ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

アクリル封入タンポポ

2021-06-25 11:54:00 | 日記・エッセイ・コラム

先日の日曜日散歩の際、尾張町の旧村松商事ビル(1928年)の1階にあるCazahana(カザハナ)のショーウインドウで非常に気になるものを見てしまいました。その時は、まだ開店前の時間だったので、そのまま通り過ぎてしまったのですが、その後、それが気になり続けてしまったので、翌日、再度Cazahanaに行き、それを購入してきました。

上の写真がその気になったものです。

それはイギリス製(HAFOD GRANGE)のペーパーウェイトでした。

私は、この種のオブジェにはどうしても反応してしまいます。(このブログの「タンポポ」2019.05.24参照)

透明感のある球体オブジェ、それも大きなタンポポがそのままアクリル封入されており、その驚きと共に、自然界の幾何学的な美を感じざるを得ません。このような感覚は鉱物から得られる印象に近いものがあります。

タンポポ以外にも、サボテン(特に姫春星は特筆すべき)などの植物にも鉱物と類似の美が備わっている場合があります。それは人智を超えた美ということになるのかもしれません。

今回のアクリル封入タンポポは、そのような人智を超えた自然美と人間のアーティスティックな技との共演とも言えるような気がしております。

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