今日、昨日の続きでNHKTVスペシャル「認知症②介護編」を見た。家庭でも施設でも認知症の介護は大変とわかった。
家庭介護では、北九州市の例が参考になる。平成5年(1993年)に10年後に高齢者が20%を越えるとの予測からボランティアの「福祉協力員」を募り13年かけて6500人になった。政令都市の大都市では隣近所の「つながり」が一般に希薄と言われるが、北九州市で「つながり」が出来つつあるので、コメントしていた永田久美子さんは、他の東京、大阪等の大都市でも出来るはずだ、単に高齢者(認知症)見守りだけでなく、子ども見守りとか防犯(空き巣)見守りとかコミコミでやったら良いと言う。なるほど、参考になる。
次に施設介護の課題だが、介護福祉士が食事をさせようにも中々食べない、で他の施設に研修に行き、家族に過去の生活の様子を聞いて「寿司が好きだった」ということなどが分かり、ネギトロ丼を作って喜んで食べてもらったと言う。「思い出しの生活」の大切さだ。ところで最近「小規模多機能」施設が導入されている。認知症患者の通いと泊まり、施設からの訪問の三つの機能を一箇所で満たすのである。こうすることで、その一箇所の施設や職員に対し「なじみ」となりやすい。これは家と施設との「つながり」でT.さんが学位論文で取り上げたな、と思った。(写真は、小規模多機能施設の例)
家庭介護では、北九州市の例が参考になる。平成5年(1993年)に10年後に高齢者が20%を越えるとの予測からボランティアの「福祉協力員」を募り13年かけて6500人になった。政令都市の大都市では隣近所の「つながり」が一般に希薄と言われるが、北九州市で「つながり」が出来つつあるので、コメントしていた永田久美子さんは、他の東京、大阪等の大都市でも出来るはずだ、単に高齢者(認知症)見守りだけでなく、子ども見守りとか防犯(空き巣)見守りとかコミコミでやったら良いと言う。なるほど、参考になる。
次に施設介護の課題だが、介護福祉士が食事をさせようにも中々食べない、で他の施設に研修に行き、家族に過去の生活の様子を聞いて「寿司が好きだった」ということなどが分かり、ネギトロ丼を作って喜んで食べてもらったと言う。「思い出しの生活」の大切さだ。ところで最近「小規模多機能」施設が導入されている。認知症患者の通いと泊まり、施設からの訪問の三つの機能を一箇所で満たすのである。こうすることで、その一箇所の施設や職員に対し「なじみ」となりやすい。これは家と施設との「つながり」でT.さんが学位論文で取り上げたな、と思った。(写真は、小規模多機能施設の例)