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ジョニー・デップ本人が解説。『ローン・レンジャー』メイク誕生秘話

2013-07-30 | 先住民族関連
ぴあ映画生活 7月30日(火)16時52分配信
ジョニー・デップが『パイレーツ・オブ・カリビアン』の製作者&監督と再タッグを組んだ新作映画『ローン・レンジャー』が間もなく公開になるが、デップが自身が演じた役トントについて語ったコメントが到着した。
 映画は、復讐に燃える悪霊ハンターのトントと、聖なる力によって瀕死から甦り“ローン・レンジャー”となった男ジョン(アーミー・ハマー)が巨悪に立ち向かうアクション大作。本作でデップが演じるトントは、少年時代にある体験をしたことから深いトラウマを抱えており、仲間に災いをもたらした悪を見つけ出し、復讐することだけを考えて生きている男だ。
 デップは、『アリス・イン・ワンダーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』などの作品で、奇抜なメイクを披露したが、本作でも彼の顔は白く塗られ、歌舞伎の隈取のようなメイクが施されており、頭上にはカラスが鎮座している。デップの役に対するこだわりは撮影前から始まっていたようで「撮影前にすでに顔に縦縞のペイントを入れた先住民の戦士の絵を見つけていた。そして天才メイクアップ・アーティストのジョエル・ハーロウに、アイデアを固める手助けを頼んだんだ。僕らがやったメイクを写真家のピーター・マウンテンに頼んで何枚か撮ってもらった。汚い雑草の中に入って写真を撮り、現像したものをピーターに手渡されたとき、僕は『うん、どうやら彼を見つけることが出来たようだから、次はこの彼に生命を吹き込まなければ』という気持ちになったよ」と振り返る。
 ちなみに彼が写真撮影を行ったのは企画の初期の段階で、監督すら決まっていなかったという。しかし、彼はアメリカ先住民を題材にした作品を多く手がける画家カービー・サトラーの作品『I Am Crow』を参考に、『アリス…』でもタッグを組んだハーロウを呼び寄せ、トントのビジュアルを追求した。「生身の身体を役柄に置き換え始めたことで、トントの場合は特に、そのキャラクターが出来上がっていった。この男が実に様々な体験をしてきたという事実を見せることが大切だったんだ」。
 デップが撮影した写真は、製作のジェリー・ブラッカイマーやウォルト・ディズニー・スタジオの前チェアマンのディック・クックを驚かせ、好意的なリアクションを得たという。さらにデップは「トントにはキャプテン・ジャック・スパロウの要素がいくつかある、キャプテン・ジャック的なキャラクターだと思う。その事実に、僕を含むみんなが興奮していたんだ。その上で、僕はゴア(ヴァービンスキー)に監督をしてほしいと依頼したんだ」と語る。
 すべてを他人まかせにするのではなく、自身の意思で動き、考え、準備をし、信頼できる仲間とタッグを組んで役に向かいあうデップのストイックな姿勢は本作でも貫かれているようだ。
『ローン・レンジャー』
8月2日(金)公開
http://cinema.pia.co.jp/news/153115/52767/
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