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自己決定権回復へ連帯 浦添で琉球・アイヌシンポ

2017-02-06 | アイヌ民族関連
琉球新報 2017年02月05日 14時41分 琉球新報

自己決定権回復へ連帯 浦添で琉球・アイヌシンポの画像
 政府制定の「北方領土の日」(2月7日)に反対し、北方四島などでアイヌ民族に自治権を認めるよう求める「琉球・アイヌの自己決定権シンポジウム」(アイヌ民族と連帯するウルマの会主催)が4日、浦添市のベッテルハイムホールで開かれた=写真。登壇者は琉球とアイヌがともに明治期に中央政府に郷土や文化を奪われ、現在も自己決定権が侵害されていることを訴え、連帯を呼び掛けた。
 旭川アイヌ協議会会長の川村シンリツ・エオリパック・アイヌさん(65)=北海道旭川市=は北方四島について「アイヌの自治区をつくってほしい。そこでサケを取って暮らしたい」と話した。「政府はアイヌを先住民族と認め、琉球人は認めていない。認めれば先住権も認めなくてはならず、米軍基地の土地を沖縄の人々に返さなければならなくなるからだ」と指摘した。
 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は、戦前から戦後にかけて人類学者が持ち去ったアイヌ民族、琉球人らの遺骨が全国の大学などに保管されている問題について「持ち去られた地域で合意形成し、返還を求めるべきだ」と呼び掛けた。沖縄国際大学の渡名喜守太非常勤講師も登壇した。
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12182-shimpo439319/

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5300年前のミイラ、アイスマンが最後に食べたものは…プロシュート

2017-02-06 | 先住民族関連
ニコニコニュース-2017/2/4(土)15:14 GIZMODO

人類は、思った以上にグルメな生活を送っていたようで...。
5300年もの間、ヨーロッパのエッツ渓谷の氷河の中で眠り続けていたアイスマン(エッツィ)。素晴らしい保存状態で発見された男性の冷凍ミイラです。その新たな研究で、彼は「スペック(speck)」という今でもイタリアで食されているベーコンのような加工肉を食べていたことが判明しました。5000年以上前の青銅器時代からヨーロッパ人はプロシュートの一種を食べていたのです!
この驚くべき発見はEuropean Academy of Bolzano(EURAC)のミイラ研究のエキスパートAlbert Zink博士によってなされました。彼はアイスマンの胃の残留物の研究を何年にも渡って続けている研究者です。2011年にはその胃の中からアイベックスというアルプス山脈に生息している野生のヤギの痕跡を発見しています。今回の研究でさらにその加工方法が判明したのです。
世界ではエッツィの愛称で知られるアイスマン。彼は1991年に、イタリアとスイスの国境線近くのエッツ渓谷をハイキング中のドイツ人によって発見されました。科学史上最も偉大な発見の一つであり、青銅器時代のヨーロッパ人の生活を知る上での大事な手がかりとなっています。
アイスマンは40〜50歳代で、左肩に刺さった矢によって殺されたと見られています。彼のタトゥーだらけの体にはさまざまな病気や外傷があり、慢性関節痛、ライム病、歯周病、潰瘍、さらにはナイフでの切り傷、死の直前に受けたであろう鈍器損傷が頭部に見られます。アイスマンは紆余曲折の人生を経て、壮絶な最期を迎えたようですが、少なくとも美味しいプロシュートが食べられるような食生活を送っていたみたいです。
image: Frieder Blickle
Zink博士は今回の研究でアイスマンの胃の中から発見されたヤギ肉の繊維のナノ構造を分析しました。その結果、その繊維が壊されるような加熱処理がされていない、乾燥加工された生肉であることが判明したのです。発見されたアイスマンは狩猟道具を持っていない状態だったため、博士は彼が乾燥肉を持ち歩いて旅をしていたと推測しています。加工されていない生肉ではすぐに腐ってしまうからです。さらにチーズや乳製品は摂取しておらず、肉だけを食べていたことも判明しています。
Zink博士は今回の研究でアイスマンの胃の中から発見されたヤギ肉の繊維のナノ構造を分析しました。その結果、その繊維が壊されるような加熱処理がされていない、乾燥加工された生肉であることが判明したのです。発見されたアイスマンは狩猟道具を持っていない状態だったため、博士は彼が乾燥肉を持ち歩いて旅をしていたと推測しています。加工されていない生肉ではすぐに腐ってしまうからです。さらにチーズや乳製品は摂取しておらず、肉だけを食べていたことも判明しています。
The LocalでZink博士は「おそらくアイスマンが最後に食べた食事は、原始的なスペックやベーコンのような脂肪分の多い乾燥肉だったようだ」と答えています。アイスマンはアルプスの南チロル方面から下ってきており、そこから食料を持ってきていた可能性があります。
5300年前の加工肉の発見は非常に驚くべきことで、当時の人々が塩やスパイスで調味し、冷燻するという非常に洗練された加工プロセスをすでに行なっていたという証明なのです。
この発見以前は、約2500年前の古代ペルシャ・ギリシャで作られた加工肉が最も古いものとされてきました。また石器時代にも似たような例があります。カナダから北アメリカに広がるグレートプレーンズの先住民族がティピーと呼ばれるテント住居のてっぺんに肉をくくりつけ、燻製にしていたようです。今回の発見で、青銅器時代のヨーロッパ人もまた似たような加工肉を作っていたということが証明されました。そのお味はどのようなものだったのでしょうね。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2627401


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冬季アジア大会の聖火を採火=アイヌの伝統的技法で

2017-02-06 | アイヌ民族関連
時事通信2月5日(日)20時21分
 19日に開幕する冬季アジア大会で、聖火の採火式が5日、札幌市の大通公園で行われた。
 北海道の先住民族アイヌの古い技法にのっとって式は行われた。キノコ類の「サルノコシカケ」を炭にしたものに火打ち石で点火し、乾燥した麻に火を移す段取り。屋外で湿気が多かったために苦心し、予定の時間を大幅に超えて20分後に火がつくと、見守った観客から大きな歓声が起こった。会場では、札幌大学でアイヌ文化や言語を学ぶ学生たちが伝統的な衣装を身にまとい、歌と踊りを披露した。
 聖火リレーは6日に行われる。 
[時事通信社]
https://news.biglobe.ne.jp/sports/0205/jj_170205_8150007571.html


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