先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

ほっとするニュース:仲間に囲まれ生きてる

2012-01-27 | 先住民族関連
毎日新聞 2012年1月26日

事故の記憶障害と闘い…プロ奏者・GOMAさん、音楽活動を再開
 ◇アボリジニ楽器
 オーストラリア先住民アボリジニの伝統的な木管楽器・ディジュリドゥのプロ奏者、GOMAさん(39)=本名・森本弘起、大阪府泉南市出身=が2年余り前の交通事故による記憶障害と闘いながら音楽活動を本格的に再開している。昨秋にCDアルバムを出し、ライブ活動も始めた。2月19日には新潟県・十日町市で開かれる野外フェスへの出演も決まっている。【入江直樹】
 GOMAさんは大学在学中にディジュリドゥを始め、現地の大会では外国人として初めて準優勝したこともある。09年11月、東京都内で追突事故に遭った。むち打ち症と診断されたが、翌日、妻(39)が異変に気付いた。自分がプロの奏者であることを忘れていたのだ。2カ月後に軽度外傷性脳損傷(MTBI)と診断された。
 ここ十数年の記憶が失われ、日々の記憶も次々消える。外出すれば自宅が分からなくなり、過去の自分の写真を見て「なぜそこで笑っているのか分からない」と恐怖を感じた。
 ただ、特殊な呼吸法による奏法は体が覚えていた。過去に録音した自分の演奏の音源を繰り返し聴き、体にしみこませる作業を1日何時間も重ねた。約1年後、ステージに立てるところまで回復した。一方で、事故数日後から突然、絵筆を持ち、点描画を描くようになった。独特の色彩感覚が評判となり、個展も開いた。
 昨年9月に発売したアルバム名は「I Believed the Future.」。「いつかまた音楽をやれると信じてきた。自分を、家族や仲間を信じたという意味を込めた」という。7月、新潟県・苗場であった国内最大のロックの祭典「フジロックフェスティバル」でステージに復帰。ファンの前で以前にも増す白熱したプレーを披露した。
 GOMAさんにはもうその日の記憶はないが、当日の日記にはこう記してある(抜粋)。
 俺は生きてる/最高の仲間に囲まれて「今」生きてる/ここまで自分がどうやって過ごしてきたのか今イチよくわかんないけど/諦めないで生きてきてよかった/この体に残っている筋肉痛が、最高の証だと思う/これからは人生二回目の挑戦者として/生きてさえいれば、そして希望を捨てなければ/必ず、みんなと一緒に笑える日が来ることを/人生を懸けて証明していきたいと思う
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇軽度外傷性脳損傷(MTBI)
 事故や揺さぶりなどで頭部が激しく振動し、脳の神経細胞を結ぶ繊維が損傷すること。わずかな損傷だが記憶力や注意力の低下など高次脳機能障害をはじめ、手足のまひ症状が出ることもある。画像検査での発見が難しく、見逃されやすい。国内患者数は数十万人と言われる。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120126mog00m040008000c.html

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私大図書館と相互利用協定 滝川

2012-01-27 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 01/26 16:00)

 【滝川】市立図書館と国学院道短大図書館は蔵書の相互利用協定を結ぶ。市民は同短大図書館の蔵書を、市立図書館の窓口を通じて借りることができるようになる。2月3日に調印式が行われる。
 同短大図書館ではこれまでも、利用許可証を発行してもらえば市民も利用できた。3日からは市立図書館の窓口で同短大図書館の本を借りることができる。同短大の学生らも同短大の図書館を通じて市立図書館の本を借りられるようになる。
 蔵書については、市立図書館の司書に検索してもらえるほか、インターネットで調べることができる。本を受け取るまでに2日程度かかるという。
 市立図書館は小説や暮らしに役立つ本が多く、同短大は国文学やアイヌ民族関係の専門書が充実している。市立図書館は「連携で市民の多様なニーズに応えられる」と話す。
 調印式に合わせ、市立図書館では今月27日から2月22日まで、同短大主催の小学生向け作文コンテストの作品集などを展示する。今後は同短大生と協力して、子供におすすめの本を紹介するガイドブックなども作る予定だ。(津田祐慈)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/346252.html

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道徳ドキュメント「伝統の歌に願いをのせて」 (1/27ほか)

