めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

海賊とよばれた男(百田 尚樹)

2013-02-13 22:40:58 | 本(よかった!) た・な・は行の作者
 

百田先生~~、(興奮)
よくぞ よくぞ 書いてくださいました。 m(*´Д`)m (涙)

今回の こちら、(そろそろ 予約者数が落ち着いたら、予約なしで借りられそうだな~。)などと、
のんびり構えていたのですが、・・・・・
月日が流れても 静かなブームで、予約者数ゼロになることがないどころか、
痺れを切らしたワタシが 予約を入れた数日後には、このようなコト になり、
あれよあれよという間に、待機人数が膨れ上がるという… いわば “百田現象” に陥ったのでした・・・

そうです。
ワタクシめが 過去に読んだ本の中で「No.1」と称する こちら (不朽の名作 ≧∀≦)
の時も、わが地元の図書館では 百田現象が起こったのでした・・。
はい。

では、いよいよ本題へ移ります。
いやーーーーーーー・・(唸)
これは、繰り返しますが ほんと「よくぞ!(← 賞賛)」の一言に尽きます。
これほどまでに、歴史的で とてつもなく壮大な作品が、百田マジックにかかると
大変に読みやすく、心憎い演出も手伝って、忽ちのめりこんでしまい 次々とページをめくってしまいます。

しかし、ワタシは 努めて、1ページ毎 大事に大事に 拝読いたしました。
いや~~~(唸)
実は、ワタシは 歴史ものは大変不得手な分野なのですが、百田作品では そんなコト言ってられません。
なにしろ、随所に さり気ない工夫が凝らされていて、その効果に気付きながら進むのも
百田文学の楽しみ方のひとつとして、忽ち虜になってしまいました。 今回も。

今回、最も 度肝を抜かれたのが、
上巻の P.352 です!!

ワタシは、ここに気付いた時、「えぇぇ・・・、ま、まさか…、嘘でしょ~~~~。」
「ま、ま、マ… マジっすか~~~(驚)?!」 (,,0pДq0)ダー
と、家の中で ひとしきり悶えて、喜び、パニック寸前に☆
大興奮の妻の姿に、すっ飛んで来た犬顔は あわあわ… しておりました。(爆)

そうです。
『永遠…』をお読みの方は、もぅお気付きですね。
いやぁーーーー、 ほんと、すごい仕掛けが潜んでいました。
(脱力)

それから、冒頭で触れた 作品紹介のリンクページでも、百田先生ご自身も
「書きながら泣いたのは、“永遠の0”以来です。」と コメントされているように、
読者側だって 同じです。
ワタシも 何度泣きそうになったことか・・ 。・゜・(*ノД`*)・゜・。

國岡鐵造を取り巻く登場人物は、国内外,善人悪人 問わず、それはそれは魅力的で
互いのキャラがよき相乗効果を生み出しているのですが、
ワタシが 中でも、心を揺さぶられ 涙腺が緩みそうになったのは、
  ・鐵造の前妻ユキさん ・日田重太郎 ・長谷川喜久雄 ・新田辰男
の4名でした。
これから、読まれる方は どうぞ お楽しみに。

特に、下巻の最大の見せ場 = 日章丸の新田船長には、惚・れ・ま・す *(〃∇〃人)*!!
そしてまた、船長の奥さま = 満壽子さんが ステキなので、乞う ご期待。

1人でも多くの方に この本の素晴らしさを知っていただきたいですが、
中でも 特に、管理職の方→ 必読! です   <( ̄^ ̄)>えっへん
ということで、犬顔夫にも 口を酸っぱくして薦めました。
(ただし、 ウチのは 日田さんや鐵造さんのよーに、
 部下に “いざという時は、一緒に乞食をやろう!” とは、言わないタイプだな~・・・)


と、この本について 綴りますと、とめどなく続いてしまうばかりなので
そろそろ辞めようと思います…。(汗)
最後に一言、感想の言葉を残すならば、この本は “いつまでも いつくしみたい”(← 永遠の0とセットで)
作品です。
そうですねぇ~~、 言い換えるならば、
もしも、“自分が死んだら お棺に入れてもらいたい”本! ですな。
ほい。 ゜.+:。(*≧∇≦*)゜.+:。
(あ…、 もち、ゼロ+上下巻の3巻セットでネ(笑))

そして、これこそ 本当の最後ですが・・
百田先生、先に申し上げておきます。
「直木賞,本屋大賞の受賞、誠におめでとうございます!」
 ↑↑↑
 ☆予言 d(*´∀`*)b
コメント
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