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東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

はじめてだけど懐かしい

2011-01-06 20:16:33 | ご近所

2007_0101_000000p1011252 近所でもまだ入ったことのない店があります。

ここは志茂銀座にある日本そば屋の「壽美吉」さん。前は何度も通りすぎていたのですが、今日はじめて入ってみました。

古い日本そば屋さんでも店内をリニューアルしているところが少なくありませんが、ここの店内は懐かしい佇まい。ほーっと落ち着きます。

使い込んだ塗りのお盆がまた懐かしい。旦那さんが作ってくれている間、猫さんが登場。お客さんにあいさつしているようです。(2枚目の画像の椅子の下にちらりと写っています。)

写真に撮らせてもらおうとしたら、テーブルの下に隠れてしまいました。

旦那さんに「2階にいなさい。」と言われて上がっていきました。

椅子はそんなに新しいものではないように思いますが、背もたれにところに「壽美吉」と透かしが入っているところなどいいですね。

毎度のことながら、お蕎麦屋さんに入って、うどんを注文してしまいました。

はじめてなのに懐かしい感じのお店でした。

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王子・狐の行列

2011-01-01 09:06:14 | ご近所

2007_0101_000000p1011167 カウントダウンは王子の装束稲荷さまで迎えました。

大晦日の夜には関八州(常陸・上野・下野・安房・上総・下総・武蔵・相模)じゅうからお稲荷さまたちが王子の榎の古木に集まり、装束を整えてから王子稲荷にお詣いすると言われていて錦絵にも描かれています。その榎のあったところが現在の装束稲荷さまのはじまりだと言われています。昔は現在のお社よりももっと神谷寄りの6差路の近くだったと聞いています。

この「狐の行列」はそうした話をもとに十数年前から行われている行事です。装束稲荷さまから王子稲荷さままで、狐の扮装をした参加者の方々で提灯行列をされるわけです。今回はじめて見物に行きました。

2007_0101_000000p1011192 深夜0時にスタートするのですが、行った10時過ぎには装束稲荷さまの前で御神楽やお詣りで人が集まっていました。顔に化粧をしている人、お面を被っている人、飛び入りで参加しようという人、カメラで追いかけている人でごったがえし、不思議な雰囲気。フェデリコ・フェリーニ監督の一連の映画作品のドキュメンタリー風なシーンを思い出してしまいました。

カメラを抱えたおじさんたちには敵わない。「ごめんなさい、すみません」なんて気持ちではいい写真は撮れないんですね。「ぶつかっちゃ悪い、邪魔しちゃ悪い」ということであまりきれいな画像は撮れませんでした。2007_0101_000000p1011175

寒さのせいで足腰が痛くなってきたので、出発を見届けて帰ってきました。それにしても、いかにも手作りのお祭というところが素晴らしいですね。凝るところはひどく凝っています。

子狐さんからお年寄りの狐さままでいろんな狐さんにお会いできておもしろかったです。

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町内の火事

2010-12-20 19:15:01 | ご近所

2007_0101_000000p1011144_2 今朝のこと、十五夜さんのトイレの始末やワンちゃんのご飯を済ませ、親の朝食を準備して食べてもらっている間、ワンちゃんの朝の散歩に行きました。近くの公園の周りをまわって、自宅に向かう途中、「火事だ~」という声を聞きました。

振り返ってみると、つい先ほどわんちゃんと通りすぎた家のその奥の方から2階以上の高さの炎と真っ黒な煙がもくもくと立ち上っているではありませんか、、。その家のあたりから猫さんが飛び出してきたり、近所の人が飛び出してきました。こういう時の判断ははっきりつかないもので、犬を連れて何かお手伝いなんて考えもつかず、かえって邪魔ではないかと家に戻ったのです。じきに消防車の音が聞こえてきましたが、結構長い間複数の消防車の出動があったようです。

父を送り出したあと、用事があって駅から出かけたのですが、火事のあった近辺は人だかりや警察の立ち入り禁止テープが張り巡らせてあるようなので、まわり道しました。

帰ってきてTVのニュースを観ていたら、町内の火事のことがでてきてびっくり。原因というのが火元の家の方が飼われていたという10匹の猫さんの誰かが電気ストーブを倒したらしいのです。思い返せば、その辺りではいつも黒ぶち猫さんや白猫さんのファミリーが気持ち良さそうに日向ぼっこをしていたのです。飛び出してきた猫さんもその一員だったかもしれません。

自宅から直線距離で50m離れているかというところだし、家の親の知り合いの人もいて、今朝何もできなかったことに後ろめたさを感じたり、火に見まわれた方々にはお気の毒に思うばかりです。亡くなられた方がいなかったのがせめてもの救いです。でもあの猫さんたちはどうなったのか気になっています。

