東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

春吉翁のご命日

2024-02-29 12:56:17 | 今戸焼招き猫(浅草 隅田川)

今日2月29日は江戸から続いた今戸人形の生粋の最後の作者であった尾張屋 金澤春吉翁(明治元年〜昭和19年)の御命日です。今年はうるう年なのでまさに29日が暦にあらわれて、お参りさせてもらっています。他の年には28日にお参りさせていただいていたのでした。

 前の前のうるう年の御命日だったか、もうひとつ前のうるう年だったかにはドカ雪が降って御墓所で雪かきした憶えがありますが、今年は曇ってはいても落ち着いた天気で何よりでした。

 

 画像の春吉翁は不知火関(小)の彩色をされているところですね。将に化粧廻しの部分を塗られていらっしゃいます。白黒写真なのでわかりませんが、朱色の部分のようにみえます。

 画面向かって右端には裃雛(下総雛とも)の女雛が見えます。

ご生前に映画で記録されている由。しかし、そのフィルムの行方についてはどうなったかどこに眠っているか知るよしもありませんが、動く春吉翁のご様子、仕事段取りなど見ることができたらな、と思います。

 

 

 


今日は猫の日

2024-02-22 09:31:24 | 今戸焼招き猫(浅草 隅田川)
タイトルのように、2月22日はニャンニヤンニヤンで猫の日なんだそうです。今日に合わせて新登場の今戸の猫をリリースとはいきませんがこれまでの拙作の猫画像を貼りつてみようと思います。画像を探すのに時間差ができますが、みつかったら追加したいと思いますにゃー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

うっかり

2024-02-11 05:45:47 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 

 

  先日仙台宛雛を仕上げて発送し、これから干支ものと初午の授与品や狐もの人形を、と舵をとってはいたものの、カレンダーをしっかり確認せずいたので、明日が11日、そしてあさってが初午だと気がついてパニック。

 王子装束稲荷さまからの授与される招き狐は昨年末にはまだ余裕があるから追加の必要がない認識でいたのが、明けて正月5日に芝居に出かけていた矢先、大晦日狐の行列で完売して底がついた由電話が入ったので急ぎ土で型抜きした分を今慌てて彩色してます。

 暮れ以来の辰の干支ものを早く仕上げてお納めすることと、装束稲荷の狐以外の人形類を王子へお持ちしなければ、という焦りもあるなか、初午当日に狐が底をついて授与できない心配もあって、三つの目標が三つ巴のようになっていました。まずは授与されるものが最優先だと考えて急ぎ彩色を進めています。

 その分装束稲荷以外の狐の人形にしわ寄せが来そうですが、そこいらはご推量いただければ、と思います。

 気がついたのはよかったものの、今夜もまた夜なべになってしまってもう明け方。。。。

 


お知らせ 「雛の会(仙台 光原社)」

2024-02-03 20:08:56 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 暮れからの流れで、何を優先して進めているのか、と疑問に思われる方もおいでか、と思います。羽子板市以来の干支の辰も途中です。

 この仙台宛のものは昨年度に受けていたものの一部で、去年の今頃体調の不振でもしやコロナに罹ったのでは、と不安で寝込んでいたりで、やり残していたものです。今回仙台へお送りした一文雛とひねり鳩は昨年受けた分というわけで、ここでお知らせさせていただきます。

これで干支と王子向け(初午、二の午)へまっすぐ舵を切れるところですが、例年の確定申告の支度というのも頭痛の種ですが。。 

 毎度お伝えしていますとおり、干支については動くところでこの場ので改めてお知らせいたします。

 仙台 光原社「雛の会」のサイトへのリンクを貼らせていただきます。→


うれしい

2024-02-01 02:37:07 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 日々作業で目の前ことで明け暮れていたところ、べにや民藝店さんからレターパック。
開けてみると新刊の「民藝」誌。

 めくってみるとグラビアページに拙作の座り猫と都鳥。うれしいです。これ昨年の日本民藝館展で選に入れてもらったもの。
 暮れは忙しくてとうとう会場へ足を運ぶことができず、また目の前ことで手一杯だったので、本当うれしい驚きです。
 ありがとうございます