もうすぐ2015年(平成27年)も暮れていく。そこで一寸、この年は僕にとってどういう年なのか意識的に捉えておきたい。
まず、もう既にこのブログでも書いたが、スコットランド人パトリック・ゲデスが100年前の1915年に『進化する都市』を英語で発刊した年である。この著書は、スコットランドは言うに及ばず、イングランドでも注目されたし、他の英語圏のアメリカやカナダ、インドなどでも注目され、影響を及ぼした、といえよう。
ただ日本へはどうだったか、については、「社会学分野」や「都市史」「都市計画史」に一定の影響があった、といえるにすぎないのではなかろうか。
しかし、今年、原書発刊100年を期して不肖・僕の手で改訳本が出たことは、それなりに意義があるのではないだろうか。
と、同時に今年は都市計画分野でいち早くゲデスの『進化する都市』に着目し、本邦や僕たち弟子たちに紹介していた京大の絹谷佑規助教授がオランダで客死してから51年、絹谷先生の遺稿が西山夘三先生(1965年当時には京大教授)や西山研究室の編、絹谷佑規著で発刊(勁草書房刊)されてから50周年(半世紀)にあたっている。
ということは、大学院に入って僕等が研究し初めてから50周年である。同期の延藤安弘君や梶浦恒男君の感慨や如何に。
まず、もう既にこのブログでも書いたが、スコットランド人パトリック・ゲデスが100年前の1915年に『進化する都市』を英語で発刊した年である。この著書は、スコットランドは言うに及ばず、イングランドでも注目されたし、他の英語圏のアメリカやカナダ、インドなどでも注目され、影響を及ぼした、といえよう。
ただ日本へはどうだったか、については、「社会学分野」や「都市史」「都市計画史」に一定の影響があった、といえるにすぎないのではなかろうか。
しかし、今年、原書発刊100年を期して不肖・僕の手で改訳本が出たことは、それなりに意義があるのではないだろうか。
と、同時に今年は都市計画分野でいち早くゲデスの『進化する都市』に着目し、本邦や僕たち弟子たちに紹介していた京大の絹谷佑規助教授がオランダで客死してから51年、絹谷先生の遺稿が西山夘三先生(1965年当時には京大教授)や西山研究室の編、絹谷佑規著で発刊(勁草書房刊)されてから50周年(半世紀)にあたっている。
ということは、大学院に入って僕等が研究し初めてから50周年である。同期の延藤安弘君や梶浦恒男君の感慨や如何に。