ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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10周年

2021-07-05 10:52:23 | 日記・エッセイ・コラム

先日、店のカウンターの引き出しの中の奥の方から見慣れないUSBが出てきました。何だろう?と思ってパソコンに差して見たところ、オープン初期の頃に使っていた様々なデータが入っており、その事をすっかり忘れておりました。

その中には興味深い写真データも入っており、それを見ると懐かしい気持ちになってしまいました。

上の写真がそれです。

それはインド産の束沸石の写真ですが、今、見直すと、花のように美しく結晶しており、正しく「石の華」という雰囲気です。沸石だからと言って侮ってはいけません。この石の事は「石の華」の象徴的存在としてしっかり覚えております。ゲットしたのは私が鉱物コレクションを始めた25年前のミネラルショーのインド人のブースでした。今思えば、非常に安価な値段だったと思います。更に、「石の華」を初めた初期に、それも安価に売れてしまいました。購入されたのは確か病院関係の人だったと思います。それは今、どうなっているのでしょうか?もし、どこかの病院の待合室辺りに飾られているとしたら本望です。そのお客さんは「花を飾っておくよりこれの方が良い」といった趣旨の話をされた事を思い出します。石が癒しになれば、それも本望です。

さて、「石の華」はもうすぐ開店10周年を迎えます。店を始めた頃は、10年も続けるとは思っておりませんでした。昨日、近くの金沢フォーラスに行ってみたのですが、閉店してしまった店(本屋も閉店しました。)や新しくオープンした店があったり、激しく新旧が入れ替わっておりました。そのような様を見ると、当店は長く続いた方のように思えます。

これから先はどうなるでしょうか?それはまだ分かりませんが、この先、コロナ禍を乗り切っても長くて5年くらいでしょうか?

これから先は野球の延長戦(延長戦の方が面白いのです。)のような雰囲気でやって参ります。いつ終了するか分かりませんので、取り置きのある人は計画的にお願いします。

10年間、長いようで短かったような気がしております。その間に亡くなってしまったお客さんもいらっしゃいますし、開店当時は10歳の小学生だったお客さんは20歳になられました。オープン当初、多かったスピリチュアル系の人達は少なくなってしまいました。代わって、石そのものを愛でる若い人たちが増えてきています。・・・。

当店「石の華」だけは何も変わらず、そのままです。

これから考えますが、10周年記念のセールは行う予定です。また、告知したいと思っております。宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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