石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月18日本日は自民党三多摩議員連絡協議会通常総会に出席しました

2013年02月18日 | Weblog
 こんにちは、2年前の国立市議会議員選挙では自民党公認で当選させていただいた石井伸之です。

 本日は青木議員、インターン生と共に2月14日に実施した、自民党国立総支部新年会参加者へお礼状を作成しました。

 前事務局長が以前作成したお礼状を現在の状況にマッチするよう書き直し、100部ほど印刷して三つ折りします。

 また、インターン生には芳名簿を封筒印刷用筆まめのソフトへ打ち込み、郵送用封筒に印刷していただきました。

 丸一日準備に時間が掛かりましたが、どうにか郵送準備完了です

 それから、午後4時45分となり立川グランドホテルで行われる自民党三多摩議員連絡協議会通常総会に、青木議員、石塚議員、大和議員、東議員と共に出席しました


 三議連会長である塚本八王子市議です。


 井上信治環境副大臣です。




 松本洋平衆議院議員です。




 丸山和也参議院議員です。


 第一部の通常総会後に行われる第二部の研修会は、河野太郎衆議院議員を講師に迎え「未来に向けた日本と自民党のあり方について」という演題で行われました。

 45分間という大変短い時間でしたが、原発と年金問題を中心に講演をいただき、あっという間に感じるほど内容が充実していたところです。

 原発問題では、簡単に説明するとウランを燃やした後の燃えカスに化学薬品を加えてプルトニウムを精製するという話であった、高速増殖炉もんじゅは技術的に難しいことが判明し、アメリカでは1980年代に撤退、欧州では不可能と判断していることからも、稼働していないにも関わらず維持費に年間200億円も掛けている「もんじゅ」からの撤退を訴えていました。


 また、原発が全て稼働するとなれば、年間1000トン排出される核廃棄物の処理についても懸念されており、冷却用プールの空きスペースは現在6000トン分と言われていることからも、その処理が問題だそうです。


 以前は宇宙に打ち上げればという話もありましたが、現在のH2Aロケット信頼度が95%ということから、20回に1度は打ち上げ途中で爆発し、地球全体に放射能が拡散してしまいます。

 そこで現在は地下500mの地中へ保存する方法が検討されているそうです

 核廃棄物の冷却についても、3年間ほどプールで冷却した後に「ドライキャスク」というケースを使い、容器内の空気循環を利用して冷却するとの話がありました。

 さらに、現在の福島第一原発内にある5号機と6号機は、再び稼働可能ということから東電としても維持しているそうですが、一号機から四号機までの事故で拡散した放射能から現実的に稼働は不可能だそうです。

 原発を稼働するについても改善すべき点は多々あるものの、現在のように単純に液化天然ガスへ依存することは、そのままコストに跳ね返って来ますので、アメリカのシェールガスやロシアのパイプライン、太陽光、地熱などを活用する中で、徐々に原発への依存度を下げていくというのが、現実的な対応であると言われていました。

 次に年金問題へと移り、国民年金は簡単に説明すると月々約1万5000円を40年間支払って、65歳より月々6万6000円頂けるという制度です

 単純に計算すると、支払い額は現時点で総額720万円となっており、65歳より9年間生存すれば712万8000円支給され概ね元が取れます。

 ただし、それは少子高齢化がこれ以上進まないということが条件であり、既にこの制度が破たんしつつあることは明白です。

 河野議員が年金を支払わない若者にその理由を聞くと、将来は年金が支給されるか不明であるという事と、いざという時は生活保護を受ければいいと放言していたと言われました。

 確かに、一人暮らしの方で生活保護を受けると月々6万8000円支給され、医療費は無料という事からそちらの方がお得に感じてしまうのは無理からぬことです。

 そこで河野議員は、数人の働き手で高齢者を支える騎馬戦の時代から、一人で一人を支える肩車の時代では現在の国民年金方式は不可能であることから、速やかに税金で基礎年金部分を維持する仕組み作りが必要であると訴えていました。

 その第一に消費税を充てるように言われており、国民皆保険制度を維持するのであれば、無年金者を解消する為にも広く公平な間接税に頼るべきです。

 さらに踏み込んだ話としては、喫煙は個人の自由だが、喫煙による生じる医療費は公の負担になるという事から、医療費分としてたばこ税や酒税などに頼るべきではないかと言われていました。

 勿論こういった話は、全て自民党として了承している話では無いと思いますが、多くの議員が様々な考え方を持ち寄り最善の方法を検討して行くのが自民党であると思います

 私も議員の一人として将来のことを考え、良かれと思う事を次々と訴えていきたいと感じる今日の講演でした。


 懇親会に出席された国会議員の方々です。

 武見敬三参議院議員です。



 丸川珠代参議院議員です。


 三田三支連会長です。




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