こんにちは、化石燃料に頼らない再生可能エネルギーの充実に向けて努力したいと考えている石井伸之です。
本日は、宇都宮市の視察2日目となりました。
宇都宮市議会の電光掲示板には、本日の視察予定が掲示されています。
議会事務局職員の方に話を聞くと、宇都宮ライトレールの取り組みからカーボンニュートラルの取り組みは視察の受け入れが大変多くなっているそうです。
こうやって国立市議会自民党会派の視察を受け入れていただき感謝申し上げます。
午前10時より宇都宮市役所に向かい、カーボンニュートラルの取り組みについて説明を受けました。
昨日乗車した宇都宮ライトレールもカーボンニュートラルの一環として実施され、再生可能エネルギー100%で運転されています。
東副市長が宇都宮ライトパワー株式会社の社長を務められており、主な電源としてはごみ処理施設クリーンパーク茂原でのバイオマス発電と家庭用太陽光発電です。
今後の課題としては、太陽光発電の比率を増やして行くことにあるようです。
ただ、太陽光パネルは廃棄時の環境負荷もありますので、その点について質問したところ、市役所職員の方も同様に課題と捉えているとの回答がありました。
太陽光パネルを開発して、少しでも化石燃料の消費量を削減することは、正しい流れであると思いますが、太陽光パネルの廃棄時に環境汚染が懸念されるのであれば本末転倒になるのではないでしょうか?
太陽光パネルの製作時に廃棄された後の完全リサイクルも検討が必要です。
話は変わりますが、エコポイント事業については令和5年7月より9月までモデル実施をしており、エコアクションによってポイントが得られる仕組みとなっています。
ただ、課題としては他の部署で行っている健康ポイントや高齢者の移動支援に関するポイントが別の制度となっていることから、カードが何枚も必要になっているそうです。
こういったカードの一元化が必要との話がありましたが、意外と難しい作業になるとの説明がありました。
大きな市になるとどうしても縦割り行政の弊害が出てしまうのかもしれません。
質疑応答が終わった後に、お忙しいところ東副市長が時間を取っていただき、懇談の時間を設けていただきました。
そこでも、2016年の市長選挙において宇都宮市がライトレールの賛否で真っ二つに割れた時に佐藤市長の再選が無ければ、昨年8月26日の開業は無かったと断言されていました。
今後は宇都宮ライトレールの西側地域への延伸など、様々な課題があるものの活気あふれる様子が感じ取れました。
宇都宮ライトレールの駅前に力士の像が設置されていました。
視察で得た情報を活用する中で、国立市政発展に繋げて行きたいと思います。