東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

懐かしい壁画

2010-03-08 21:04:57 | ご近所

2007_0101_000000p1010245 ここは地下鉄南北線「赤羽岩淵」駅のそば。私が小学校にあがったかどうかの頃まで都電が走っていて終点でした。だから今でも地元の人には「都電終点」という言葉で通っています。この建物はそう古いものではありませんが、私の小学生時代からあったような気がします。この絵に見覚えありませんか?「週刊新潮は明日発売です♪♪♪~♪」と赤とんぼのメロディーのCMがありましたよね。故・谷内六郎画伯の絵です。もちろんこの壁画そのものを谷内画伯が描いたわけではなく、原画をもとに広告として作られたものでしょう。事実この建物は本屋さんだったのですが、十年近く前に店を閉め、空家になっています。この壁画、ペンキで描かれたものではなく、タイルのモザイクです。南北線の開通、環状8号線の道幅拡張によって、この辺りは便利になったはずですが、昔日光御成街道(岩槻街道)の宿場だった岩淵宿の面影、木造のすてきな家屋がなくなり、高層マンションが建ちはじめました。空家のこの建物もいずれは、、、。文化財とまではいえませんが、この壁画残すことできないのでしょうか?もったいない。昭和の空気を残しているという点では十分値打ちがあると思うのですが、、。ちなみに建物の裏(左)に見える道路は北本通り。右側のがらんとした通りはまだ都電が走っていた頃までは銀座通りと呼ばれていて、以前には東宝の映画館もあり賑わった通りでした。今でも量り売りの味噌屋さんがあります。「ゴジラ」や「モスラ」、「札幌オリンピックの記録映画」なんか観に行ったものです。ジャネット・リンとか出ていました。トワエ・モワの歌「光と○○のバラード?」結構いい歌唄ってましたね。


お気に入りの店(中華そば)①その2

2010-03-06 21:21:29 | おいしいもの

2007_0101_000000p1010243 地元赤羽で一番好きなラーメンをいえば、ここ「中央亭」さん。JR赤羽駅と地下鉄赤羽岩淵駅の間で、商店街からはずれたところにあります。昭和44年創業ということですから、私が小学校に上がった年からやっているということになります。昔ながらの醤油味の中華そば。(私はここではいつもワンタン麺を注文しています。)さっぱりとしていて、また全然脂っけがない訳でもない。塩気は幾分控え目といったところ。おつゆが透き通っているというのが値打ちだと思います。赤羽には他にも昔からやっている中華屋さんがたくさんありますが、総合的にここのが一番律儀な味だと思います。(全部の店を確認したわけではないので、他にもまだおいしい所があるかもしれませんが、現時点では一番好き。)普通の中華屋さんで、行列なしに、安心して食べられることの贅沢さ。普通の当たり前の中華そばのおいしさ。近頃の北区と言えば、話題になっているらしい人気ラーメン専門店が何軒かあり、その何軒かは食べてみたことはあるけれど、私の好みとは別のもの。胃袋にじんわりと滲みてくるやさしい味、揃いのTシャツではなくて昔気質の白衣に調理帽を被った旦那さんにおかみさん、息子さん?の3人がせっせと切りまわしているお店。聞こえてくるのはTVの音。食べ終わって、暗い夜道を歩けば猫さんたちに出会う。そんな楽しみこそ贅沢だと思っています。


お気に入りの店(中華そば)①

2010-03-06 20:56:50 | おいしいもの

2007_0101_000000p1010241_2 人の好み、特に食べ物の好みは千差万別。だから人がおいしいと言っても、自分で食べると大したことがなかったり、というのが常です。かかりつけの病院の待合室で、グルメ本などに目を通したりしますが、ラーメンの人気店というのも、あんまり信用できないように思います。大抵マスコミで採り上げられたり、ランキングされているラーメンというのは今風のぎとぎとしつこいのや、魚系?というんですか?やはりしつこいように思います。また変なものがトッピングされていたり、臭かったり、、。これも人それぞれの好みなのかしれません。行列に並ぶ店というのも苦手です。何か「食べさせていただく」という感じがして、、。一度新宿西口のMMという店で一時間近く並んで食べたことがありましたが、こけおどかしのような気もして、こんなものかと思いました。ついでにわがままを言うと、お蕎麦屋さんやラーメン屋さんはそれらしい風情があってほしい。たとえば、日本蕎麦やラーメンを食べるBGMにジャズやクラシックというのも妙な気がするし、「さくらさくら」や「春の海」が聞こえるのも大げさです。やっぱりTVやラジオのニュースや中継を見ながら聞きながら食べる。できるまでは週刊雑誌や新聞を読んでいるのが一番それらしくて安心です。サンダル履きで行けばすぐに食べられるおいしいラーメン。地元の人情味溢れるラーメンといえば、ここだと思います。独断です。


お気に入りの風景

2010-03-06 14:08:49 | ご近所

2007_0101_000000p1010239 土いじりの仕事場から歩いて10分くらいのところにある古い荒物屋さん。変わっていく町の風景の中で、ここだけは、今も健在でうれしくなります。ここいらにも猫さんはたくさんいます。我が家のお犬様との散歩の途中、撮ってみました。たばこの出窓のところに置いてある福助と招き猫。前から変わっていません。招き猫も古風ですね。よくある常滑あたりのものではありません。向かい角には壊れてコンクリートで何度も補修された気の毒な庚申塔があります。何といっても招き猫さんも含めいつまでも変らないでいてほしい場所です。


昨夜のお客様

2010-03-04 21:29:15 | おともだち

2007_0101_000000p1010227 黒ぶちさん。久しぶりの部屋の中までいらっしゃいました。土を寝かせている魚屋さんの発砲スチロールの箱の上が彼の指定席ですが、暫く色塗りした人形を並べて乾かしていたので、彼専用の座布団を敷かずにいました。狙って撮ったわけではないのですが、お食事あとの舌なめずりの瞬間となってしましました。お客様の中でも一番人なつっこい方で気分によっては、私の膝の上にも乗って来る時があります。かといって、つれない時もありますね。


昨日のお客様

2010-03-01 18:41:35 | おともだち

2007_0101_000000p1010235  しろちゃんです。この猫さんとのお付き合いも割と古いですね。茶ぶちさんや黒ぶちさんとはあまり仲良しではなく、一匹オオカミならぬ一匹猫のように見えます。金眼銀眼というんですか?それぞれの眼の色が違います。黒ぶちさんファミリーに比べるとあまりふっくらしていなくて、毛もぺったりと寝ていて痩せて見え、何となく苦労人のように見えるんです。おしんのような、、。それだけに、ねだりをするけれど、私との距離は絶対に確保しています。しかしやたらお腹が空いているときは私に向かって直進してきて50センチ手前でUターンを繰り返します。食欲も茶ぶちさんと並んで東西の横綱といったことろです。数年前までは、彼女に5匹くらいみんな白の兄弟がいたのですが、その中に一匹が、ある大晦日の日、近くの道で車に轢きつぶされている姿を目にしてしまいました。大晦日のまさに年越しの頃、階段の下で残りの兄弟が集まっていました。お通夜だったのだと思います。以後暫くの間、そこの道を通ることができませんでした。現在彼女の兄弟は1匹だけ目にします。昨年彼女は5匹の赤ちゃんを授かりました。4匹の白と1匹の黒とらです。みんなでよく私の部屋に乱入してきたものですが、黒しまちゃんも姿を見せなくなり、両目が金の子と両目が銀(青)の子だけになりました。