石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

4月2日本日は防災士講習の三日目でした

2006年04月02日 | Weblog
 こんにちは石井伸之です。本日は防災士講習3日目で、最後に資格試験がありますので、昨日は少々遅くまで勉強していて寝不足気味でした。講習に入っても、寝不足のせいか昼食後の講義では、上のまぶたと下のまぶたが大接近を繰り返し、気合で寝ないようにしておりました。
 午前中の講義では、避難所の設営についてグループ形式で話し合う講座があり、どのように設営するのかまったくの素人ですので、何にも分からなかったのですが、それなりの手順があり、簡単に説明すると入口では受付を設けて、名簿を作成し、居住場所として体育館に入るように指示します。その後、支援物資が届きますが、配布し易いようにこれを体育館のステージに配置し、校庭にはプールの水を使うため、仮設洗濯機をその付近に設営し、仮設トイレは敷地の片隅に配置します。その他様々な支援活動があり、それに応じた対応が必要になります。そして、校舎を使う前に職員室や校長室、電気室などは最初に立ち入り禁止として封鎖しておく必要があります。
 避難所の設営はそんなに難しいことはありませんが、それなりのセオリーを把握しておく必要があります。避難所にたどり着いた直後は「災害ユートピア状態」といって、あれだけの大災害に遭遇しても助かって良かったという幸福な雰囲気に避難所全体が包まれます。しかし、数日もすると人間は勝手なもので、様々な不平不満が噴出してきます。そうならないようにするために、防災士の手腕が求められるとの事です。
 ちなみに、阪神大震災は災害六日後の1月23日が避難者数のピークで、1153箇所に31万6678人が暮らし、二ヵ月後の3月17日でも789箇所に7万7497人が暮らしておりました。その中で笑ったのが、大阪のホームレスまで避難所にもぐりこんで生活していたのという実態が把握されてるそうです。
 こうして3日間の長い講習が終わり、いよいよ最後の試験に入ります。30問のうち7割の21問正解で合格です。過去に落ちた人はほとんどいないそうですが、やはり緊張するものです。問題を見ると確かに3分の2は簡単に解けましたが、3分の1は以外と考えさせられる問題であり、3択と言えども侮れず、クイズダービーの3択の女王に力を借りたくなりました。
 発表は4月7日発送で、合格であれば様々な書類を提出後、晴れて防災士として認定され、今後は社会での活躍を期待される立場になります。
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