昨日お会いした宮本憲一先生(76歳)は著書「多産」である。やり方は、比喩的に言うと、「樹木」を太くしつつ、「枝」や「葉っぱ」を茂らせていく方法だ。つまり考え方の基本はぶらさずにしっかりしておいて、日々新たな学習、調査研究でのデーターを使って新しい「枝」や「葉」を茂らせていく方法だ。だから、新しい本を読んでいても樹木の生長の跡が良く分り、安心で、そんなこともあるのか、良く調べ勉強しておられるな、といつも思う。あやかりたいものだ。
で、昨日のパーティで現・滋賀大学長の成瀬龍一さんが「宮本先生には3年間、学長をしていただき、ありがたかったのだが、先生の「公害史の研究」を少し遅らせてしまい、申し訳ないことをした。今後、心おきなく公害史の研究をまとめてください」と言っていた。へーそうなんだ、と思った。私は、生活空間をリッチにしていく上で、三つのつながり、即ち人々とのつながり、環境とのつながり、そして歴史とのつながりの三つを豊かにしていく必要があるが、中でも「歴史とのつながり、は意識的に取り組まないと豊かにならない、としてきた。で、最後の仕事は「歴史的研究」になるかな、と現在思っている。歴史学以外の学問において、同じなのでは・・、と成瀬発言を聞いて思った。
で、昨日のパーティで現・滋賀大学長の成瀬龍一さんが「宮本先生には3年間、学長をしていただき、ありがたかったのだが、先生の「公害史の研究」を少し遅らせてしまい、申し訳ないことをした。今後、心おきなく公害史の研究をまとめてください」と言っていた。へーそうなんだ、と思った。私は、生活空間をリッチにしていく上で、三つのつながり、即ち人々とのつながり、環境とのつながり、そして歴史とのつながりの三つを豊かにしていく必要があるが、中でも「歴史とのつながり、は意識的に取り組まないと豊かにならない、としてきた。で、最後の仕事は「歴史的研究」になるかな、と現在思っている。歴史学以外の学問において、同じなのでは・・、と成瀬発言を聞いて思った。