めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

【つぶやき】 こんな大惨事になるとは…

2011-03-13 11:14:16 | その他(雑感)
3.11から一夜明け、次第に情報が明らかになってくるにつれ、
東北地方のみなさま・・・
本当に… 何と申し上げたら…
現在、究極の精神状態と体力の限界の中、救助を待たれている方が、まだまだ大勢いらっしゃるとのこと…
情報もなかなか得られず、ご家族の安否もわからず、本当に 本当に…。
ただ ただ 少しでも早く快方に向かうことを祈っております。
東京電力のみなさま、消防・警察のみなさま、他のみなさま方、本当に 本当に お疲れさまでございます。
疲れきっていらっしゃるだけに、まずは、御身の安全を確保なさってくださいね。

  ・ ・ ・ ☆ ・ ・ ・ ☆ ・ ・ ・
さて、3.11の夜のことに戻ります。

たとえ、勝手知ったる自宅の中にいようと、電気も水道も停まった状況では、人間て なんて無力なんでしょう…。
携帯も電池が残りわずかになってくるし、このまま真っ暗闇の部屋の中にいても 何も進展しないし…
“もぅ、ダンナとも連絡が取れないし、自分で生き抜かなくっちゃ!”と思ったワタシ、
暗闇の中で働いた本能は、人恋しさ。

とりあえず、我が家から見える、駅の明かりを目指したどり着いたものの、
シャッターがかかって閉鎖され、真っ暗闇の中、風を除けられる場所を求めて座り込む人々の姿…。
みなさん、暗闇の中 もぅ途方に暮れられて、でも お互い目が合って(とほほ…)とアイコンタクト、という感じ。
内心、(役所は、なにやっとんじゃい! はよ、ここの方々を避難所に誘導せい!)と怒付きながら、
(実は、この時点で 既に、役所側はJRの要請を受けて 700名の帰宅難民の第一陣を○小に誘導し、てんやわんやの対応中だったとのこと。
 ご、ごめん~!)
とりあえず、ワタシは、再び 風の除けられる自宅に戻ったのでした。

しかし、このまま、いつ復旧するともわからない水と光と暖 ・ ・ ・
“このまま ここに居たら、う○こもできないじゃん!”と、生理本能が働いたワタシ、
同じ市内でも 実家の地域 → 水は出る、と父からのメールに一途の望みを託し、実家へ向かって歩き出したのでした。

この時点で、携帯の電池が尽きていたので、親が起きていることを祈りつつ…。
やたらと 星がキレイに見える夜空が印象的で、途中、他の人に出会うこともない死の街を
(みなさん、一体全体、この瞬間をどう過ごされているのかなぁ…)と思いつつ、ひたすら歩くこと数十分…。

ようやく、着いたものの、家の中は 当然真っ暗で気配が全くわからず、
ピンポン(呼び鈴)も通じないので、ひたすら、玄関を叩き続ける 怪しい娘…(必死!)
内心、“ちぇっ…、まいったなぁ~、ここで夜明かしかよ…。(超寒い)”と思いつつ、
家の周りの窓を叩きまわる 怪しい娘 ・ ・ ・
…と、 ここでキセキは起こった。
さすが血の繋がっている母!
何かを察知し、たまたま窓を開けた(と言ってました。)母が、ワタシの登場に超・驚きつつ、めでたく救出の顛末となりました。

でも、やはり環境は変わっても、真っ暗闇に変わりなし。
とりあえず、WCだけ済ませて、コンタクトも外せないまま 寒さ除けで布団に潜り込むしかなく ・ ・ ・
結局、電気は、夜中に復旧の運びとなり、携帯の充電に成功し、ダンナとの通信に成功したのでした。

停電中は、なにしろ 電話回線が繋がらないものだから、役所としても通信手段を欠き、足で状況確認と対応をするしかなかったとのこと。
免許センター帰りの方々が取り残され、それこそ よくTVで報じられるような避難所の有り様だとのこと。
翌朝、JRが動いてくれたおかげで、不安な一夜を過ごされたみなさん、
無事にご自宅へ帰れましたでしょうか…。

つくづく、電気と太陽の光のありがたみを噛みしめた体験となりました。
さてと、
今後 予想される電気供給不足に備えて、できる限り 節電に努めなくては!
コメント
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