今朝の新聞やテレビは、タウンミーティングの「やらせ」質問等を調べていた調査委員会の最終報告書と政府対応を一斉に報じている。報告書によると、「やらせ」質問15回、一般参加者を装った発言依頼29回、国から自治体への「動員依頼」71回に加え、主催者が入れたくない参加希望者を排除する「抽選工作」1件が明らかになった。開いた口がふさがらない。町づくりや地域づくりでは、草の根の住民の意見を聞くのはイロハのイであるが、それは様々な意見を聞いて問題の構造認識を共有するのが大きな目的の一つであり、例えば「賛成意見」ばかり集めては意味がないのはすぐ分かる。「官」主導になると、どうしてもこうなりがちの他、集会で思っていることを発言する体験や訓練が日本の場合、戦後相当進んできたが、まだまだということもあるだろう。私達も、町づくり手法としてリアルな集会、ワークショップのほか、ネットでの意見表明や議論がどの程度出来るのか、関心を持ち少しずつ共同研究もしようとしている。皆さんはどう思いますか。
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最終的にこうしたいと決めて、
それが民意に沿ったものだと思わせるための
タウンミーティングになってしまってるんでしょうね。
みんなで作り上げるという文化が育ってないからでしょうか?
家の近くに公園や植樹公園がありますが
せいぜい犬の散歩に使われているだけで
子供が遊んでいるのをほとんど見かけません。
一部はホームレスの人が寝泊りしたところを
封鎖したままです。
そこの町に住む年齢層によっても
必要なものは違ってくると思うので住民の声が
反映されるような仕組みが作られるようにして欲しいですね。
結論を先に出してしまってというのは
ミクシー日記でもよく見られます。
話が発展していく、自分の結論が否定されるというのを
許せない人がけっこういるのも事実です。
ある程度書き込みが入ってから、
趣旨と違っていたのでこの日記はここまでと
切ってしまう人がいるので・・・www
日本人自体が討論するということに慣れていないのではないかと感じます。