東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

ぎりぎりセーフ

2011-06-29 20:35:54 | おともだち

P1010882  昨日やっと電気の工事屋さんがエアコンの取り付けに来てくれました。土曜、日曜、月曜と東京は20℃代の気温に留まってくれていたのですが、工事のあった火曜日から30℃代にうなぎ登りになりました。やっと十五夜さんの部屋にエアコンが稼働できてほっと安心しました。

今日はまた気が狂いそうな暑さでした。ベランダの植木に水やりしても暫らくするとカラカラに乾いて萎れてしまうほどです。十五夜さんの部屋は西向きなので、日中エアコンの設定温度を27℃にしても外気よりいくらか低いかな?というくらいにしか下がりません。なので設定をもう少し下げてやっと室温が28℃くらいなのです。やっぱりエアコンを頼んで正解だったな、、とほーっとしています。

その代わり、ベランダの植木の乾き具合をまめにチェックしないと萎れてしまうので、気をつけなければなりません。去年路地に置いていたミソハギの鉢を今年はベランダに置いていますが、やっぱりお天道様の辺り具合で花のつき方がこんなに違うものだなと思います。まだ7月になっていないのに、この暑さ。これからが思いやられます。

ここらでお湿りが欲しいところです。雨水がほとんど溜まっていません。

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4日の辛抱

2011-06-24 22:07:54 | おともだち

P1010844 この数日かなりの猛暑になりました。

心配なのが十五夜さんの体調です。

温度計を買ってきて十五夜さんの部屋の室内温度をチェックしているのですが、日中でも32℃くらい、夜中でも29度くらいです。猫さんも犬さんも毛皮を着ているので、人のように汗をかいて蒸発させることで体温調整できるのとは訳が違います。

街の野良さんたちは、日中だと駐車場の車の下に横になっていたり、自分で涼しいところを求めて捜し歩くこともできます。

十五夜さんも去年は土手のそうした居心地のよいところを知っていて移動していたのでしょう。その点、わが家では気の毒なところです。ベランダは南向き、西向きの窓もあるので、少しでも風通しをよくして室内気温を下げる努力をしてみたのですが、、、西向きには簾を提げ、さらに葦簾を立て懸けて西日を避けたり、他の部屋の戸や窓をあけて部屋中風が流れるようにしてみたのですが、室内の気温はあまり下がりません。わんにやん用アイスマットなるものも用意したのですが、好きではないようです。

ここの部屋には窓取り付け用の簡易クーラーがあるのですが、数年前から調子がよくなく、掃除して試してみたのですが、涼しくなりません。

十五夜さんも頑張っているのですが、やっぱり辛そうです。夜になるとベランダに横になっていますが、プラスチック製の床板なのでそんなに冷たくはないでしょう。

さっき思い立って、電気屋さんへ行って、工事費込みのルームエアコンを注文してきました。

今度の火曜日には工事に来てくれるようです。天気予報ではこれから東京の天気は下向きになる、と言っているので、少しでも気温が下がってくれるのを祈りつつ、4日間何とか辛抱して欲しいです。猫さんの場合27~28℃の気温に一定させるのが理想みたいです。32℃は厳しすぎます。

でも、埼玉の熊谷とか岐阜の多治見とか暑いので有名な街の猫さんたちってどうしているのでしょうか?猫さんたちの無事を祈るばかりです。


もったいなくて、、、

2011-06-19 09:09:14 | 日々

P1010821 梅雨です。ベランダには屋根がついているので、洗濯ものを干すのには雨除けにはなりますが、植木には恵みをもたらしません。

普段はバケツで水を汲んできて柄杓で水をやっていました。その日の気温や照り具合にもよりますが数時間前に水をあげたのにしおれている、ということもあります。まめにバケツで水を汲んでくればよいのですが、、、、。

ずぼらな考えで、せっかく降っている雨をなんとかプールしておけば、水を運ぶ手間要らず、、。

金物屋さんでじょうごとホースを買ってきて、古い釣り棹に固定して屋根の隅の真下に吊るしています。まだこの2~3日のことなのですが、そんなに強い雨脚ではないのに、これが案外水が溜まるんですね。びっくりしました。

P1010822 バケツひとつでは間に合わないので、第二、第三バケツ、それと空のペットボトルまで用意しました。十五夜さんのため、ベランダの戸は解放しているのですが、気がつくと、わざわざバケツに水飲みに行くことがあるんです。部屋の中に水飲み専用の容器があるのですが、、、。

