西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

流し台まわり

2005-11-28 | 金沢の思い出
現在、流し台は殆どステンレスの一体成型で出来ている。私の子ども時代(1945年から1960年頃まで)、金沢・桜畠の家では、木材、コンクリート、コンクリート・タイル貼りと変化した。昔あったと言われるしゃがみこんでする流し台ではなく立ってするものに既に変化していた。水は水道からになっていた。木の時は、底がぬるぬるした感じになって最後は気持ちよいものではなかった。やがてコンクリートのものを経て、それに小さなタイルを貼り込んだものに変わった。ステンレスに変わったのは、妹夫妻が、この家を改築した時なので、大分後となる。朝の洗面もここでしていた。「歯磨き粉」は最初は正に粉であった。流し台の上に今でもあるタオルを数枚引っ掛ける金物の棒が何本か回転するものもあった。昼間の洗濯も、この流し台の横でしゃがんで木製のタライに木製の洗濯板を使ってやられていたのではないか。戦後(1945年)直ぐには、犀川まで洗濯板を持ってやっていた時期もある。流し台の横には、小さな料理用のガスコンロが設置されていた。(写真は洗濯板)

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