大晦日の夜には関八州(常陸・上野・下野・安房・上総・下総・武蔵・相模)じゅうからお稲荷さまたちが王子の榎の古木に集まり、装束を整えてから王子稲荷にお詣いすると言われていて錦絵にも描かれています。その榎のあったところが現在の装束稲荷さまのはじまりだと言われています。昔は現在のお社よりももっと神谷寄りの6差路の近くだったと聞いています。
この「狐の行列」はそうした話をもとに十数年前から行われている行事です。装束稲荷さまから王子稲荷さままで、狐の扮装をした参加者の方々で提灯行列をされるわけです。今回はじめて見物に行きました。
深夜0時にスタートするのですが、行った10時過ぎには装束稲荷さまの前で御神楽やお詣りで人が集まっていました。顔に化粧をしている人、お面を被っている人、飛び入りで参加しようという人、カメラで追いかけている人でごったがえし、不思議な雰囲気。フェデリコ・フェリーニ監督の一連の映画作品のドキュメンタリー風なシーンを思い出してしまいました。
カメラを抱えたおじさんたちには敵わない。「ごめんなさい、すみません」なんて気持ちではいい写真は撮れないんですね。「ぶつかっちゃ悪い、邪魔しちゃ悪い」ということであまりきれいな画像は撮れませんでした。
寒さのせいで足腰が痛くなってきたので、出発を見届けて帰ってきました。それにしても、いかにも手作りのお祭というところが素晴らしいですね。凝るところはひどく凝っています。
子狐さんからお年寄りの狐さままでいろんな狐さんにお会いできておもしろかったです。
かわいい子狐たちの姿、、私にとっても嬉しい写真です。
10時頃行って見る事が出来るんですね、
今年は その手で行ってみたく思います、
初日の出は 出る前の血圧計が 行くな、、の 数字で また 布団の中へ
悲しいですね、、
王子田楽舞では私も毎度体験してます、
残念です
こちらこそ今年もよろしくお付き合い願います。
お神楽の旦那様から予め聞いていた話では9:20あたりから装束稲荷さまの辺りでお神楽など始まるということでした。私が着いた10:30頃には参加される狐さんたちがちらほらみえましたが、行列の体裁に並びはじめたのは11:20頃だったでしょうか???カメラマンの人たちと撮られる狐さんたちが入り混じった景色は不思議な雰囲気です。子狐さんたちは、昔ながらのお囃子とは別のお囃子を奏でていました。面白かったですよ。
人がどんどん、集まり始める頃で、お祭りのような雰囲気が楽しめました。
夕食が年越し蕎麦だけだったので、お腹が空いたのか、家族がきつね蕎麦や甘酒を買って食べていましたので、装束稲荷さんよりも、近くのテント(出店が出ている)に居る時間の方が長かったかも知れません。
早々のコメントをありがとうございます。10時頃装束稲荷にいらしたのですか?私は自転車で10時半過ぎに着いたかと思います。もしかすると知らずにお目にかかっていたのかもしれませんですね。私も今回はじめて観に行ったのです。