2012-01-27 | アイヌ民族関連
NHK 2012年01月24日 (火)

道徳ドキュメント 第17回は「伝統の歌に願いをのせて」をお送りします。"シリーズ 人生はチャレンジだ" のなかの1本です。
「マレウレウ」はアイヌ民族の伝統音楽「ウポポ」を演奏する4人組の女性グループです。ウポポはアイヌの祭りや儀式に欠かせないものでしたが、同化政策などでアイヌが文化的にも迫害される中、演奏される機会が失われてきました。マレウレウは10年ほど前から、音声資料などを基にウポポを再現する活動を続けています。
メンバーのひとりで4年前にマレウレウに加わったリエさんは、小さいころはアイヌの歌や踊りが大好きでした。しかし小学生のとき、アイヌをばかにするクラスメートがいたために、アイヌであることを否定的にとらえるようになってしまいます。以来、自分がアイヌだということをずっと隠し続けていました。
そんなリエさんが、高校生の時にひとりのアイヌの友人に出会います。友人は、一緒に入学した専門学校の自己紹介の時に、自分とリエさんがアイヌであることをはっきり皆に伝えたのです。
アイヌであることを恥じたり隠したりする必要はないと気づかされたリエさん、好きだったアイヌの歌や踊りに再び取り組んでいこうと、マレウレウへの参加を決めました。そして、2年前には大学にも入学。アイヌ語やアイヌ文化を積極的に学び始めたのです。
アイヌであることを誇りに思い、マレウレウの活動を続けるリエさんの姿を伝えます。
道徳ドキュメント 「伝統の歌に願いをのせて」
< Eテレ 27(金)午前9:45~10:00 >
< Eテレ 2/3(金)午前9:45~10:00 > (再)
投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:10:00
http://www.nhk.or.jp/school-blog/300/107138.html

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新千歳空港でアイヌ文化を情報発信 27日から

2012-01-26 | アイヌ民族関連
サーチナ 2012/01/25(水)

 国土交通省は27日から北海道を訪問する外国人観光客らに北海道の先住民族として独自の文化を有するアイヌの人たちの文化を紹介する情報発信活動を新千歳空港国際線ターミナルでスタートさせる。アイヌ文化振興・研究推進機構と連携して行う。
 初日はアイヌ民族博物館(北海道白老町)によるムックリ演奏や国の重要無形民族文化財で、ユネスコ無形文化遺産にもなっているアイヌ古式舞踊の披露もある。
 通年で展示紹介するターミナル展示コーナーではルウンベと呼ばれる木綿衣やマキリと呼ばれる小刀、アイヌ文様レリーフなどが展示されるほか、日本語・中国語・韓国語・英語で道内各地のアイヌ文化を紹介するイメージビデオの放映やリーフレットの配布などが行われる。(編集担当:福角忠夫)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0125&f=national_0125_246.shtml

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南米に新種のナマズやカエル 熱帯林地帯で発見

2012-01-25 | 先住民族関連
47news 2012年(平成24年)1月25日 [水曜日]

 南米スリナムの南西部の熱帯林地帯で行った調査で、とげのあるよろいのようなうろこで身を固めたナマズの一種や、アマガエルの仲間など46種の新種とみられる生物を、スリナムの先住民を含む国際調査チームが発見した。調査を組織した国際環境保護団体、コンサベーション・インターナショナル(CI)が25日、発表した。
 調査は2010年8~9月に実施。ジャガーなどの大型哺乳類から小さな昆虫まで1300種近くの動植物を確認した。
 新種とみられる小型のナマズは体の表面のうろこが多数の硬いとげのようになり、ピラニアなどの外敵から身を守っている。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012501001080.html

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アイヌ民族党が結党大会(動画)

2012-01-25 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 2012/01/25)

アイヌ民族の権利回復を目指す政治団体のアイヌ民族党は21日、江別市内で結党大会を開き、2013年の参院選比例代表に擁立する候補者10人を8月までに選定する方針を確認した。元参院議員、故萱野茂氏の次男で二風谷アイヌ資料館館長(日高管内平取町)の萱野志朗氏(53)を代表に選出し、「アイヌ民族に対する差別をなくし、先住民族としての権利を回復する」とした結党宣言を承認した。(1月22日朝刊 1面掲載)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=&v=97478247002