放射能が、、とか言われている時期なので、ちょっと心配です。

これだけ水が溜まるので、何か他にも使い途がないか?と考えています。上手いろ過のやり方をして、煮沸すれば、自分で飲めるような気もするのですが、当今はちょっと心配ですけど。


深山幽谷

2011-06-18 12:40:25 | おともだち

P1010780 十五夜さんのいる部屋のベランダです。冬場にも画像で何度かご紹介したのですが、いつの間にか、鉢植えの草木がぼうぼうのびてきました。

ほとんどは菊なのですが、ミソハギ、ききょう、ふじばかま八百屋さんで買った根みつばの根っこを植えておいたもの、リンゴの種を埋めておいたもの、鍋ものにしたセリの根っこを植えたもの、、、。去年荒川に流れてきて煮て食べたかぼちゃの種も蒔いてあげなければと思います。トマトも植えました。

十五夜さんがわが家に来る前は、ベランダの植木に気が届かず、ほとんど枯らしてしまったようなものだったのですが、猫さんのためにも草木がたくさんあったほうが、ジャングルみたいで気が落ち着くんではないかと、、、でも自分にとってもご近所からの目隠しにもなるし、緑の香りがしてくるのはいい感じです。

このかた遠くに出かけられる状況ではないので、十五夜さんと一緒に深山幽谷ごっこをしているといった感じです。


赤羽名所⑤「傘満開の路地」

2011-06-12 20:38:18 | ご近所

P1010757 ここは昨年の9月くらいに一度ご紹介したのですが、やっぱり私独断の赤羽の名所としてが抜くわけにはいかないので再度ご紹介させていただきます。

ここは赤羽の東口駅前から始まる「一番街」の反対側の入り口を出たすぐそばです。

いつも狭い路地に傘が満開なのです。不思議で楽しい光景だと思いまして、、。

前回よりも少し引いたアングルでご紹介させていただきます。ただ、夜中でも満開なのかどうか、

今後確認したいと思います。


今戸人形「都鳥のぴいぴい」(明治時代)

2011-06-08 10:44:06 | 今戸人形(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

P1010326 かつては今戸焼でたくさん作られていたと思われる「ぴいぴい」です。「ぴいぴい」というのは文字どおり笛の音の擬音語です。笛には従来の鳩笛とか単体で音を奏でるものが主流ですが、このようなものもありました。

2枚の杉板を染料で染めた反古紙でつなぎ、鞴の役目をさせます。内部には菅竹で作った笛を仕込んであるので、鞴の蛇腹を伸縮させることで風を送り、音をさせます。

鞴の上には今戸焼で焼いた土 人形を固定させてあり、この手の人形は底なしに作ってあるので笛の音を内部で共鳴させる役割をします。人形の形はさまざまありますが、ベーシックなところで、画像のような「都鳥」「鶏」など鳥の姿が古いのではないでしょうか?また江戸時代に出版された「江戸二色」には。鞴の上に座った猿の姿が固定しているのが描かれていて、「屁っぴり猿」とか言われていたようです。

鳥以外にも福助、ダルマ、子供、お神楽、軍人、狐、招き猫、鼠などありとあらゆる人形が乗っているのを観ています。その中で面白いと思うのは、人物にしろダルマにしろ、ラッパを吹いているポーズの人形のシリーズがあることです。ラッパを吹いているから、鞴の笛の音とマッチしているという理屈なのでしょう。

画像の都鳥は配色からするとあまり都鳥らしくありません。しかし同じ形でもっとあっさりと塗られたものも存在するので、都鳥でしょう。背中のところに三蓋松のような模様が描かれていて、おそらく御殿玩具からの影響ではないかと思うのですが、、。

このおもちゃは自分で再現してみて、感じたところでは、鞴部分だけで案外手間がかかります。二枚の杉板をつなぐ反古紙を板のサイズに合わせて蛇腹を予め折りたたみ、そのあと板に貼りつけます。笛も固定しなければなりません。

そんな理由から、昔の今戸焼屋さんが自分の家で全ての工程を完成させていたか?という疑問が湧きます。今戸焼の他の際物と同様、窯元では素焼きの木地のみ行い、あとが際物屋さんがそれを仕入れ、鞴や笛の組みたては他所で下請けさせ、最後にパーツを合体させるよう分業体制で作られていたのではないか?だからこそ、色違い、配色違いの製品が存在するのではないかと考えています。P1010327_2


赤羽名所④「明店街付近」

2011-06-07 22:41:17 | ご近所

P1010710 独断で決める赤羽の名所なので、定番のスポットの順番とはちょっとずれているかもしれません。

この場所おわかりですか?地元の人間だったら、、。一番街と平行しているOK横丁の道を挟んだ続きが「明店街」という名前の看板なんです。

一番街のお酒の量販店がある手前の立ち食いそば屋さんのところから曲がってここに来ます。

自分の子供の頃の街の雰囲気がまだ残っているように思います。

この看板いい感じを出していると思いませんか?

