石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月9日 本日は国立市議会平成27年予算特別委員会が開会しました

2015年03月09日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会平成27年度予算審査を行う予算特別委員会委員長の石井伸之です

 どの立場でこの席に座ってもそうですが、委員長席(会長席)というのは身が引き締まります。

 私の一言一言で、この委員会が進行し、何らかの問題があった際には、速やかにその問題点を解消して再び委員会審査に戻れる状況にすることが大切です。

 昨年10月に行われた平成25年度決算状況を審査する決算特別委員会でも、まさか冒頭から決算特別委員会が止まるとは想像していませんでした。

 その際には、委員長を務められていた石塚議員が、何とか無事委員会が進むよう尽力されていた姿を思い出します

 委員長職を務めていて感じることは、気を配り過ぎて困ることは無いという事です。

 国立市における大切な大切な平成27年度予算審査が順調に進むよう、あらゆる面に配慮が必要であることは間違いありません。

 その中でも、委員の質問と部課長の答弁が噛み合うように修正するところも大切です

 また、その場面における質疑に相応しいものかどうか精査し、当局側が答弁すべき質疑ではないと考えられる場合は質疑を変えるよう、その委員へ伝えます。

 まずは、平成27年から29年まで3年間の実施計画についての質疑に入ります

 こちらは、複数議員の所属する会派10分、一人会派は5分の持ち時間内で質疑を行います。

 実施計画の質疑についての主なものは下記の通りです

○高架下における自転車駐輪場の設置について
○第二中学校屋上に設置される太陽光パネルについて
○他の公共施設への太陽光パネル設置について
○待機児解消について
○子供医療費を小学三年生まで所得制限なく通院一回200円を平成27年度実施することについて
○子供医療費を小学六年生まで所得制限なく通院一回200円としてはどうか?
○国立駅南口東地域に駐輪場を設置すべきではないか?
○小学校非構造部材の耐震補強工事について
○公会計システム導入時期が一年遅れ、平成29年度になることについて
○長期財政収支の見込みについて
○社会福祉協議会への負担金について
○ストックマネジメントについて
○収納率について
○人件費が平成29年度に増となることについて
○経常収支比率について
○財政ピンチ宣言を解除すべきではないか?
○国立市50周年記念式典について
○介護保険について

 といった質疑が行われました。

 全ての会派による質疑が終了した後に、平成27年度一般会計予算案歳入部分の質疑と総括質疑に入ります

 こちらは、基本的に一日1人10分という決められた時間が会派に割り振られた中で質疑を行います。

 歳入部分及び総括質疑の主なものは下記の通りです

○新しい福祉施設建設における補助金について
○個人市民税の見込みについて
○どうしても南口公共施設用地に複合施設を建設するのか?
○臨時財政対策債について
○臨時財政対策債は本来であれば地方交付税で対応されるべきところ、不交付団体となったことによって交付されないのではないか?
○市税収入見込みから見て、景気が良くなっていると実感されるか?
○4億円を超えるたばこ税の増について
○自転車移送料の減について
○平成27年度収納率を99%と予測していることについて
○広告料収入について
○くにたち未来寄付について
○施設使用料及び手数料収入について
○次世代の農政推進について
○農地の維持存続について
○都市計画税の今後について
○国立駅周辺まちづくりにおける複合施設を9階建てにすることについて
○国立駅舎再築について
○国立駅舎再築における寄付金が6500万円以上集まっていることについて
○さくら通りの桜を守るという形での未来寄付について
○経常収支比率の予測について
○都市計画道路3・4・10号線を道路で無い目的とした場合に返済する補助金及び起債額は(総額19億円)
○土地開発公社から南口公共施設用地を買い戻すタイミングについて
○予算編成方針について
○ロケ支援について
○企業誘致した9社13事業所について
○個人市民税の増について
○ネーミングライツについて
○資本費平準化債について
○自衛官募集事務委託金について

 と、このようになっています。

 本日は歳入部分と総括質疑の途中で終了し、明日以降も続行されます
 
 3年前も予算特別委員会委員長をつとめさせていただきましたが、予算特別委員会終了し、速記録が完成した後に、予算特別委員長は最終本会議において委員長報告を作成しなければなりません。

 正直なところ、4日間の多岐に渡る質疑と答弁を端的にまとめて議会に報告するというのは、骨が折れる作業です。

 それでも、大切な市民の皆様の予算を預かっているということを考えると、一つ一つの作業を疎かにすることはできません。

 多くの市民の皆様が市長や議員に求めていることは、毎日の市民生活を守り、安全安心な暮らしを保証することであると実感しています。

 聞くところによると、財政破綻となった夕張市政を運営していた当時の市長や市議に対しては、非常に厳しい視線が注がれているそうです

 そういった意味では、国立市の財政を破綻させることが絶対に無いよう、市長と議会が財政健全化に向けた方策を真剣に議論することが大切であると感じました。

 明日、明後日、明々後日と続く平成27年度予算審査が順調に進むよう、委員長として職責を果たして行きたいと考えています

 5月5日のファミリーフェスティバルに向けて体育協会事業部で作成したバルーンアートです。



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