西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

けいはんな学研都市のユニークな特徴

2007-04-06 | 地域居住学
4月4日、夜に拙宅から歩いて数分のレストラン「あわさい」で「けいはんなのまちづくりを考える会」の運営委員会があった。私は運営委員ではないが、呼びかけに応えオブザーバーで参加した。夕食を食べつつ議論している。色々と議論を聞きつつ自分で何か言いたい衝動にかられて手を挙げて概略次のように述べた。
「けいはんな」地域で何がユニークかと言えば、五つ六つあると思う。〔1〕パッチワークのよう、と言われるように府県も三つ(大阪、京都、奈良)、市町は七市一町(枚方市、交野市、四条畷市、木津川市、京田辺市、精華町、奈良市、生駒市)と広い。これが一つにまとまって一つの地域に成長すれば「日本初、日本発」となろう。〔2〕自然環境豊かなところに「先端的」人工環境が入り込んでいる。〔3〕一次産業の農林業と高度な産業・研究部門。〔4〕農村と都市の結びつき。〔5〕環境問題、情報問題の実験地。〔6〕旧住民と新住民の確執、まとまり。これらが上手くまとまった「まちづくり」が進めば、一つの先進モデルになるだろう、と。どうであろうか。最近「けいはんな学研都市」のポータルサイトが出来たので紹介しておきたい。http://www.kri-p.jp/

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5 コメント

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けいはんなのまちづくり (ごろちゃん)
2007-04-06 09:18:57
 ichiroさん、考える会の運営委員会についての基調なコメント、ありがとうごさいます。
 
 けいはんなの特徴は、FUTANさんも指摘されているように幾つかの壁(3府県7市1町の行政の壁、住民と科学技術の専門家との壁、新旧住民の壁など)がありますが、これを逆手にとって、うまく融合・異質結合を行えば、イノベーション(革新)とクリエイション(創造)が生まれるのではと思います。

 ichiroさんの分析・提案も、このような趣旨ではなにいかと考えます。いかがでしょうか。
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そうですね (ichiro)
2007-04-06 10:05:47
一つ落としてたけど、「ごろちゃん」さんの言う、専門家と普通の住民の「壁」もありますね。
FUTANさんも言っていましたが、ロボットと市民など市民もワクワクするだろうし、専門家も本当のニーズを掴めるでしょうね。でも「ロボットタウン」というと、何だかロボットばかりみたいなイメージになるので、「人間(市民)・ロボット協働タウン」とかにしたら・・と思いました。
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なんとかタウン (FUTAN)
2007-04-06 11:13:16
ネーミングが重要ですよね。

アトムが住んですんでいるような、アトムタウン。
アラレちゃんが住んでいるのはペンギン村だけど、これじゃあ分けわかんないか。

いっそのこと、なんとかタウンの名前を公募してみてはいかがでしょう。
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市民でなきゃできないこと (けたお)
2007-04-07 00:02:01
「けいはんな学研都市」の一体性追求活動をしたいです。
行政が分かれたままなので、市民でなきゃできないことだと思います。
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市民は総合化の基本力 (ichiro)
2007-04-07 07:25:01
けたおさん
その通りですね。前にブログ書きました。今のところ行政的に「市長」は(我々の「ごろちゃん」さんは別ですが・・)無理なので、草の根市民だけが便りですね。過去関連ブログ貼り付けておきます。
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/009962b2d5aff84e7196e7e391dad563
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