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アイヌ民族の映像記録 公開するね

2012-01-25 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年01月24日 チーバくんのQ

 民俗学の研究のため歴博が撮影した映像記録が公開されるよ。2月4日に開催される「映像フォーラム」。テーマは「アイヌ文化の伝承」で、新作2本が披露される。文化を伝えることの意味や難しさ、日常の映像が記録として果たす可能性を考える狙いなんだ。
Q 歴博は映画も作るの?
 「ふだんの生活や仕事、祭り、行事、物づくりなど民俗学の研究対象には、写真と文章だけでは伝えにくいことがたくさんあります。そこで歴博では1988年から映像として記録することを始め、毎年1本の作品にまとめてきました。目的は研究なので、映画ではなく映像論文と呼んでいます。完成した新しい作品を公開する場として映像フォーラムを開催し、今年で6回目になるんですよ」
Q 上映されるのは、どんな作品なのかな?
 「アイヌは古くから東北や北海道など北方に暮らしてきた民族です。しかし明治になると政府は、アイヌ語を使うことなどアイヌ民族の風習を禁止し、日本語を話す民族と同じ文化を身につけることを強制した。獣や魚も自由にとることができなくなり、先祖伝来の暮らしも続けられなくなってしまった。そういう中で、アイヌの文化を伝えることはとても難しくなってしまったんです」
Q それでも、独自の文化は伝えられてきたんだね
 「簡単に伝承されたものではありません。先祖伝来の言葉や習慣、芸能、衣食住、精神文化を取り戻そうとする人たちのたいへんな努力があるんです。差別のまなざしも向けられてきましたが、その原因のひとつに、アイヌ文化をよく知らない人たちがたくさんいる、ということもあります。アイヌ文化を伝えてきた人たちの努力を映像として残し、その文化の素晴らしさを多くの人に伝えることを目指したのが今回の作品。北海道の二つの町に通い、歌や踊り、儀礼などいろいろな場面を映像として記録したんです」
Q どのようにして記録しているのかな?
 「撮影チームがいて、歴博の研究者は映画監督の役割をして記録するのがふつうなんです。しかし今回の作品では、カメラが小型化し使いやすくなったので、私が自分で撮影をしました。ひとりで撮りきれない時には現地の人たちにも協力をお願いして撮っていただきました」
Q 撮影機材の普及や投稿サイトも一般化し、映像(動画)は身近なものになったね
 「歴博の当初の作品は16ミリフィルムで完成させていました。撮影や編集、上映も簡単ではありませんでした。それが一変、だれでも映像を作って発信できるようになってきました」
 「ちょっと前の映像を見ただけで、服装や髪形、街の風景など、こんなだったんだと驚くこともありますよね。当たり前すぎて気づいていない、意識していないことまで映像は記録する。カメラの目を通して見ると、自分の目で見るのとは少し違ったように世界が見えてくると思いますよ。自分では気づかない第三者の視点が映像には常にあるんです。家族の記録を残す時にも、運動会や学芸会などイベントのほかに何げない日常にレンズを向けると、きっと新しい発見があるはずですよ」
 映像フォーラムの会場は新宿駅西口の新宿明治安田生命ホール。午前10時の開会。申し込みは往復はがきかメールで、国立歴史民俗博物館広報サービス室(〒285・8502 佐倉市城内町117、forum@rekihaku.ac.jp、電話043・486・0123)まで。
▽歴博 内田順子准教授
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000941201240001

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【白老】アイヌフォーラム北海道2012

2012-01-24 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 1/23)

