カルテ番号 ま・7(14)
黙ってしまった真木に院長は話を続けた。
「真木さんの神の概念と私のとでは違うかもしれません。
ですから、私は真木さんの悩みや迷いは解りません。
ですから、質問のようなものです。
宮司が責任を負うのは、誰に対してですか?
神様ですか?神社の氏子さんに、ですか?」
真木は、またまた詰まってしまった。
宮司が責任を負う相手は、誰か?
神社を守る、という対象は誰か?
人間が神様を守る?
神様の責任を負う?
そんなことは滑稽なだけだ。
人間が宇宙を背負えるか・
地球を背負えるか?
山一つを背負えるか?
木一本を見守ることが出来るか?
寿命のある木でさえ、人間の寿命を遥かに超えるのだ。
神社を守る?
真木は、本当にショックだった。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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