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昨日、遊色の薄いホワイトオパールの原石をコップに入れ、自宅の電気ポットから95℃の温水を注いでみました。オパールの遊色効果の変化を期待しましたが、何の変化も起こりませんでした。しばらく観察を続けてみましたが、コップの中の温水はすぐに冷めてしまいます。このような簡単な実験では、保温という問題があります。出来れば、透明な保温ポットで、温度ごとに温度管理しながら長時間観察を続ける必要性があります。・・・。ただ、そんな事をしてもあまり意味があるようには思えませんでした。
そう言えば、5、6年くらい前に、温度で色が変わるカラーチェンジ・カルセドニーのブレスレットがあって、「石の華」でも扱った事がありました。それは70℃くらいの高温と室温とで色が変化する面白いものでした。
体温で色が変わるものとしては、その昔、リトマス試験紙のような簡易体温計があった事を思い出しました。それは、どこかにいって無くなってしまいました。
その代わり、体温で色が変化する「TOUCHSTONE」というおもちゃが残っておりました。(40年前くらい前に買ったものです。)
上の写真がそれです。
それは何かの樹脂のような素材で、指で触るだけで虹色が変化してゆく面白いものです。そのソラリゼーションのような色の変化が魅力的です。
温度の変化によって物質の色が変化する現象をサーモクロミズムと言い、どうも様々な材料があるようです。カラーチェンジ・カルセドニーは石の代表例だったようです。