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水彩画家は97歳―室蘭の石田さん、さらなる意欲燃やす

2010-10-23 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2010年10月23日(土)朝刊】
 室蘭市中島町の老人ホーム「チエロ」で暮らす石田きよさん(97)は80歳から水彩画を始め、現在も「絵を描いている時は時間を忘れます」と衰えない創作意欲を画用紙に向けている。
 かつて高校の英語教師だった石田さん。退職後も母子福祉のボランティア活動に打ち込んでいたため「趣味を楽しむ余裕はなかった」と振り返る。福祉センターで行われていた市民講座に参加したのが“80の手習い”のきっかけとなった。
 写真を見ながら、構図を決め緻密(ちみつ)に表現する石田さん。最新作は、若者がサーフィンで遊ぶ海岸の風景を描いた。「制作には半年ぐらい掛かった。海岸を歩く人の足の筋肉などを描くのが難しかった」と楽しげに説明する。
 最近は、絵の具を出すなど準備をするだけで疲れてしまい、あまり描く時間がとれないのが不満。「絵を描くのが生きがいになっています」と若々しい笑顔を見せ、「今度はアイヌの祈りをテーマにした作品に取り組みたい」と、さらなる意欲を燃やしている。
(佐藤重理)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/10/23/20101023m_03.html

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