先住民の視点で60年撮り続けるボリビアのウカマウ集団

日本経済新聞2025年4月22日 5:00 [会員限定記事]

南米ボリビアで先住民の視点に立つ映画を作ってきたウカマウ集団の60年の軌跡を紹介する特集上映が26日、東京・新宿のケイズシネマで始まる。1962年からヒエラルキーのない集団的創造を貫き、ジャン=リュック・ゴダールにも影響を与えたが、今も作り続けていることに驚く。今回も旧作12本と共に新作2本を上映する。

「女性ゲリラ、フアナの闘いーボリビア独立秘史ー」（2016年）は植民地解放闘争の闘士フアナ・...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り651文字

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD131UT0T10C25A4000000/