ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

エクス・マキナ

2016-03-24 13:37:54 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「エクス・マキナ」です。このブログでは「人工知能」(2016.03.10)で日本未公開の「Ex Machina」という風に書いておりましたが、つい先ほど映画.comの配信で「エクス・マキナ」という邦題で6月公開という記事を見つけました。

このSFスリラー映画は女性型人工知能ロボットが登場すると言う事で、私は現代版の「メトロポリス」(フリッツ・ラング監督 1926年ドイツ)の再来だと直感して、どうしても見たいと思っておりました。そして、日本未公開には何らかの理由があったからであろうと推察して、実は、日本語字幕付きの輸入盤のBDを購入してしまったのでした。それが今頃、公開決定とは・・・残念でした。

ただ、早まってしまったとは思っておりません。ネタバレになるのであまり多くを語れませんが、買って損のない名作だったと思います。それから、アレックス・ガーランドという作家・映画監督(本作で監督デビュー)の存在を知る事ができ、うれしく思っております。彼は「THE TESSERACT」(1999年)という小説を書いており、その小説は「四次元立方体」(村井智之訳 2000年 アーティストハウス発行)で邦訳され、さらに映画化され「テッセラクト」(2005年)というDVDも発売されておりました。私は映画趣味から離れていたという事もあって、それらの存在を知らなかったので、今頃になり、小説もDVDも格安(送料別で1円)で購入しました。

幾何学的な四次元立方体は気になる存在です。三次元の菱形十二面体が四次元の立方体に相当する事を思えば、鉱物結晶にも密接に関係しています。そのようなタイトルの小説や映画が存在していたのですから、それを読んで見たいと思うのは自然な事だと思います。

「エクス・マキナ」のお蔭で、私の中で眠っていた映画趣味が甦り、鉱物趣味との融合がはかれそうな気がしております。

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