カルテ番号 く・6(13)
風間陽水の話が最初の質問に戻った。
「法則内と法則外があるのですから、何だってアリ、になります。
霊による人の影響も何でもアリになります。
ついでに人と人、人とモノ、人と自然なども同じです。
つまり、原因追究し解決を導く方法は枠内なら通用しますが、通用しない事も多々ある、となりますね。
だから実際の方法としては、一応原因を追究し、解らなければ放り出す。
いずれにしても物事を変える方法はあるのです」
黒沢典孝は今まで何度も考えた。
何で頭痛がするのか、原因は何か?
答えが解らなかったのだから、もう原因追究はいいのだ。
そして、頭痛が消える現象があった。
「でも、これだと今後の予防にはなりません。
何かいい方法はないでしょうか?」
風間陽水は簡単に即答した。
「勝手に変わりますから、そんなに気にしないでも大丈夫ですよ。
予防が必要かどうかはわかりませんが、以前よりも頭痛は減ります」
黒沢典孝は思った。
頭痛は結構辛いのだが、そんなのでいいのか。
まるで心を読んだかのように風間陽水は言った。
「そんな程度でいいのですよ。辛かったら来て下さい」
親切なんだか、無責任なのか判らない院長だった。
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
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