東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

孔あけ

2019-01-24 05:04:08 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 まだ摩利支天の彩色も終わっていないのに、なんで?と思われるかもしれませんが、次のお納め、次のその次のお納めの支度もしておかなければならず、特に型抜きや素焼きを先に済ませてからまた摩利支天に戻る方向でいます。特にお雛様の催事向けの納めは3月ではなくて、2月に開催されるので急がなければなりません。

 ひねり鳩は複数のお納めがあり、お雛様の催事からも呼ばれているので摩利支天のあとに素焼きでは間に合いません。

 昔の古いひねり鳩は生土に竹ひごのくちばしと両足と尻尾を挿し込んで乾燥させ、彩色してあるので、とても脆く残っているものが少ないのもそんな理由からだと思います。わが家には幸い??焼成窯があるので、本体を素焼きしてから竹ひごを挿し込んで組み立て、少しでも丈夫にと思っています。つまり2度手間にはなりますが、本体に予め竹ひごを挿して組み立てて、乾燥する前に竹ひごを抜き取ってから乾燥させ、素焼きしてからまた竹ひごを挿すという段取りになります。

 タッパーに入っているのは100均で売っているのり巻き用の簾をばらした竹ひごを短く切断したもの。これで仮の組み立てをして孔をあけるのです。この竹ひごは太目の小口が円形のものです。古いひねり鳩にはこうしたきれいな小口の丸い竹ひごは使われていないような感じで、竹を割いてできる小口の角ばったひごが使われています。

 予め孔をあけたところは乾燥とともに土が収縮するので孔自体の幅も狭くなります。素焼き後の組み立てには竹を割いて角ばった竹ひごを挿し込んで仕上げます。


歌舞伎座「初春大歌舞伎」 夜の部

2019-01-20 01:02:17 | 街角

 先の金曜日、歌舞伎座の夜の部へご招待いただいて観てきました。その数日前に江戸随市川の大名跡の襲名発表のニュースが大大とマスコミで流れましたが、大きな名跡もどんどん値打ちがなくなってしまうんだな~、、。という印象。落語でも能でも浄瑠璃でも先人の偉大さに憧れつつ、自分で技芸なり磨いて先人に近づきたいという気持ちがないと、よい役者さんにはなれないのではないかと、、そういう怖さを知らないから自分の現状であんな大名跡を継ぎますなんて言えてしまうのだろうな、、、とも。

 さておいて、今回のご招待、吉右衛門丈の「太十」(絵本太功記・十段目)が何といっても呼び物。今月は国立劇場で菊五郎劇団の公演があるので、菊之助丈のこちらへの出演はないんですが、吉右衛門劇団のアンサンブルでよかったです。自分が中学生の頃「俳優祭」でのご馳走で超大顔合わせの「太十」というのが上演されていたのは今から思い出すと「神代」のようにも感じられますが、吉右衛門丈の今回の光秀の好演。今日での最高品ですね。この一幕だけでお腹いっぱいですが、夜の部他に「勢獅子」と「お土砂」がついて3本立て。「勢獅子」は如何にも役者さんを立てて役を振るのによい案なんですが、江戸の山王様のお祭りを題材にしているので、書割には藤棚が描かれていたりします。こういうのは季節感無視という感じでは、、?舞踊としての「勢獅子」とか「神田祭」とか「お祭り」(申酉)なんかは、上演するたびに役者さんの好みで付けたり削ったりして段取りが違ったりするんですが、今回は獅子舞のところに重点が置かれているという感じでした。「お土砂」、、八百屋お七もののひとつで歌舞伎には珍しい「あちゃらか」芝居です。普段謹厳なイメージで売っていた先代の吉右衛門がこうしたおどけた出し物でお客さんを喜ばせたという昔の話を聞きますが、こういう芝居はみんながみんなふざけるとかえってつまらなくなりますね。笑いの押し売りをされてかえって痒くなってきます。自分はCM出演している薬の商品名で受けをとるとか、♪USA♪の振りを入れてみたり、、。お客さんは喜んでいたんだけれど、、、。でもやりすぎでは?七之助丈のお七。とてもきれいで、昔の前進座の河原崎国太郎さんを思い出させるような美貌。ただセリフは口の中に綿でも詰めて話しているようなまどろっこしいようなセリフまわしで、玉三郎さんのセリフの影響なんではないかと思いました。女形の演技なので男の地声でいいのではないでしょうか。一観客の妄言、、。お七のところの下女のお竹さん役の梅花さん。この演目の中で一番しっとりとしていてよかったです。

