事務局隣りの早稲田教会、
ズオウの蕾が膨らむ、
赤紫の杏子色、
大通りを越えると戸山公園、
野芥子が繁茂する、
小さな花は蒲公英のよう、
綿毛が繊細で密、
カラスノエンドウに隠れるように、
蒲公英、
白い蒲公英に綿毛、
比べてみると違う綿毛、
山吹なのに、
花びらがのっぺりとしている、
八重山吹なのか、
公園の道に沿って植えられた、
満天星躑躅(ドウダンツツジ)
ツツジの先駆け、
どこでも見かけながら、
名を知らぬ、
蛇イチゴに似ているけれど、
ここからが楓の森が続く、
気に入りの地、
帰る自然を持つことの至福、
森は何処にもあり、
木々は何時も語り掛けている、
自然の心を失いかけると、
聞こえなくなる時がある、
木の声が、