消防車の音やヘリコプターのバタバタいう音を聞いて十五夜さんも気にしていました。

折しも、十五夜さんも夜寒かろうと思い、何か暖をとれるものはないかと考えていたところですが、電気のものはやっぱり心配になりました。猫さん用ほっカイロでもあったら考えようかと思っています。


竜宮城

2010-12-07 23:27:46 | ご近所

2007_0101_000000p1011081 赤羽西、旧岩槻街道から少し入ったところにある禅寺の「普門院」さん。独特な山門で、地元では「竜宮城」の名で通っています。埼京線の車窓からも見えるのでご存じの方も多いかと思います。

また境内のパゴダもこの辺りでは独特なので子供の時から不思議な感じがしました。

昔はこの辺りにはまだ今のように大きなマンションが建っていなかったのでひときわ目立ってエキゾチックな感じでした。

この山門の門前には道灌山稲荷という小さなお稲荷さんがお祀りされていて、初午の時には今でも道の両側に古風な「地口行灯」が掛けられます。また地元で伝承されている「稲付の餅つき唄」というのが実演されるんです。こうしたものがささやかに伝えられているというのは、内輪の人間ではなくとも密かな誇りです。2007_0101_000000p1011083_2


こぶしの実

2010-11-21 17:54:50 | ご近所

2007_0101_000000p1010939 ほとんど晩秋というか、冬の入り口といった気配すらしてきます。

道路の街路樹として植えられているはなみずきやこぶしの木の実もそろそろお終いという感じになってきました。

まだ30にさしかかる頃勤めていた職場でひょんな事から労働組合に加入することになったのですが、まあ私のような世間知らずの人間でも身を守ってくれるだろう程度のことしか考えていなかったのです。

ところが知らないうちに「次はあんたが会報を執筆する番だ」と言われて泡を喰いました。私は理念とか運動とかなんて全くわかりませんから。

それで「何を書けばいいんですか?」と尋ねると、「あんたが書きたいことでいい」というので組合とは全然関係ないことを書いたのです。中身は忘れてしまいましたが、私が書けることといえば浮世ばなれしたことしかありません。食べ物か、料理のレシピか、草花の話?または歌舞伎の話?今戸焼のことはまさか書かなかったと思いますが、、、。

会報のタイトルが「こぶし」といったようでした。「やったらやりかえせ!」と振り上げる拳のことなのか、早春に白い花を咲かせる「コブシ」の木なのか、歌唱法で「こぶしを効かせる」の「こぶし」なのか、又は兵どもの「古武士」なのかさっぱりわからないので、「こぶしの花」のカットを描きました。

配ったものを読んだ人が「心温まりますね。」とか何とか言ってくれましたが、変なものだったであろうと思います。

画像の「こぶしの実」を見てもらうとおわかりになるかと思いますが、漢字で書くと「拳」とも書くのですね。どうしてかというと、実の形がげんこつの形に似ているかららしいのです。「やったらやり返せ」の拳と全く関係ないわけではないのですね。今更ひとり納得しているところです。


静勝寺の裏門

2010-11-04 16:26:03 | ご近所

2007_0101_000000p1010936 ここは赤羽でも一番知られたお寺さんです。太田道灌が築いた城跡でもあります。

正面から石段を上っての風景もいいですが、裏門からの景色は落ち着いていて好きです。門を入って左に有名な道灌堂があります。

事情があってこの春以来遠くに出掛けることができない私としては、近所で旅情を味わいたいと常々思って歩いています。

でもやっぱり遠くへ行ってみたいです。


ダイエー赤羽店・その後

2010-11-01 17:33:05 | ご近所

2007_0101_000000p1010900 夏前に閉店したダイエー赤羽店。2号館だったところは既に痕かたもなく、基礎工事が進んでいます。

画像は一号館の現在です。手前はバックヤードだったところでしょう。高校生の頃、アルバイトに応募したのですが、中台店に回されてしまい、赤羽店のバックヤードに入ったことはありませんでした。

案外感傷的な感覚はないのですが、この先、もっと高い建物なんかに変わってしまって、強風やら日陰やらできるのが嫌ですね。見慣れた町の景色が変わってしまうのも何だか、、、。


菊見

2010-11-01 17:23:29 | ご近所

2007_0101_000000p1010896 今日から11月。そろそろ年の瀬に気分が向かう時期ですが、昨夜のどしゃ降りだの、明けてからの生暖かい空気のせいか、実感が湧いてきません。

公園で菊花展をやっています。なるほどそういう時期かと、、。でも菊見というともっと空気が乾いて寒々したムードで観るもの、という先入観があります。焼き芋と一緒のような、、。

昔は団子坂の菊人形なんて見世物が年中行事だったようで、絵番付なんかも残っていますね。

そのあとの時代は両国国技館での菊人形。

歳をとったせいか、菊の花が好きになってきました。ただ、こういう大輪の花は、何故か小森のおばちゃまの頭や、レディースアートネイチャーを連想してしまい、滑稽な感じがします。