三越で買ってきた「亀戸升本」のお弁当を幕間に食べて、芝居が跳ねてから「ニューとり銀」の串焼きと鶏釜飯で一杯やって帰宅しました。吉右衛門丈よかったです。あと梅花丈。

 


思い込み強すぎ?の見立て

2019-01-18 12:26:11 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 まだ「摩利支天」で悩んでいて、ウォーミングアップ第二弾。

どこか遠くに出かけてみたい、枯れ草の香り、落ち葉の香りを思いっきり吸い込めるような森や林やせせらぎの畔に腰かけていたい、という思いとは裏腹に、昨年末までの体の疲れが悲鳴をあげているので、このところ近所のプールで毎日のように暴れているだけです。

 ということで欲求不満解消のため、色塗りをしてみました。一応「見立て」のつもりではしゃいでいるのですが、これ第三者につたわらなければ、ただの「自己満足」に終わってしまうのですが、、、、。

 最初のパターンは今はじめてではなくて出したことがあるパターン。

 二番目のパターン

 これだけ見てご推量いただけたなら嬉しさこの上なし。でも「何だこれは???」といった感じですかね。

 前方の書き込みでご推量いただけたら、、、。でも文字が下手。

さあ3番目のが「思い込みおもいきりぶっ飛んでいるのかなあ、、、、」とも。

 「いざ 言問はむ、、、、、」の人が詠んだ別の歌のつもりで、斑鳩の方面になってしまうのですが、、、。

 


鳩笛

2019-01-13 12:47:32 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 今、遅まきながら摩利支天の猪を塗ろうとしていますが、いざ始めようとして、摩利支天の衣の部分で戸惑っていて足踏み状態です。たかが土人形なのだから有職的なものに厳密である必要ではない、と思いつつも、摩利支天のつもりに見せたいのがそう見えないのが不安という感じですね。かんがえあぐねていてばっかりで実行しないと、、、、。まずはウォーミングアップ的に何か塗ってみようと、鳩笛を塗ってみました。江戸から最後の今戸人形師であった尾張屋・金沢春吉翁(明治元年~昭和19年)作の鳩笛まで脈々と引き継がれていた典型的な今戸人形の鳩笛配色の1パターンです。頭を茶色(べんがら・酸化鉄)、胸から翼の付け根にかけて群青色、羽の先から尾までを墨の黒。群青色と墨の部分には「まがいの砂子」(真鍮粉)を上から蒔きます。このパターンの特徴として素焼きの地色を残して胡粉で地塗りをしません。

 木地である鳩笛の形状ですが、実をいうとこの形状は「なめ人形」式の施釉の鳩笛の再現用に起こした型に気まぐれに塗ったものなのでこの先、これ式の彩色用の彫のある鳩を用意していきますが、ここでは単に配色だけやってみたということです。小さな笛なので目は金色で点とかでもよかったかもしれません。もっと大きな鳩だと画像のような水色地に瞳を置く感じなのです。

 本来この型に施すべき下絵具に透明釉、上塗り絵具による加飾も昨年秋からいろいろ試しているところです。

今戸には鳩笛もいろいろたくさんあって、ひょっとこの顔とかかなりの種類のものがあったので今後やっていきたいと思います。


新刊「てのひらのえんぎもの」(絵と文 佐々木一澄)

2019-01-07 20:45:08 | アート・文化

 昨年暮れに著者であるイラストレーターの佐々木一澄さんから郵送でいただいた新刊。

「今戸焼と古型今戸人形」というくくりで拙作の人形を描いて掲載くださっています。

 郷土玩具の手引き書とであると同時に写真ではなく作者の描画によって個々の人形玩具を味わい深く表現されています。

伝統的なものを描く場合、パースだとか陰影なんかに頼りすぎて描くと結果としてきちきちとして実物の穏やかさに及ばないなど、すごく難しいことだという気がするのですが、作者さん独特のスタイルでほのぼのとして癒される作品集でもあります。ぱーっとみた印象では昭和のまだ成長の伸びしろのある希望に満ちた時代(東京タワーや新幹線が生まれた頃)の「暮らしの手帳」の花森安治さんの描画のほのぼのとしたムードに重なるような、、また他のページで「こけし」も描かれているのですが武井武雄さんの作品の雰囲気にも通じる印象を持ちました。