 アイヌフォーラム北海道2012が21日、白老町中央公民館で開かれた。政府が白老町を適地とした「民族共生の象徴的空間」(象徴空間)の早期整備へ地元の機運を盛り上げようと、道が主催したイベント。伝統舞踊のステージなど多彩な催しが繰り広げられ、約400人がアイヌ民族の政策や文化伝承の現状に理解を深めた。
 オープニングでは、主催者を代表し、道の多田健一郎副知事が「象徴空間の整備が白老で円滑に展開できるよう、皆さまのお力添えを頂きたい」とあいさつ。戸田安彦町長も「アイヌ民族の歴史や問題を、道民の皆さんがそれぞれの立場でPRしてほしい」と期待を述べた。
 アイヌ政策の現状を紹介する「アイヌワンポイントセミナー」では、北海道大学アイヌ・先住民族センターの常本照樹教授、佐々木利和教授がそれぞれ講演。常本教授は今後のアイヌ政策の方向性を解説し、「多くの国民がアイヌの歴史や文化を認識しなくては、アイヌ民族の生活支援などが円滑に進められない」と、象徴空間のコンセプトの一つである国民理解の重要性を指摘。佐々木教授は象徴空間の在り方について、「国が主体的になって自然公園などを整備する事業だが、アイヌの人々や自治体の積極的な参画も欠かせない」と強調。「アイヌ語と日本語を併記した地名の案内板を至る所に設置し、白老の空間をアイヌ語で埋めていくことなど、(地元で)地道にできることもある」と提言した。
 札幌大学は、アイヌ子弟を学生として受け入れ、文化の担い手として養成する教育システム「ウレシパ・プロジェクト」を発表。学生たちがアイヌ古式舞踊の「弓の舞」などの練習成果を披露したほか、同大の本田優子教授が「プロジェクトにはアイヌ民族以外にも和人や海外の留学生も参加しており、学生たちは多様性の価値を肌で感じている」などと、取り組みの成果を語った。
 このほかステージでは、札幌市こどもの劇場やまびこ座が、登別出身のアイヌ文芸家・神成マツのウエペケレ(口承文芸)を題材にした人形劇を、アイヌ民族博物館は古式舞踊や伝統儀式カムイノミなどが一体となった「ポロトコタンの夜」をそれぞれ上演。観客らはアイヌ文化の世界を存分に堪能していた。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12012302.html

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アイヌ民族党 来夏参院選 議席目指す

2012-01-24 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2012年01月22日

■アイヌ民族党 江別で結党大会
 アイヌ民族の権利回復などを目指し、「アイヌ民族党」が21日、江別市で結党大会を開いた。来年夏の参院選で議席確保を狙う政治団体の代表となった萱野志朗氏(53)=萱野茂二風谷アイヌ資料館館長=は、「アイヌ民族が様々な団体を作って分裂していては、政治家にとって好都合になる。我々は団結しないといけない」と協力を呼びかけた。
 結党大会では、萱野代表を含む8人の役員を決定。党員資格はアイヌ民族に限らず、18歳以上の個人で、在日外国人らも認めることなどの規約を決めた。事務所は平取町二風谷に置き、今後は札幌を中心とした事務所を設ける方針だ。2012年度予算には参院選の供託金の一部(4千万円)を含めて5763万円を盛り込んだ。
 基本政策には、アイヌ民族の教育の充実や福祉の充実などを掲げ、「新たな動きの始まり。アイヌ民族の風俗習慣に基づいた価値観による政策を中心に考えていきたい」と萱野代表。寄付を募る資金面など課題は多いが「働きかけていく。決意は固い」と語った。
 既存政党との協力について現時点で白紙としたが、積極的に政党にアプローチはしないという。1998年の参院選に社民党から立候補経験もある萱野代表は「我々の土俵でちゃんと戦う。自分たちの組織をつくって候補者を擁立することが大切だ」と強調した。
 結党大会には、ニュージーランドの先住民族の政党「マオリ党」の現職国会議員テ・ウルロア・フラベル氏(56)も出席し、「世界の先住民族も、みなさんが国政や地方政治に挑む姿勢を誇りに思う。力をつけ、政治的な影響力を発揮することを楽しみにしている」と祝福した。
 平取町から来たアイヌ民族の男性(77)は「元々、北海道は我々のものだった。少しでも我々の声を国会に通して欲しい。平等になるよう、お互いに協力し合っていきたい」。江別市の女性(68)は「うれしく思う。実際に和人と比べて教育なども劣っている。一人でも多く国政に出て欲しいので、アイヌ民族だけではなく、和人も一緒に協力して頂きたい」と話した。
 (上山浩也)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001201230009

