赤羽西、旧岩槻街道から少し入ったところにある禅寺の「普門院」さん。独特な山門で、地元では「竜宮城」の名で通っています。埼京線の車窓からも見えるのでご存じの方も多いかと思います。
また境内のパゴダもこの辺りでは独特なので子供の時から不思議な感じがしました。
昔はこの辺りにはまだ今のように大きなマンションが建っていなかったのでひときわ目立ってエキゾチックな感じでした。
この山門の門前には道灌山稲荷という小さなお稲荷さんがお祀りされていて、初午の時には今でも道の両側に古風な「地口行灯」が掛けられます。また地元で伝承されている「稲付の餅つき唄」というのが実演されるんです。こうしたものがささやかに伝えられているというのは、内輪の人間ではなくとも密かな誇りです。
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