昔の百円硬貨にも大輪の菊の花のレリーフがありましたね。好きなのは花の小さな菊。

ちなみに画像に見える植木鉢がみんなプラスチック製ですね。昔は菊鉢といえば今戸焼だったのです。松の枝で燻して焼いた黒い鉢でした。


朝の景色

2010-10-29 11:17:47 | ご近所

2007_0101_000000p1010885 昨日は午前中から雨が降り出し、午後には信じなれない程寒くなりました。わが家でも台所のヒーターをつけたくらいです。

私の部屋には暖房がないので、布団にもぐるしか寒さを凌ぐ方法がありません。

夜明け頃、雨も上がって、いくらか気温も持ち直したようです。土手へ自転車を走らせました。

遠くにくっきりと姿を見せる秩父から比企にかけての山並み。すがすがしい景色とは裏腹に一抹の不安が、、、。今夜雨が降らなければいいのですが、、。


みずひきの花

2010-10-22 05:37:58 | ご近所

2007_0101_000000p1010866 志茂一丁目の空き地。塀の影にたくさん咲いていました。

「水引き」という名前が縁起がいいです。子供の頃遊んだところの日陰なんかによく見つけたものです。どんぐりの落ちている傍らなんかで、、。

「きんみずひき」という黄色い花のもあったような、、。

地味な花ですが、いかにも日本の秋といった感じがします。


印刷工場

2010-10-22 05:32:36 | ご近所

2007_0101_000000p1010869 志茂一丁目にある印刷工場。今でも操業しているのかはわかりません。戦後の日本をこうした町工場が支えていたと思うと懐かしいやら、感慨ひとしおです。いい感じの景色だと思います。倍償千恵子さんがほっかむりで登場してくれそうな、、。


電話ボックス

2010-10-20 00:44:34 | ご近所

2007_0101_000000p1010871 うちのワンちゃんといつも通り過ぎる道すがら、気がつかなかったのがこの現状。

この花、「エンゲルストランペーテ」というんだと昔ドイツで習った憶えがありますが、大きくなるんですね。すっかりボックスに凭れかかっています。ここから電話をかけるのも面白そうです。

この花、はじめて見た時、「華岡青州の妻」に出てくる「チョウセンアサガオ」によく似ているな、と思ったのですが、同じ仲間なのではないでしょうか?そうだとすれば、結構毒があるのかもしれません。「チョウセンアサガオ」の実は小説の中でも麻酔に使うくらいで、薬効もある代わりに結構毒だと聞いたような、、、。

この「トランペット」の花、昔はあまり見なかったような、、。この数年ではないでしょうか?はじめて見たのは10年以上前にドイツで見ました。

面白いのはデザートの「ティラミス」も日本でもう何年も前からどこでも売ってますが、それ以前はコンビニなんかで売っていなかったような気がします。はじめて食べたのはやっぱりドイツの友達の家。「モッツアレラチーズをトマトに挟んで食べた」のも然り。

やっぱり流行というのは西風と一緒に吹いてくるものなんでしょうかね。


梅もとのスタンドそば

2010-10-17 00:29:54 | ご近所

2007_0101_000000p1010825 大きなチェーン店なので、都内いろいろなところにありますが、ここ赤羽駅東口前にも昔からあります。記憶では、私が中学生の頃にはありました。

わが家のワンちゃんと散歩をしながら、時々立ち寄ります。というのも、ここは店先にベンチがあって、外で食べられるのです。

お相伴したがるので、ネギ抜きを頼みます。

一瞬でバクりと呑みこんでしまうので、シャッターが追いつきません。

都内でももっと中央へ行くと「小諸そば」のチェーンがありますが、赤羽にも進出してくれれば、といつも思っています。

しかし、「梅もと」も庶民的な価格で捨てたものではありません。

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区境

2010-10-09 00:29:46 | ご近所

2007_0101_000000p1010761 のんびりとした商店街の通り。

この通りが区境だと意識すると、何となく緊張感が湧いてくるのは私だけでしょうか。

右手が北区赤羽西6丁目。左が板橋区蓮沼町です。これがもっと大きな国道だったり、川だったり、山の尾根だったりすると、さもありなん、、という感じですが、、。

境を道路で直角に通り抜ける場合は大きな標識があったりしますが、ここの場合何もありません。

通りを挟んだ両側にお住まいの方たち、お互いにお向かいの「~さん」「・・・・さん」のお付き合いなはずですね。北区側の人が打ち水をすれば、板橋区に飛ぶ、って感じでしょう。何より猫さんたちはそんな事お構いなしに越境されているわけですね。

昔、東西冷戦の頃、ベルリンの壁が一軒の家を貫いている景色を観た憶えがあります。

そこまでドラマチックではなくても、もっと変わった境目の走り方って結構あるのかもしれませんね。