったディジュリドゥに出合った。
 音楽的な素地がなかったためか、教えられるままに吹くと音が出た。三上さんは「なんとも言えない音。人生が変わった瞬間だった」と振り返る。
 以降、友人とともに国内外で演奏活動をスタート。十数年後、アボリジニ本来の演奏手法を学ぼうと、発祥の地、豪アーネムランドに飛び立った。
■知識と海
 4、5万年前から狩猟採集という生活のスタイルを貫くアボリジニを目の当たりにし、生き方の多様性を実感。折しも、知識という名の民族に属し、与えられた名前は「ウーラン」(海)だった。
 知識と海。海を隔てて日本にいる子どもたちに、世界にいろんな生き方があることを伝えるのが使命と思った。帰国後に始めた小学校での出前授業は今でも続けている。
 18世紀ごろからヨーロッパ人による入植が本格化し、長い間、虐げられてきたアボリジニだが、「胸を張ってりんとしている。希望がある」と三上さんの目に映る。
 「いろんな生き方があり、自分で選べるということを伝えたい」とは三上さんの願い。
 「僕も出会ったことで未来に希望持てた」から-。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/moyou/140716/20140716037.html

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クロービス文化の起源、定説に疑問

2014-07-17 | 先住民族関連
National Geographic NewsJuly 15, 2014
Gloria Dickie,
 メキシコにある「世界の終り」と呼ばれる発掘現場で、アメリカ先住民の起源とされる遺物が発見された。それぞれ4本の牙を持つゾウに似た絶滅種2体の骨と、その周囲を取り囲むようにして見つかった1万3400年前の尖頭器(槍先)である。
 メキシコ北西部、ソノラ砂漠にあるエル・フィン・デル・ムンド(スペイン語で“世界の終り”)で発見されたこれらの骨は、アメリカ大陸において明確に定義されている最古の文明に属するクロービス人が、ゴンフォセレ(Gomphothere)を食用としていたことを示す初の考古学的証拠である。ゴンフォセレはゾウ目の古代動物で、現代のゾウと同程度の大きさがあった。
 考古学者が注目しているのは、クロービス人が何を食べていたかだけではなく、その残り物の年代である。アリゾナ大学の考古学者バンス・ホリデー(Vance Holliday)氏によると、エル・フィン・デル・ムンドで見つかったクロービスの遺跡は、これまでで最も古く、発掘場所としても最南端である。クロービス人といえばベーリング地峡が起源と考えられてきたが、そこからはるか遠く離れた場所での発掘を受けて、研究者らはアメリカ先住民の起源に新たな疑問を抱き始めている。
 クロービス文化は長いこと、北アメリカの南西、氷河の南とベーリング地峡一帯が起源であると考えられてきた。しかし、テキサス州とエル・フィン・デル・ムンドでさらに古いクロービス人の遺跡が発見されたことで、その見方に疑問が出てきた。両者の放射性炭素年代はほぼ同じ1万3400年前と測定されている。
「ここにきて突然、最古のクロービス遺跡が北アメリカ南部の2カ所で発見された。これは、クロービス文化の起源が北にあるのではなく、どこか別の場所にある可能性を示唆している。そして、これまで考えられてきたよりも古い起源を持っているのではないかと思われる」と、ホリデー氏はいう。同氏はナショナル ジオグラフィックから助成金を受けている。
 キャロルトンにあるウェスト・ジョージア大学の考古学者トーマス・ジェニングス(Thomas Jennings)氏は、エル・フィン・デル・ムンドでの発見によって、クロービス文化をめぐる今まで分かっていなかった謎に回答が与えられようとしていると話す。中でも最も興味深いのは、クロービス人の技術が大陸全体に行き渡っていたということである。例えば、独特な槍の先は長くて幅も広く、両側が刃になっている。この槍先が、クロービス人の移動に伴ってアメリカ大陸全体に広がっていったのか、それとも既に住んでいた他の先住民族に技術だけが広まったのか、それは定かではない。
「これほど遠く南へ離れた場所で最古のクロービスの遺跡が見つかったということは、クロービス文化の起源がおそらく北アメリカ南部のどこかにあるということだ。アメリカ大陸の定住の歴史において、それは様々な意味を持つ」とジェニングス氏は言う。
◆氷河期の動物
 ある牧場経営者からの連絡を受けて、2007年に初めてエル・フィン・デル・ムンドを調査した考古学者らは、マンモスあるいはマストドンの骨でも出てくるのではないかと期待していた。ところが、出土した動物の顎の骨を見て、自分たちは何か全く別の物を手にしているのだということが明らかとなった。
 クロービス人はマストドンやマンモス、バイソンなど巨型動物類を狩ることで有名だが、北アメリカでは珍しかったゴンフォセレまで狩っていたとは考えていなかったとホリデー氏は言う。
 ゴンフォセレは、最後の氷河期の間に中央アメリカおよび南アメリカで多く見られ、南アメリカでは主に高地の草原地帯に生息していたが、1万年ほど前に絶滅した。
 この研究は、7月14日付「Proceedings of the National Academy of Sciences」に発表された。
PHOTOGRAPH COURTESY OF INAH SONORA
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140715003

