室蘭民報 【2015年6月27日(土)朝刊】
登別・登別地区連合町内会(中川信市会長)は、地域住民が主体的に活動するまちづくりの意見をまとめた「提言書」を作成した。2016年(平成28年)3月の北海道新幹線開業や20年の東京夏季五輪を見据え、JR登別駅を中心とした拠点となる複合施設「コンベンションセンター」の設置のほか商店会に食とテーマパークなどを融合し新たに魅力を再構築する必要性を指摘した。
提言書はA4判、29ページ。登別地区連の住民らでつくる「登別地区まちづくり会議」(畠山憲一座長)を中心にまとめた。作成に向け、点在する「食」「遊びスポット」「歴史・文化を学ぶ場」に着目し、人口や交通量の現状、商店会の課題などを調べ、住民の視線で考えた。
具体内容は、住民と観光客が「また来たい」「住んでみたい」と思えるまちづくりの必要を指摘。多世代交流・多機能型施設による「拠点づくり」、商店会と地区全体のまとまり創出、イベントやアイヌ文化などを活用した魅力発信など4項目を実現方針に掲げた。
このうち、コンベンションセンター設置構想は「登別の玄関口」の位置付けから、観光客の利便性向上を狙いJR登別駅と直結させる。施設内は「子ども」「子育て」「観光客」など6コーナーを設け、にぎわいづくりに取り組む。運営は民間活力や国の補助事業を活用する。
26日に小笠原市長と市議会の天神林美彦議長に提言書を提出。市長は「アイデアを重く受け止める。プラス思考で考えたい」と述べ、早急に庁内協議に入る考えを示した。天神林議長は「地方創生で実績を残すべきと思っている」と述べ、対応を検討するとした。
中川会長は、策定中の第3期基本計画と登別版総合戦略で内容が盛り込まれることを期待し、「行政と議会の支援をいただきたい」と話した。
(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/06/27/20150627m_05.html
登別・登別地区連合町内会(中川信市会長)は、地域住民が主体的に活動するまちづくりの意見をまとめた「提言書」を作成した。2016年(平成28年)3月の北海道新幹線開業や20年の東京夏季五輪を見据え、JR登別駅を中心とした拠点となる複合施設「コンベンションセンター」の設置のほか商店会に食とテーマパークなどを融合し新たに魅力を再構築する必要性を指摘した。
提言書はA4判、29ページ。登別地区連の住民らでつくる「登別地区まちづくり会議」(畠山憲一座長)を中心にまとめた。作成に向け、点在する「食」「遊びスポット」「歴史・文化を学ぶ場」に着目し、人口や交通量の現状、商店会の課題などを調べ、住民の視線で考えた。
具体内容は、住民と観光客が「また来たい」「住んでみたい」と思えるまちづくりの必要を指摘。多世代交流・多機能型施設による「拠点づくり」、商店会と地区全体のまとまり創出、イベントやアイヌ文化などを活用した魅力発信など4項目を実現方針に掲げた。
このうち、コンベンションセンター設置構想は「登別の玄関口」の位置付けから、観光客の利便性向上を狙いJR登別駅と直結させる。施設内は「子ども」「子育て」「観光客」など6コーナーを設け、にぎわいづくりに取り組む。運営は民間活力や国の補助事業を活用する。
26日に小笠原市長と市議会の天神林美彦議長に提言書を提出。市長は「アイデアを重く受け止める。プラス思考で考えたい」と述べ、早急に庁内協議に入る考えを示した。天神林議長は「地方創生で実績を残すべきと思っている」と述べ、対応を検討するとした。
中川会長は、策定中の第3期基本計画と登別版総合戦略で内容が盛り込まれることを期待し、「行政と議会の支援をいただきたい」と話した。
(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/06/27/20150627m_05.html