西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「つなね」居住地での年末行事

2010-12-26 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
10年余前に23軒で共同で造ったコーポラティブ居住地「つなね」に私の「書庫」がある。

今の自宅に対する「セカンド・ハウス」であるが、「つなね」では一番狭く、今のところ「寝泊り」は難しく、書庫、書斎として使っている。

しかし、私達は居住者には違いないので(住民登録は自宅でしているが・・・)管理組合の組合員であるし、私は今年、役員もしている。

だから、毎年年末に行われる年末行事には夫婦で参加している。今年は春に10周年記念の会もあったし、10年目の「計画修繕」もあったので、とりわけ感慨がある。

その年末行事は昨日(25日)にあった。

先ず10時に居住地全体にけたたましくベルが鳴り響き、皆、集会所前に集合、防災訓練だ。点呼があり、次に大掃除に移る。

拙宅は、地階(表面上1階)にあり最も狭い専用面積なので、周りに言わば「共用」のスペースがあり、一部、皆の自転車置き場になっている。そこには10年間の間に不要になったものも放置されてきたので10年目を期して整理することになった。6台ほど出した。後の自転車も一時移動させて、吹き入った落ち葉や砂の掃除をした。子どもたちも「箒(ほうき)隊」で参加した。

私は、家の中の大掃除も一部試みた。床を拭いて、底を洗ったスリッパーを置いた。玄関扉の外部を、共同性ある空間として細かいガラスマスの中を拭いたが、角の部位が綺麗にならない。一種のデザインミスかもしれない。外部の郵便受け、ガスメーターの上なども雑巾で拭いた。「真っ黒」である。

11時前から集会所前で「餅つき」が始まった。8臼ほど搗いたのではないか。私は「60歳代の人!」という呼び出し声につられて出て行って、ゆっくり20搗きほどした。最高齢82歳の男性も頑張っていた。年末に「戻ってきた」娘家族一家の参加もあった。

搗きたての餅を丸めて中や外に餡子をつけるもの、焼いてぜんざいに入れるもの、普通の丸餅(草餅、海老餅ー桜餅ー)などのバリエーションがあり、餅を丸めるのは女性陣、搗くのは男性陣と大体の役割分担、勿論、女性で搗いている人もいる。

豚汁や大根漬けも出されている。日本酒やビールも飲みだしている。和気あいあいの餅つきだ。餅を食べるのが昼食の代わりである。13時半頃に搗いた餅を各家族に分配(大人1人400円、子ども200円負担に応じ)され終了。共同で後片付け。

夕方6時の「忘年会」まで休憩、持ち寄り料理の準備時間である。休憩は私、料理準備は妻である。今日の料理は、人参・松阪牛の揚げもの、海老コロッケ、鮭の千枚漬け巻の三種だ。

17時半過ぎに妻の自動車で出かけた。忘年会は18時より、私が理事会年長というので「乾杯の音頭」をとり、スタート、今回は色々の事情で6軒ほど欠席、少し淋しかった。だが、一食べ一飲みしてから「家族の一年」のスピーチがあった。息子さんが結婚した、就職が決まったなどのいい話もあった。20時頃から席がばらけて色々交流、21時過ぎに一応「終わり」、妻と一緒に22時頃に帰宅、これで年末の「忘年会」関係は終りである。

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