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白老でアイヌフォーラム北海道─民族文化多彩に発信

2012-01-24 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2012年1月22日(日)朝刊】

 道主催、白老町共催のアイヌフォーラム北海道が21日、同町コミュニティセンターで開かれ、「民族共生の象徴となる空間」整備地に決定した白老からアイヌ文化を発信した。
 約400人が参加。開会式で多田健一郎・道副知事が象徴空間について触れ「道としても取り組みを側面から支え、道内における盛り上がりを図る」、戸田安彦町長は「このフォーラムを通して道民の皆さんがさまざまな立場から発信していただければ」とあいさつした。
 北大アイヌ・先住民研究センターの常本照樹教授、佐々木利和教授が「アイヌ政策のこれから―新たなアイヌ政策の実現を目指して」をテーマに、民族共生の象徴となる空間などの最新情報を解説。佐々木教授は象徴空間整備に向けて「アイヌの人々の積極的参加が求められる」と強調した。
 札幌市こどもの劇場やまびこ座によるアイヌの昔話を題材にした人形劇の上演、札幌大学の本田優子教授が同大が取り組むアイヌ文化の担い手育成を目的とする教育プログラムを紹介し、学生たちが舞踊や歌を発表。白老のアイヌ民族博物館は、夜間特別プログラム「ポロトコタンの夜」を披露した。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2012/01/22/20120122m_08.html

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アイヌ民族初の政治団体、来夏参院選で候補擁立

2012-01-22 | アイヌ民族関連
 (読売新聞 2012年1月21日21時34分 )

 アイヌ民族初の政治団体「アイヌ民族党」が21日、北海道江別市で結党大会を開き、発足した。
 代表には、アイヌ民族初の国会議員で2006年に亡くなった萱野茂・元参院議員の次男、志朗さん(53)が選ばれた。所属する国会議員はまだいないが、来夏の参院選比例選で10人の候補者を擁立する方針。
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/news/20120121-OYT1T00720.htm

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アイヌ民族党:代表に故萱野議員の次男選出 結党大会

2012-01-22 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2012年1月21日 19時33分(最終更新 1月21日 19時42分)

 政治団体「アイヌ民族党」が21日、北海道江別市で結党大会を開き、アイヌ民族初の国会議員を務めた故萱野茂氏(元参院議員)の次男志朗氏を党代表に選出した。副代表には「アイヌ・ウタリ連絡会」代表で昨年度の吉川英治文化賞を受賞した宇梶静江さんらが就任。アイヌの権利回復などを掲げた基本理念や5項目の基本政策などを承認した。
 大会には約200人(主催者発表)が参加。萱野志朗氏は「アイヌの価値観に基づいた政策を行いたい」と抱負を述べ「アイヌは自然と調和して生きてきた。自然に負荷をかけることはよくない」として脱原発の考えも示した。【高山純二】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120122k0000m010034000c.html

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アイヌ民族党が結党大会、政界へ 「多文化共生社会を」

2012-01-22 | アイヌ民族関連
【共同通信 2012/01/21 18:28】

 アイヌ民族の声を直接国政に反映させることを目指す政治団体「アイヌ民族党」が21日、北海道江別市で結党大会を開き、来年の参院選比例代表に候補者10人を擁立するなどの活動方針を決めた。
 大会では「アイヌ民族の権利回復と多文化・多民族共生社会の実現を図る」との「結党の理念」を承認。代表にアイヌ民族の元参院議員、故萱野茂氏の次男の萱野志朗氏、副代表に詩人の宇梶静江氏らが就任した。
 萱野代表は「自然と調和して生きてきたアイヌの価値観に基づく政策を実現したい」と述べた。
 基本政策に、幼稚園から大学までのアイヌ民族教育機関を設置、などを掲げた。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012101001821.html

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「アイヌ民族党」が結党大会 参院選比例代表に擁立へ

2012-01-22 | アイヌ民族関連
mns産経ニュース 2012.1.21 18:22

 アイヌ民族の声の反映を目指す「アイヌ民族党」が21日、北海道江別市で結党大会を開き、来年の参院選比例代表への候補者10人の擁立方針を決めた。「アイヌ民族の権利回復と多文化・多民族共生社会の実現を図る」との「結党の理念」を承認。代表にアイヌ民族の元参院議員、故萱野茂氏の次男の萱野志朗氏、副代表に詩人の宇梶静江氏らを選出した。基本政策に(1)幼稚園から大学までのアイヌ民族教育機関設置(2)自分たちが食べるサケやクジラの捕獲権回復(3)脱原発-を掲げた。党員はアイヌ民族に限定しない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120121/stt12012118230004-n1.htm