昔の墨東の「鳩の街」の話は聞くだけで、実際はよくはわからないのですが、この看板、何故かそういう時代のムードへ導かれるような気がします。実際はこの辺りは鰻屋さんとか魚屋さん、肉屋さん、床屋さん、ミルクホール、なんかが並んでいます。ずーっと昔のことは知りませんが、、。 それと背景のお蔵がまたいい感じだと思って気に入った景色なんです。

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おなかの上

2011-06-03 00:32:17 | おともだち

P1010701 最近の十五夜さん。

何故か、とても人恋しがるような感じです。タワシ以来の流れのようなのですが、隣の部屋にいたりすると、大きな声で呼んできます。部屋へ行くと、膝の上に乗りたがります。脚が痛いので長時間は無理なので、降ろそうとすると怒っているのか猫パンチをかわしてくることもあります。

座布団をふたつ折にして枕にして横になると今度はおなかの上に上がって伏せた状態でこっちの顔をずっと眺めています。ついうとうとしてうたた寝をしてしまい眼を覚ますと相変わらずおなかの上からこっちの顔を眺めているんです。

ちょっと体勢を変えようと、横寝すると、一度は下に降りるのですが、またよじ登ってきて腰の頂上にまた何とか伏せようとします。猫さんってこんなに人恋しがるものだったとは知りませんでした。でもおなか上で、こっちが咳やくしゃみをしようものなら不安定になるのですが、しきりとしがみついています。やっぱり以前より大きくなったというかおなかの上で結構目方がついたように思います。どうせなら、うつ伏せに寝て、痛む腰の上を歩いてくれるとなお嬉しいのですが、、。

何でタワシが好きなのか???いろいろ想像してみたのですが、ひょっとしてお母さんに体を舐めてもらっていた頃の感触に似ているのだろうか?猫さんの舌ってザラザラしていますよね。その感触を思い起させるのではないか、、?と考えています。

このように自分に親しんでくれるということはもちろん嬉しいことです。

ひとりで部屋にいるとき、いろいろなことをしているのかもしれません。トイレの縁に葉っぱが一枚。ベランダの蓼の葉っぱです。何しようと思ったんでしょうかね。

ワンちゃんだと胸やけするとイネ科の草を食べたりするんですが、猫さんは蓼でも大丈夫なのでしょうか?それとも単なる遊び?

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東京の土

2011-06-02 22:14:52 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

P1010649 すごいブランクです。年老いた親の通院だの、自分自身の通院とが重なって、毎日どこかの病院へ通っているといった毎日。それと私自身また体調がよくなくて、、。脚が傷みます。単純に腰椎の椎間板ヘルニアのせいかと思いつつ、糖尿の気もあるので、よくTVなどで聞く、ひどくなると脚を切断する、、という話を我が身に思い起して心配になってずっと病院で調べてもらっていました。

結果はNOでした。やっぱり整形外科の領分のようです。痛み止めの坐薬もしているのですが、傷みを忘れるということがありません。寝ても動いても痛い、、嫌ですね~。

さて画像は数日前の玉の湯の跡地です。がれきもかなり運ばれて更地になっています。工事現場といえば土です。気になって眺めていると、やっぱり粘土層が掘られて表土にむき出しになっています。最近は建築の工法が新しくなってきているのか、昔のように粘土層までしっかり掘り出すという現場を見ることが少なくなりました。これを逃すと、、、と思い、原料の確保のため脚の傷みをこらえて、ゴム長に移植べら片手に粘土を貰ってきました。表土の中に「おやっ」というものを発見。昔の今戸焼の碁石です。昔は高価な那智石を使ったものの代りに今戸焼製のもので碁を打つ人も少なくなかったようですし、別の使われ方として、畑や田圃に豊作祈願のため撒いたりすることもあったように考えられます。この辺りは大昔湿地や田圃だったので、あっても不思議ではありません。粘土あつめをしていたら、脚が余計痛くなってしまい、このところまとまった仕事をしていません。P1010650

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