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鉱物の部屋へのいざない

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称名滝と立山博物館

2019-10-10 11:57:49 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は定休日で、天気も良かったので、早朝ドライブで立山の称名滝に行って参りました。私は、称名滝は約30年ぶり、2回目です。前日までの雨のお陰で、この時期としては水量も多く、ダイナミックな滝を堪能できました。



最初の写真はハンノキ滝に昇る朝日の光景です。このような風景は早朝ならではです。



次は称名滝とハンノキ滝のV字です。このアングルがベストだと思います。昨日は、早朝にもかかわらず、数人の滝ガールがそれぞれ単独であちこちで写真を撮っておりました。

実は、称名滝でヒカリゴケが見られるという話があって、その八郎坂に行こうとしたのですが、生憎、土砂崩れで通行止めになっており、その入り口で諦めました。

称名滝を堪能した後、吉峰温泉 ゆ~ランドに行き、温泉に浸かりました。滝見物と温泉と昼食、充実した休日です。

その温泉施設で立山博物館で開催中の「立山・天産物のかがやき」というポスターを見掛けました。玉髄や玉滴石塊や白鉛鉱の写真と天産物という名前に魅かれて、そこに行きたい気持ちになり、すぐに立山博物館まで戻って、その特別企画展を見ました。

その企画展では江戸から明治、そして昭和へと立山の天産物をめぐる近世本草学・近代博物学の展開を標本展示と共に紹介しておりました。私は特に「弄石から鉱物学、殖産興業へ」というコーナーに興味を持ちました。そして、その企画展の図録も購入しました。

その図録には金沢博物館(このブログの「金沢博物館」2017.01.10~「和田維四郎」2017.02.07参照)の事が出てきたり、「我が国における鉱物資源調査」(清水正明)の論文が掲載されていたりして興味深く読みました。(その“和田鉱物標本”には「今回、見学許可が得られず、云々」と書かれており、まだまだ非公開なのだとわかりました。)

この立山博物館の特別企画展は11月4日まで開催中のようです。図録も貴重な文献だと思います。

昨日の休日は思わぬ収穫があったと思いました。
コメント
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