今日は「交通アクセス」です。
昨日開業した北陸新幹線で、金沢から東京までの「交通アクセス」が飛躍的に便利になりました。今後はミネラルショーなどで東京方面に行く場合には非常に便利になると思います。
先ほど、ネットのジョルダンで、今現在から、金沢から東京、大阪、名古屋までの「交通アクセス」の所要時間を調べてみたところ、何と!東京までが最も短時間で行けるという結果になりました。次は名古屋で、その結果、大阪が遠くなった気がしてしまいました。それでも金沢からどこでも3時間以内で行けるのです。金沢駅前という立地は「交通アクセス」の点では全国的にも好条件の場所になったと思います。
私は名古屋に10年ほど住んでいたのですが、名古屋も「交通アクセス」が良いところで、ミネラルショーに行くのに東京、大阪、京都へは何の精神的抵抗もなく行けたと記憶しております。「交通アクセス」の移動時間が3時間以内であれば、どこへ行くにも日帰り圏内です。私は移動時間に心理的負担がかかりやすい方なので、名古屋の「交通アクセス」の良さには満足しておりました。
今後、金沢でも名古屋と同じような感覚になると思います。特に東京への「交通アクセス」は大きく変化します。金沢という場所はある意味、3大都市圏から等距離になったとも言えます。それは今後の金沢にも大きく影響すると思います。
そう言えば、その昔、「日本列島ここが真ん中」というタイトルのラジオ番組があったと思います。そのようなタイトルは名古屋の方が相応しいと思っていましたが、今思えば、今後の金沢に相応しいタイトルという気がします。金沢は地理的に日本列島の真ん中に位置しておりますし、東京、名古屋、大阪という大都市からもほぼ同じような時間距離に位置する事になります。これからは人・物・情報の流れは平均的な日本という姿に収斂していくと思われます。金沢は日本海側に位置し、400年以上も戦災が無く、自然災害も少なく、金沢独自の文化を育んできました。太平洋側の気候風土とは異なった環境で独自の文化を保ってきたのですが、今後は否応なく3大都市圏の影響を受けていくと思います。そして、関東・関西の両方の文化の影響を受けつつも中部圏としては名古屋とは違った文化を持つ日本の中心的な地方都市になっていくと思われます。それは決してミニ東京になる訳ではありません。金沢ならではの伝統と文化の元に東京的な平均化した日本の文化が交わってゆくのだろうと思います。
北陸新幹線の金沢開業で始まる新しい金沢は今後ますます面白く変身してゆくような予感がします。「交通アクセス」の利便性は金沢そのものを変えてゆくでしょう。石の世界も東京の影響を大きく受けてゆくと思われます。どのように変化してゆくのか?今後が楽しみです。