2025.04.18苫小牧民報
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の中核施設、国立アイヌ民族博物館(佐々木史郎館長)は26日から、新作ドキュメンタリー映画「普段着のアイヌ」を1階シアターで公開する。トンコリ奏者として国内外で活躍するOKI(オキ)さんの初監督作品で、同館での新作上映は開館以来初めて。
「普段着のアイヌ」より(提供)
「メード・イン・アイヌ」をキャッチフレーズに、現代に生きるアイヌの姿を等身大で描く。主演は、釧路管内白糠町でシカ猟を続けるハンター天内重樹さん、料理を通じて文化を伝える様似町の熊谷カネさん、アイヌ語に情熱を注ぐ阿寒湖畔出身で京都市在住の瀧口夕美さんの3人。それぞれの「生きがい」に光を当てながら、文化の継承と日常の営みを丁寧に紡ぐ。
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