めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ほどなく、お別れです[2]:それぞれの灯火(長月 天音)

2022-08-03 22:26:13 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

ほんとうにさ・・・
着眼点がすごいよね。 圧巻。
前作 に引き続いての、シリーズ2作目

なんというかですね、この本読むと 死生観が覆ってしまう。(← とてもいい意味で。)
うーーん。。 そもそもがこの舞台に目を付けて 本に書きあげて 世の中に送り出したことが 素晴らしいと思う。
そして、あいにくととても感動したらしい(全く覚えてませんの… 実は。。(汗))1作目から年月を経てもなお、
また改まって 1からの気持ちで自然と向き合わされるんですよねーー。 この本に。
もう1度、1作目をおさらいしたくなった。
読んでみようかな・・・ (予約しました。(爆))

美空ちゃんの人生を変えた 漆原さんの仕事への向き合い方、
復習したくなった。
陽子さんの下でアルバイトから始めた 美空ちゃんが、何故ゆえに方向転換に踏ん切ったのか?
なんだか 居ても立っても居られない、前作読みたーい! という心境。

あとね…
びっくりだったのが、長月センセイって ご主人を亡くされているとのこと。→ こちらの記事
え。。。 そうだったんですね。
だから、こんなにも魂にズシンと来る作品になっているのですね。
辛かったですね。。。
今日、次なる本を借りてきたけど、そっちのけで1作目を読みたくなった。

*後日談(R4.8/6)
ペロっと・・ 読みました。
なるほど。 記憶力衰退の一途をたどる わたくしめとしては、純粋に良かった!
腑に落ちた。
漆原さんも 里見さんも陽子さんも、本当に素敵!
坂東会館という場があることに、心からエールを贈りたい。
そして 実際のところ、この本を読んで、かなり救われる人って 多いと思います。
再読して ほんと良かった。 美空の成長と 関わる周りの人の今後をこれからも読んで行きたいです。
ほんと、いい本です。

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