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白老・アイヌ民族博物館で来月9、10日に夜間行事

2014-07-17 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年7月15日(火)朝刊】
 白老町若草町のアイヌ民族博物館を会場にした夜間特別プログラム「ポロトコタンの夜」(同博物館主催)が8月9、10の両日、開かれる。かがり火をたきコタン(集落)をライトアップ、伝統的な祈り、歌、踊り、食文化を幻想的な雰囲気の中で紹介、体験してもらう。
 同博物館の開館30周年記念事業でもある。学芸員による解説付きの夜の博物館見学が午後5時40分~同6時15分、公演が同6時半~同7時15分。9日には「アイヌの昔話~妖怪編」が行われる。
 45分間の公演は、来館者を歓迎する祈り・カムイノミ、ヤイカテカラ(樺太地方の即興歌)、ムックリ演奏、トンコリヘチリ(トンコリ伴奏による歌と舞)、クリムセ(弓の舞)、サロルンチカプリムセ(鶴の舞)、エムシリムセ(剣の舞)、イヨマンテリムセ(クマの霊送りの踊り)など。アイヌ民族の伝統的な食文化を解説、古来の製法で作ったサケの薫製(サッチェプ)を味わってもらう。
 9、10の両日、ミュージアムカフェ「リムセ」の営業が午後6時半まで延長になる。このほど関係者を招いたプレ公演を開いた。
 「ポロトコタンの夜」の料金は大人1500円、大学生千円、中・高校生500円、小学生以下無料。両日とも予約制で先着180人。参加申し込み、問い合わせはアイヌ民族博物館、電話0144・82局3914番。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/07/15/20140715m_08.html

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台湾の平地先住民「平埔族」 政府の公認求める

2014-07-17 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾 2014/07/15 17:58【社会】
(台北 15日 中央社)平埔権益促進会の潘紀揚会長は14日、立法院(国会)で記者会見を行い、行政院(内閣)原住民族委員会(原民会)に対して平埔族を正式に台湾原住民(先住民)として公認するよう訴えた。
平埔族は一般的に台湾西部を中心に生活する平地の原住民とされているが、政府の認定を受けていない。野党・台湾団結連盟の周倪安立法委員(議員)は、政治的・経済的地位を保ち、社会的・文化的発展を目指すには原住民として認められることが必要だと指摘した。
潘氏はパゼッヘ族で、自分たちは「独自の言語文化を持つ原住民だ」と訴える。ケタガラン族の潘慧安さんも、たとえ漢族化しても、原住民である事実は消すことができないとして、原民会に対応を求めた。
原民会は、平埔族とされる人々の多くが戦後、「平地山胞」として登録されるのを拒んだことから、原住民として認定されていないと説明。一方で、政府は彼らがオーストロネシアの人々であることは認識しており、その存在を重視しているとの立場を明らかにした。
また、2010年から平埔族の言語や文化の復興事業を通じて、集落の伝統文化の保存や言葉の推進に取り組んでいると強調。だが、原住民認定については、法律に沿った方法で手続きをしなければならないとし、すでに原住民に認定されている人たちの権利を侵害しないことなどを前提に、慎重に議論を進めることが望ましいとしている。
(鄭景ブン、戴雅真/編集:齊藤啓介)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201407150008.aspx

