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鉱物の部屋へのいざない

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奇岩

2018-02-23 13:47:51 | 日記・エッセイ・コラム
今朝の金沢は晴天でした。週間天気予報でもようやく雪マークが無くなりました。春が待ち遠しい今日この頃です。

さて、昨日、ずいぶん前から待っていた「奇岩の世界」(創元社 山田英春編)が届きました。それは世界中の奇岩ばかりを集めた写真集です。編者は「不思議で美しい石の図鑑」の山田英春さんで、山田さんの審美眼から選ばれた世界の驚異の奇岩が180点収録されておりました。そこには石好きさんなら納得の奇岩の数々が並んでおり、奇岩好きでもあった私も初めて目にするものもあったりして、十分満足できました。

思うに、基本的に石好きさんは奇岩好きでもあるような気がします。(このブログでも過去に5回ほど奇岩を話題にしておりました。)

もし、時間とお金があったら、世界の奇岩巡りをしてみたいと夢想します。それができないので、奇岩の写真集を眺めたり、TVの奇岩番組をみたりしています。

そうそう、PS4の「ワンダと巨像」というゲームでは奇岩の荒野が舞台となっており、私はその景色の中を動き回る事を楽しんでいます。それはゲームの中の架空の奇岩地帯なのですが、その疑似体験そのものが面白いのです。それは巨像を倒すというゲームの内容とはまた別の楽しみ方ですが、それはそれで面白いと思っています。

現実の奇岩としては、最近になってその存在を知ったレバノンのバータラ渓谷が気になっております。その洞窟のような穴に雪解け水が滝となり垂直に落ちていく様は、まるでゲームの世界のような絶景です。その場所は中東にある事から渡航難易度が高いと思われますが、行ってみたいと夢想しております。(何かのTV番組で取材して欲しいと思います。そして、ドローンで空撮してきて欲しいと願っております。)

奇岩のある風景は地球ならではの風化・浸食作用の賜物だと思います。そのような風景は長い地球史の中の一瞬の姿なのです。だからこそ貴重で尊い姿なのだろうと思います。

奇岩の世界
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創元社
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