カルテ番号 ま・7(13)
「実は私は・・・」
と真木は自然に今の状況を話し始めていた。
「そうですか、宮司さんですか。
宮というのは神の社、神社のことですね。
宮を司る立場なのですね」
院長は宮司という言葉に関心しているようだ。
「神主さん、というのとの違いはなんでしょう?」
真木は院長の質問に答えた。
「簡単にいうと、神主というのは、神社を職場にしている人達です。
現在は神職という言い方ですが、例えれば学校の教員みたいなものです。
宮司は役職名のようなもので、その神社の社長にあたります。
学校でいえば、校長になります」
院長は少し考えて言った。
「すると、真木さんは教員でいたいが、校長は嫌だと」
真木は、その例えに笑ってしまった。
「そうですが・・・少し継ぎ足せば、教員よりも用務員でいたいのです」
「責任を負うのは、嫌だと」
次に、院長は正面からの言い方だった。
これには、真木が詰まった。
そして、改めて考えた
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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