 説明的なアウトラインを極力抑えると同時にぎりぎりのところで線描をのこしている一種のユーモラスな感じもあると思います。

 今更ながら画像を撮っていてはじめて気がついたのですが、裏表紙にも「招き猫のぴいぴい」を入れてくださっているんですね。ありがたや。

 本文の中で記されているのですが、郷土玩具としてちょっと前なら普通に作られて売られていたものが今案外と姿を消しているんですね。越谷の船戸の張り子など自分で作者を訪ねて買い求めたものですが、もうない。さびしいかぎりです。でもこうして描かれたものを通しての懐かしさ、郷愁に似た感覚を味わえるこの本、素敵ですね。

 なお、この出版に因んで原画の展示会が神宮前近くのギャラリーで近々にあるようです。

 詳しくはこちら→


Bohemian Rhapsody

2019-01-03 14:49:50 | 日々

  昨年暮れ。いろいろな納めに向けて夜なべをしていた折、たいていNHKの深夜の再放送をつけながら作業をしていたのですが、そこで今この映画が話題となって、「クイーン」のボーカルだったフレディー マーキュリーが今の若い人の間で熱くなっている、というニュースを耳にしました。映画のタイトルになっている「ボヘミアン ラプソディー」が収録されているアルバム「オペラ座の夜」のLPは不思議と買って聞いていたのでした。ただリリースされたリアルタイムではなくて大学に入学した頃だったかと思います。

 レコードやCDを自分で買うということは、いいなと思って身銭を切るのでそれなりのレベルに思い入れがあったのですが、自分の音楽の履歴といえば、大学にあがるまで鎖国的状態だったように思います。その時代時代にテレビやラジオから耳に入ってきた楽曲のいくつかは記憶に残っていますが、ロックなどよくわからなかったですね。小学生から中学生にかけて自分の小遣いで買ったレコードというと、テイチクレコードの「日本の民謡シリーズ」の青森、秋田、山形民謡のレコードだったり、高橋竹山の「津軽三味線」、藤本ふみ吉の「江戸端唄」、芳村伊十郎の長唄だったりしました。それでもラジオから流れてくる「カーペンターズ」や「スリーディグリーズ」とか「オリビア ニュートンジョン」なんかの楽曲は耳にには入っていました。

 大学に入って同じアトリエの友人が洋楽好きで、その人から聞かされたのが「ボヘミアン ラプソディー」はじめて聞いたときは、曲調が4段階に変化して何とも不思議、それと長い曲だなあという印象でしたが。気になって「オペラ座の夜」を買ってしまったのです。収録されている楽曲がそれぞれあって、一番最後に「ボヘミアン、、、、」が入っているという構成でした。何も予備知識もなく買ったレコードで「クイーン」のメンバーの顔さえ知らなかったのでLPにあるメンバーの顔写真をはじめて見て「ベルばら」みたいだと思いました。フレディ―以外のメンバーもバッハやヘンデルみたいだと思った憶えがあります。同じアルバムに収録されている「You're my best Friend] という曲はメロディーラインがポップな感じでこれも好きでした。不思議なことに、この曲を聴くと世田谷のぼろ市を思い出すんです。(どうして?という具体的な理由はわからないのですが、、。)

 音楽的開国となってから小林克也さんの「ベスト ヒット USA]の番組を見るようになってから、リアルで「クイーン」のミュージックビデオだとか化粧品のCMだとかKIRIN メッツ?のCMとかカップヌードルのCMとか目や耳に入ってくるようになった気がするんですが「オペラ座の夜」の顔写真の「ベルばら」ではなくてサーカスのクラウンみたいな全身タイツのようないでたちにはびっくりしましたね。

