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全国温泉サミットを白老へ 虎杖浜竹浦観光連合会が誘致

2015-05-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報  (2015年 5/23)
白老町の虎杖浜竹浦観光連合会(広地紀彰会長)は21日、2020年に町内で「源泉かけ流し全国温泉サミット」を開くよう誘致活動を行うことを決めた。同日、町内竹浦の湯元ほくようで開かれた15年度通常総会で正式に事業計画として承認した。20年には町内のポロト湖畔に国立アイヌ文化博物館(仮称)を中心とした「民族共生の象徴空間」の開設が決まっており、相乗効果を高める考えだ。
 同サミットは全国12カ所の温泉地域などが加盟する日本源泉かけ流し温泉協会(栃木県小山市)が毎年、全国各地で開催。広地会長によると「全国から200人近い関係者が参加する大規模なイベント」といい、象徴空間開設に合わせて話題性を高め、虎杖浜竹浦地区への観光客誘客につなげたいとしている。
 総会ではまた、連合会の会員有志が進めていた地元産品の詰め合わせギフトセット「こじょうはまの恵み」の販売について、7月までに連合会事業として正式に取り組むことも決めた。専門部会の設置や事業協同組合、有限責任会社の新設などを検討している。
 同ギフトセットは13年度に試験的に販売開始し、予想を超える申し込みがあった。14年度は販売数量や種類を拡大。町のふるさと納税利用者に贈呈する特産品にも採用されたことで、580万円近い売り上げを上げている。広地会長は「本格的な事業化が期待できる」として、連合会の会員有志で進めていた体制を見直す考えだ。
 総会には約20人が出席。広地会長は14年度の虎杖浜竹浦地区の観光客入り込みが100万人を超えたことを強調。「私たちがやれることはまだまだ残っている。この時代なので一緒に頑張ってほしい」と呼び掛けた。
 事業計画では、「虎杖浜かにたらこ温泉三大祭り」を8月1、2日に開催。合宿やバスツアーの誘致、宿泊商品の開発などに取り組む。
http://www.tomamin.co.jp/20150525891

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昨年度白老を訪れた観光客が2年連続の増加

2015-05-24 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年5月23日(土)朝刊】
 白老町を2014年度(平成26年度)に訪れた観光客は179万2032人で13年度を5万7850人、3・3%上回り、2年連続の増加となった。
 町がまとめた。宿泊客は8万1173人(前年度比1・6%増)、日帰り客は171万859人(同3・4%増)と宿泊、日帰りとも増加となった。
 虎杖浜温泉地区は101万485人(同8・6%増)。このうち「飲食店・土産店」が56万3206人(同23・8%)と大幅な伸びをみせた。タイや韓国などアジア圏からの外国人観光客、札幌圏を中心とした道内客が数字を押し上げた。「海産物ロード」は13万8655人(同5・2%増)。各店舗からの聞き取り調査によると、虎杖浜温泉や登別温泉の宿泊施設からチェックアウト後に立ち寄る客や札幌圏、周辺市町からの個人客が増加の主要因。
 町は「SNSや情報誌を活用した地域の最新情報発信、地元食材を活用した各種事業、虎杖浜3大まつりなど虎杖浜竹浦観光連合会の継続した取り組みの成果」と分析している。
 白老地区は78万1547人(同2・8%減)。このうち「まつり・イベント」が10万2439人(同9・9%減)、「体験・ツーリズム」が1万2324人(同46・9%減)。白老最大の集客イベントである白老牛肉まつりが2日間とも雨天で来場者が大幅に減少、白老地区の「まつり・イベント」全体数を押し下げた。
 一方、「文化・歴史」が19万5142人(同1・9%)で、アイヌ民族博物館が2・1%、3885人の増加となった。タイ、韓国、中国からの観光客が増加した。
 過去20年をみると、1986年度(昭和61年度)から99年度にかけ200万人超えを維持していたが、その後漸減傾向をたどり、再び2008年度に200万人を突破した。だが、翌年度から減少に転じた。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/05/23/20150523m_08.html

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