西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

NHKTVスペシャル「認知症②介護編」

2006-12-18 | 時論、雑感
今日、昨日の続きでNHKTVスペシャル「認知症②介護編」を見た。家庭でも施設でも認知症の介護は大変とわかった。
家庭介護では、北九州市の例が参考になる。平成5年(1993年)に10年後に高齢者が20%を越えるとの予測からボランティアの「福祉協力員」を募り13年かけて6500人になった。政令都市の大都市では隣近所の「つながり」が一般に希薄と言われるが、北九州市で「つながり」が出来つつあるので、コメントしていた永田久美子さんは、他の東京、大阪等の大都市でも出来るはずだ、単に高齢者(認知症)見守りだけでなく、子ども見守りとか防犯(空き巣)見守りとかコミコミでやったら良いと言う。なるほど、参考になる。
次に施設介護の課題だが、介護福祉士が食事をさせようにも中々食べない、で他の施設に研修に行き、家族に過去の生活の様子を聞いて「寿司が好きだった」ということなどが分かり、ネギトロ丼を作って喜んで食べてもらったと言う。「思い出しの生活」の大切さだ。ところで最近「小規模多機能」施設が導入されている。認知症患者の通いと泊まり、施設からの訪問の三つの機能を一箇所で満たすのである。こうすることで、その一箇所の施設や職員に対し「なじみ」となりやすい。これは家と施設との「つながり」でT.さんが学位論文で取り上げたな、と思った。(写真は、小規模多機能施設の例)

認知症のこと

2006-12-18 | 時論、雑感
昨日の夜NHKTVスペシャルで「認知症」のことをやっていた。で、私は、途中、入浴して寝てしまったので最後まで見ていない。見た範囲では、これは病気で、治療も可能、進行を遅らすのみならずストップさせる薬もアメリカで開発されていると言う。予防も意識的にしたら良いとのことだ。海馬のあたりに記憶機能があるようだが、新しいことにチャレンジしたり、昔色々新しいことにチャレンジした人は「衰えにくい」とのことだ。この海馬のことは、後で最後まで見た家内から聞いたが、私としては「チャレンジ精神」は旺盛と思うので、当面大丈夫かな、と思ったりするが・・。もう一回、今日「続き」があるようだ。