20代30代はドイツに出かけることが多かったし、ミュンヒェンのいろいろな友達の家に居候させてもらっていたので、フレディ―がどこかに別荘を持っているという話を聞いてどこなんだろうとは思っていました。因みにミーハーですが、第三帝国時代のベルリンオリンピックの記録映画「民族の祭典」の監督だった、また80年代はじめ「NUBA]という写真集を出版して話題となったレニ リーフェンシュタールさんの家は市内 シュワービング地区にあって友人のお父さんの住まいの真向かいでした。

 そういうなかで、フレディーが亡くなったというニュースでびっくりした記憶もあります。どっぷりと「クイーン命」的ではなかったけれど、どの曲もフレディーのしなやかで熱い歌唱力に惹きつけられるものがありましたね。

 不思議と映画館に足を運ぶということがないんですが、今回出かけてきました。前回映画館に入ったのは十数年前だったか渋谷のスペイン坂の映画館だったように思います。シネコンなるものも初めてです。

 何の予習もなしに観たのですが、大筋実際のクイーンとフレディーの人生に沿ったストーリーだったのでしょうか。演じている俳優さんとかまったくわかりませんし、劇中の歌唱は別人が歌っているものですけど。本物をよく意識して演じられているようですね。フレディーの自宅にたくさんの猫さんたちが同居していて話相手になっていること。居間に大きなマルレーネ ディートリヒ の大きな肖像が飾られていること、これなんか実際のことだったのでしょうか。

 「ボヘミアン、、、、」の曲そのものはクイーンが一番ピークに登る時期の曲と聞いているので、今回の映画のあたかもフレディー自身の短い生涯を自身が象徴する意思があったのかどうかわかりませんが、こうやって映画を見るとそういう風に見えてきますね。「ツィゴイネル」=「流浪の民」=アウトサイダー=マイノリティー という象徴なんでしょうか。二重三重4重にも彼が生涯被っていたほかの人々からの壁のようなものを示す場面がありました。

 最後ライブエイドのステージで終わったのが救いのような。それ以降の彼の生涯は実際しりませんが、映像で作ったら観ていてつらくなるものだったでしょう。

 45年の生涯といえば、夭折ですよね。若いころ、憧れの画家の人生と自分の現在の年齢との比較を勝手にしていて、エゴン シーレは28?才、カイム スーチンは 42歳 、オスカー ココシュカ は70幾つ、デイビット ホックニーは存命中、などと自分自身の余命で自分の人生を充実できるかどうかみたいなことを友達と冗談半分話していました。

 元旦で56になってしまいましたが、自己満足できる人生の充実を目指したいものです。

 そういえば、オープニングの20世紀フォックスのロゴのファンファーレがいつもの「ぱんぱかぱーん」ではなくて同じメロディーなんだけれど。いかにもクィーンっぽい「♪キュイーン♪」というエレキの音なのも面白かったです。


旧年最後のお納め(王子 )

2019-01-02 21:04:19 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 羽子板市のあと、吉右衛門丈一座の芝居へ出かけ、またシネコンなるものへ生まれてはじめて出かけたりもしましたが、作業のほうは連日朝6時すぎまでやっていました。大晦日の王子の「装束稲荷」から「王子稲荷」までの「狐の行列」が行われるので「装束稲荷の招き狐」と装束稲荷神社真向かいの「暮らしの器 王子ヤマワ」さんへの狐ものや丸〆猫の納めのためです。「装束稲荷の招き狐」の割り型が行方不明になって、結局支度できなかったのですが(同じ割り型で作るのですが、稲荷様授与向けのものと、日本民芸館店等向けのものでは彩色を違えています。)ヤマワさん向けにはやはり数点割り型がみつからずパニくっていましたが、割り型のあるものはご指定の数量は揃えて塗りました。大晦日の夕方までに店へ持っていくという約束をしていたのですが、ままよできたものは少しでも早くお持ちしたほうがお店の商機にも叶うのではないかと思い、できている分を晦日30日午後、残りを徹夜で仕上げて翌31日の夕暮れ時に運びました。画像は30日のものです。