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離島へのコンビニ出店に賛否両論 現地からは「我々が決めること」の声

2014-07-17 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾 2014/07/15 15:19【観光】
(台東 15日 中央社)統一セブンイレブン(統一超商)が計画している離島・蘭嶼(台東県)への出店をめぐり、島には関係のない人たちが意見を交わしている状況に対して、現地の台湾原住民(先住民)タオ族からは「この問題は蘭嶼の人間が議論すること」といった声があがっている。
出店の是非については俳優の宥勝さん、作家の劉克襄氏などが14日までに、相次いで「出店反対」を表明。劉氏は、出店によってタオ族の母語(タオ語)や独特の文化が破壊されてしまうと指摘しており、「私が聞いた(島民の)大部分の声は反対意見だ」とも述べている。
出店を支持する島民は「蘭嶼の人間は便利な生活を享受してはならないのか。スーパーができた際にも我々の文化になんら影響はなかった」と話したほか、会員制交流サイト上で「蘭嶼への出店を反対するなら、なぜ先に自分の住んでいる土地で反対しないのか」というコメントも見られた。
蘭嶼の紅頭集落で雑貨店を営む女性は、現地に長く住んでいる人たちは現地の言葉が通じ、コンビニにはない魅力があるこの店に親しみを持っており、出店の影響は全く心配していないという。
また、別の住民は「山にタロイモを植え、海でトビウオを獲るというタオ族が長い間営んできた生活はコンビニができた程度では変わらない。そして、これを歓迎するかしないかは、現地の人間が議論することだ」と話した。
統一セブンイレブンは、出店するかは現地の声を聞いて決めるとしており、時期についても未定としている。
(盧太城/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201407150005.aspx

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ロシア最果ての地に巨大な穴とな? 地元メディアの報道

2014-07-17 | 先住民族関連
livedoor-2014年07月15日20時25分
 ロシア北部のヤマル半島で、謎の巨大な穴が発見されたとして話題になっています。
 地元メディアのRBC TVによると、穴の規模は全長18メートルのヘリコプター「Mi-8」が数機降りていけるほどで、人工的なものか自然現象によるものかは不明だそうです。専門家は「何らかの爆発があり、土が地下の川に流れ込んで陥没した」と見ているそうですが、公式の調査はまだ実施されていません。
 ちなみに、「ヤマル」とは、ロシアの先住民族・ネネツ人の言葉で「世界の果て」を意味するそうです。近年は全世界の22%に相当する大量の天然ガスが埋蔵されていると見られ、石油産業の“フロンティア”として注目されています。
http://news.livedoor.com/article/detail/9046283/

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千歳ゆかりのアイヌ文化 初の催しに市民ら200人

2014-07-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (07/14 16:00)
 【千歳】千歳に伝わるアイヌ文化を発信する初めてのイベント「アイヌ文化~千歳発~」が13日、千歳市北栄の市民文化センターで開かれた。
 千歳アイヌ協会が、身近にあるアイヌ文化を見つめ直してもらおうと企画。カムイユーカラ(神謡)の語りと講演会、映画「コタンの口笛」上映の3部構成で、全て千歳にゆかりのある内容にこだわった。
 市民ら約200人が来場。支笏湖周辺の千歳市烏柵舞(うさくまい)地区を舞台にしたカムイユーカラ「きつねのチャランケ」の語りでは、同協会副会長の野本敏江さんと千歳アイヌ文化伝承保存会の墨谷真澄さんが、それぞれアイヌ語と日本語で物語を披露した。リズミカルなアイヌ語と情感たっぷりの日本語の語りに、会場からは大きな拍手が送られていた。(斉藤千絵)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/551117.html

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