西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

父に教わったこと

2007-06-25 | 金沢の思い出
昨日、日曜日の朝、ラジオの「お便り特集」で「父に教わったこと」をやっていた。そう言えば一ヶ月前には「母に教わったこと」をやっていたっけ。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/5e027615acea11e7e7d7b6a6555a8525
で、昨日も聞きながら自分自身のことを考えてみた。父は、戦後、満州から引き上げてきて暫く西村家に逗留したが、やがて東京の鹿島組(後の鹿島建設)に就職し、色々の事情で昭和30年(1955年)頃に母と別れた。その間、盆や正月に「帰ってきて」私や妹を連れて「ターザン映画」を見せてくれたりした。寡黙の父だったが食事の時、妹がご飯を畳に落として、拾って食べなかったものだから、こっぴどく妹を叱った。その剣幕に普段の無口の父を知っていたので私も驚いてしまった。駅弁の蓋の裏の米粒まで食べるようになったのは、父のせいである。その後、私達のロンドン留学が決まったとき(1982年)、東京に招いてくれてロシア料理をご馳走になった。祖母がなくなった後で、旧制四高の同窓会で金沢に来た折、四高時代の思い出や母との馴れ初めも語ってくれた。何時かは、娘や孫のためにもノートメモしかないそれらのことを書き残しておきたいと考えている。
父のこと(再掲):http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/0941aba2c428c96c1f019812dcbc918b

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