 検品にならべているのは30日に運び込んだ分で、31日の納めではすでに店内がお客さんで込み合っていたので、渡すものを渡して(但し検品はしてもらって)そそくさと帰宅しました。その後Eテレの「第九」を聞きながら素焼きの人形の梱包をして王子の郵便局から発送してから赤羽駅前の居酒屋で年を越したというかくも長い日々でした。

 

 


発送のお知らせ(北区伝統工芸展 土人形型抜き体験者のみなさま)

2019-01-02 20:33:13 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 去る9月末開催の「北区伝統工芸展」におきまして私のブースで土人形の型抜き体験をされたみなさま、大変お待たせしましたが、定型外普通郵便にて12月31日午後11時30分頃に東京 北区 王子郵便局より発送しましたのでお知らせいたします。 体験当日に、お作りになった人形をお預かりして乾燥させ、素焼きしてから郵送でお送りする由お伝えしておりました。また、個人的事情で申し訳ありませんが、10月11月12月と干支の人形や催事、、例年のお店等へのお納めが続くため、12月になってしまうかもしれない由、口頭でお伝えしたつもりでおりましたが、北区役所産業振興課の方へ、11月中にまだ届いていないというお叱りの連絡が届いた由承っています。

 発送が12月になってしまうかもしれない由、おひとりおひとりに口頭でお伝えしたつもりでおりましたが、あるいは「12月」が抜け落ちていたケースもあったかもしれません。お叱りいただいた方には電話で連絡さしあげ(留守番電話でしたが)お伝えしました。

 12月はじめには素焼きは済んでいましたが、上記のように制作に追われてしまいまして、晦日、大晦日まで納めに追われていまして、納めが済んだところで、ちょうどNHK Eテレの第九の放送を耳にしながら。梱包しまして。10時半すぎ、地元赤羽の中央郵便局は夜間窓口が閉鎖されていますので、自転車には積みきれないため、タクシーで王子の中央郵便局まで発送した次第です。とりあえず12月中に発送するお約束ということでご了承ください。

 現在郵便局はまだ年始モードだと思いますので、ご近所の東京北区内、東京都内、埼玉、千葉県あての荷物も三賀日開け以降の配達になるかもしれませんがあらかじめご了承ください。一番遠方の長崎県の方、それプラス2日3日くらいでしょうか。お待たせしまして申し訳ありません。

 素焼きの人形をそのまま飾られるか、彩色されるかお好みですが、私が実際行っている昔の土人形の彩色のやり方ですと、初期費用が嵩みますから、身近で安価な材料で済ます方法を同梱のプリントで提案させていただいております。

まずは発送しました件、お伝えいたします。


今年もよろしくお願いいたします。

2019-01-02 19:12:46 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 年が明けました。今年もみなさまにとってよい年となりますようお祈りいたします。

 個人的には正月元旦は自分の誕生日でもあり、「また年をとってしまう(-_-;)」的な思いがあってうれしくありません。

旧年中は体力的な問題なのか、しんどかったです。特に師走の晦日と大晦日ぎりぎりまでどたばたしていたというのは、これまでで一番しんどかったような気がします。済まさなければならないものを片づけて時計を見たら。年越し30分前だったというのは今回はじめて。正月飾りも掃除もする余裕がなく。年越しそばも食べていません。 年越しまであと30分とわかったところで急いで駅前の居酒屋へ飛び込み、ハイボールとキャベツの塩コンブ載せで年を越しました。

 帰宅してパソコンを立ち上げたら、インターネットの接続ができない状態になっていて、未だ回復できず、仕方なしに「in ネット カフェ なう」でアップしております。(何か幸先悪い前触れでないことを祈ってしまいます。)

毎度年頭に思うことですが、こうして取り組んでいることで充実した年にしたいです。以前から原型起こしを手がけていながら、未だ日の目に出せていない人形もあまたありますし、また創作的なものへの欲求も起ってきています。ただ問題は体力と時間ですね。我ながら要領の悪い人間なので、物事途中で必ず躓きます。「七転び八転び」みたいなことになります。それでも限られた時間を思うように有効に使っていければ、と思います。

今年もよろしくお願いいたします。

追伸:現在インターネット接続ができない状況が続いており、連絡等リアルでお答えできません。ご了承くださいませ。