めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ジバク(山田 宗樹)

2016-03-20 21:16:16 | 本(普通) か・さ行の作者

今回読んだ こちら は、ナント、以前読んだ こちら の男版なんだそうです。
と言っても、嫌われ松子が なかなか面白かった印象はおぼろげに記憶にあるものの…
殆ど 内容を覚えていないという…(汗)
ただ、頭も良く 容姿にも恵まれた松子さんが あれよあれよと不幸な人生を歩んでしまった…
そんな感じのストーリーではなかったかと… ( ̄ー ̄?).....??

と、まずは、読み始ました。
…ら、、、、  らららら…
あまりのテンポの快活さに 止まらない・・・

(そっか~、 山田センセイって こんなに巧みに 滑らかにお書きになる作家さんだったのね。)と 松子の時も きっと同様に感じたに違いない・・・ と思いながら、あれよあれよという間に ページが進んでしまいました。

でも、ハッキリ言って、読後感は あんまりよろしく… はない… です。
だって、人生を謳歌していた 言わば「勝ち組」のサラリーマンが、ちょっとした ボタンを掛け違えて、
それからは 負の連鎖に陥る一方なもんで ------
(ノ_-;)ハア…

まぁ、 でも、本当に 筆力は たいしたもんだと(← 失礼(汗)) 感心しながらも…
どんどんドツボにハマっていく麻生貴志に対して、
“んもぅ~~、 ヤマダ先生、これじゃぁ 浮かばれなくて あんまりじゃあないですかー。 なんとかしてあげて下さいよ~~ぅ!”
という気になっていきました 。。。 (・・;)

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