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グアテマラ:アメリカの人体実験 貧しい先住民が標的

2012-01-21 | 先住民族関連
毎日新聞 2012年1月21日 2時30分(最終更新 1月21日 2時39分)

 中米グアテマラで米国人医師による受刑者や兵士への性病人体実験が実施されたきっかけは、米国に留学したグアテマラ人白人医師が「グアテマラには先住民が大勢おり、実験に適している」と米国側に提案したことだった。
 当時、グアテマラでは少数派の白人が、先住民マヤ族と、白人と先住民の間に生まれた「ラディーノ」から成る多数派を支配していた。人体実験に徴用された受刑者や兵士の多くはマヤ族や貧しいラディーノだった。グアテマラでは売春は合法で、政府も人体実験を承認していた。
 被害者に人体実験の意図や感染の事実は知らされず、家族に2次感染した恐れもある。元兵士のフェデリコ・ラモスさん(86)の長男と長女は幼い頃から排尿痛に苦しんだ。長女のマリア・コンスエロさん(60)は「卵液を染み込ませた布を腰に巻いて耐えた。痛みに効くと信じられていたからだ」と語る。
 受刑者や兵士だけでなく、孤児院の子どもや精神科病院の入院患者も実験台にされた。孤児院にいたマルタ・オレジャナさん(73)は「48年に梅毒スピロヘータを接種された」と主張している。最近、受けた血液検査でも「陽性」の結果が出た。
 被害を訴える住民は社会の底辺で生きており、これまで、自力で被害を訴えるすべはなかった。グアテマラ人雑誌記者のマルタ・サンドバールさんは「米国は教育レベルが低く貧しいグアテマラを人体実験の場所に選んだのだ」と指摘する。
 グアテマラのパブロ・ウェルネル検察官も「(人体実験の)被害者は何も知らされなかった。(米国による)明らかな人権侵害だ」と糾弾する。その一方、「実験に協力した当時のグアテマラ政府も責任がある」と語る。
 世界銀行の09年統計でグアテマラ国民の54.8%は1日2ドル以下、29.1%は1ドル以下の暮らし。在米グアテマラ人約160万人の送金が国内総生産(GDP)の11%を占めている。人体実験から半世紀以上たっても「グアテマラの米国依存」(サンドバールさん)は変わっていない。【エスカレラ(グアテマラ中部)で國枝すみれ】

 ◇「資料が不完全」調査委座長のエスパダ前副大統領
 グアテマラの受刑者や兵士らを意図的に性病に感染させていた人体実験について、グアテマラ側の調査委員会の座長を務めたエスパダ前副大統領に聞いた。
 --米国が人体実験をした理由は何か。
 ◆当時の米国は国の安全を守るためなら原爆さえ落とした。当時、米国男性の1割が梅毒、6割が淋病(りんびょう)に感染していたとされ、性病は米軍にとって深刻な問題だったのだ。
 --グアテマラ政府が受け取った見返りは?
 ◆たばこ、映写機、抗生物質のペニシリンを冷やす冷蔵庫などだ。
 --人体実験の被害者数は?
 ◆米国で見つかった資料には5128人の名前があったが、血清検査を受けた子どもなども含んでおり、実際に病原体を接種されたのは約1300人とみられた。グアテマラの公文書館に残っていた資料と照合し、被害者は約1160人と判断した。うち生存者は6人。6人には米国とグアテマラが共同で賠償する。
 --6人以外に「実験台にされた」と訴える人がいる。
 ◆米国側の名簿に名前がないので証明するすべがない。グアテマラの資料は不完全だ。カルテは患者に返還されるため、メモしか残らない。
 --グアテマラ政府は米国を相手取り訴訟を起こすか。
 ◆提訴はしない。米国を訴えたら決着までに10~20年かかる。米国より罪が浅いとはいえ、(実験に協力した)グアテマラ政府にも責任がある。問題は外交で解決する。私としては、外国製薬会社がグアテマラで行う実験を管理する国立科学技術医療倫理研究所を米国の援助で設立することを提案している。
http://mainichi.jp/select/world/news/20120121k0000m030125000c.html

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