西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

奈良女子大・奈良散歩05年10月27日-2喫茶「ときわ」の庭から

2005-10-27 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
住環境学講座の「事務室」を覗いた。来月初旬にJabeeの現地審査があるようで準備におおわらわの感じ、私も未だの作業を一つしてから、天気が良いので外に出た。奈良県庁の本体と裏の別館の間の道を真っ直ぐに若草山に向って東に行くと、県知事公舎があり、その先の左手に喫茶「ときわ」がある。この裏手の庭で増井正哉さん(現・奈良女子大学教授)、新入生等と昔、珈琲を飲んだことがある。4月の新入生歓迎ハイキングで奈良公園に行った帰りである。この庭から東大寺の大仏殿や南大門の屋根が見え、遠くに若草山もみえる。そして近くに民家の屋根瓦が見えている。ここで、建築史の増井さんが「遠くの東大寺と近くの近代民家が折り重なって見えるのも良いもんだ」といったようなことを言ったことを覚えている。2週間前の10月13日のブログで「異時代の景観複合」ということについて、奈良国立博物館新館と旧奈良県物産陳列所(現・奈良国立博物館仏教美術資料研究センター)及び奈良国立博物館の修理所を例に出して述べた。今回も、その例である。店の人に聞くと、この辺は風致地区で、「派手な改築」は出来ないという。それにしてもコンクリートの電柱や電線、テレビアンテナ、近くの民家のブロック塀はなんとかならないかな、と思った。

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