ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

洞窟3

2012-08-05 11:05:52 | 日記・エッセイ・コラム

昨日は土曜日で、午後になってから石川県鉱物同好会の会員の皆さんの来店が相次ぎました。

最初にいらっしゃったのはもう常連になられたNさんです。Nさんからはオパールの養石を教えてもらっていて、現在、店でメキシコ産オパールを養石中です。次にいらっしゃたのは小松のNさんです。Nさんからは先日のブルーオパールを母岩から取り出して掌サイズに変身したものを見せてもらいました。その後、Sさんもいらっしゃいました。Sさんは奥さんへの誕生日プレゼントだとしてペリドットのブレスレットをお買い上げでした。

実は3人とも本当の目的は河合副会長のコレクションです。皆さんと河合コレクションを見ながら石談義をしました。お店を開いた目的のひとつは石好きたちのサロン開設だったので、一応、店としての目的達成です。

夕方近くになって仕事帰りの加賀市のSさんも顔を出しました。Sさんは仕事で先日の採集会には参加出来なかったのですが、同好会の皆さんとの久々の対面でした。

さて、今日の話題は洞窟3です。

私の洞窟への興味は小さい頃からあったと思います。穴があったら入りたいという気持ちは昔からあったようです。

名古屋でサラリーマンをしていた頃、ちょうど職場の近くに朝日カルチャーセンターの教室がありました。その講座の中に「洞窟」の講座があったのです。私は迷わずその講座を受講しました。その講座の講師は吉田勝次さん、社団法人 日本ケイビング協会の現会長です。TVの洞窟番組でもよく出演されておられる方です。その講座では何回かの講義の後、実習として岐阜県の珊瑚洞に入りました。私は観光洞窟以外の鍾乳洞に入るのは初めての経験でした。

その講座の受講生は男性よりも若い女性が多かったのが驚きでした。中にはお嬢様タイプの人もいらっしゃいました。洞窟の実習にはお嬢様タイプの女性も参加されました。洞窟に入るにはツナギ服に着替え、泥だらけの狭い穴を登ったり降りたりします。珊瑚洞の最深部には地底湖があり、感動的な体験でした。

参加者の皆さん、泥だらけになりながらも、洞窟から出てきた時は、妙な昂揚感がありました。もちろん、お嬢様タイプの女性も無事生還です。ひとは同じ体験をすると、不思議な連帯感という感情が芽生えます。いわゆる戦友的な連帯感に近い感情だと思います。

その洞窟実習の後日の飲み会は非常に楽しかった記憶があります。

洞窟マニアはそのようにして深みにハマっていくのだろうと思います。

石川県でも白山市に鍾乳洞があります。日本ジオパークに認定された白山手取川ジオパークのプログラムのひとつとして鍾乳洞コースの選定も期待したいところです。

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